前に紹介した旧聞同様、こちらももう旧聞なのだけれど(すみません)、1月末に今度は残り三つのうち、ふたつのプログラムを体験できる機会を得た。会場はあのNHKホール…の隣の小さなふれあいホール、
これからもこういう機会はあるかなと思うので簡単に会場の印象を。
まずストリームホールで聴いたものより、ずっと音がいい。ストリームホールでは各ジャンルの音楽を流していたこともあってクラシックの音を出すようになっていなかったろうし、このあたりが常設会場でのイヴェントの強みかなと思う。なので、8Kに興味がある方はまたの機会があったらぜひ、本当に行ってあげてください。この日すっごく来場者が少なくて、なにかとても寂しかったので。イヴェントは決まればここで告知されると思います(もう今年のNHK音楽祭が告知されてますね)。
ただし苦言を一つ。後方で空調の音がずっと鳴っているので、その点は私にはあまり嬉しくない。また「プロジェクターでスクリーンに8Kの映像を映写する」という場合にどれだけの表現力が得られるものかはわからないのだけれど、餅屋さんの仕事にあれこれ申し上げても仕方ないだろう。私にとっては音がメインなので気にはならなかったが、ギラギラ感は巨大モニターを使っていたストリームホールでのイヴェントのほうが強かったかな、と思いました。
●世界三大オーケストラの響き ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ハンス・アブラハムセン:オーケストラのための三つの小品
ブルックナー:交響曲第九番 ニ短調(第4楽章付・補筆完成版)
まず一曲目は世界初演のハンス・アブラハムセンの「オーケストラのための三つの小品」。3つの楽章は急→中速→緩という構成で、演奏後の場内(もちろんベルリンの方)の反応も微妙に感じられた。三楽章の終盤で映されるパーカッショニストの、地味に高い技工が要求されていたシークエンスは面白かったけど。その点、ブラームスの回に演奏されていたイェルク・ヴィトマンの曲は大受けしていたわけで、なるほどヴィトマンは人気あるんだなあなんて、あとになって思った次第。
そしてお目当ての、ブルックナーの交響曲第九番、四楽章を最後まで演奏できるようにしたヴァージョンのもの(校訂者の名を並べるととても長くなるやつ←と思っていたけど、最終的な版はコールス完成版)。ラトルとベルリン・フィルのCDで聴いて以来、実は私はこの曲をいわゆる未完成交響曲扱いしなくなったほどには感銘を受けていたものだから、この機会は本当に嬉しい。
…と思って始まった演奏なのだが、ときどき新参のメンバー(コンマスのバルグリーや、ホルンのトップを吹いていた人など)ががんばるけれどなにか緩い。テンポじゃなくて、精度が。なんというか、「ベルリン・フィルのブルックナーですから」と言いたげなオケと、四楽章版として再構成したい指揮者の間のすきま風と言いましょうか。ああまたこんな演奏聴かされちゃうのかあ、と感じていた私は昼っから出てきたこともあって少々おネムになりかけていたのだけれど。四楽章が始まったら音が変わった。精度は上がり、表現は録音よりずーっといい!テンポを動かすし、曲線的な、いわゆるブルックナー的ではない表現も駆使しつつ全力で頂点を、超越を目指す指揮者とオーケストラは疑いなく一体となっていた。終楽章だけ、録音のやつと差し替えたい、できるなら今すぐに。
なんというか、未踏峰に挑むときにはどこまでも互いを信じられる仲だった、背中は預けられる関係だけど、普段はそれほどでも…ということなのかな。そんなふうにあらためて感じ、それが彼らの時代だったのだ、と理解することにした。残念だが終わった時代のことだ、考えすぎてもどうにもならない。今後の客演でホームランを打つこともあるでしょうし、そのときはその時で楽しませていただきます。
●世界三大オーケストラの響き ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンドリス・ネルソンス
独唱:カミラ・ニュルンド(ソプラノ) ゲルヒルト・ロンベルガー(メゾソプラノ) クラウス・フロリアン・フォークト(テノール) ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)
合唱:ウィーン楽友協会合唱団
管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:交響曲第九番 ニ短調 Op.125
その後、今度はウィーン・フィルの第九として、アンドリス・ネルソンスが指揮した演奏も上映された。…うん、ステージの下が箱状になっていて、そのまま共鳴箱になってるというホールの性質がわかったよ。22.2chで得た感覚をもって過去の録音を聴いたら受け取り方が変わるかも、というくらい、ステージ上のサウンドがわかった。気がします。演奏そのものは、えーっと…小難しいことを言わないタイプ、と言えばいいかしら?(吉田秀和風)
日本公演の代役できた頃には、ここまでこのオーケストラと懇意になろうとは想像もしませんでしたねえ…実演を経験してこなかったせいか、ネルソンスがやらんとすることが、正直に申し上げてまだよくわからない。貧乏なので仕方がないのだけれど。放送や配信でもう少し聴いてみようと思います(謙虚)。
これであとはコンセルトヘボウ管の公演を何かのかたちで視聴すればなんとか8Kのこの番組コンプリートだな…なんて思っていたら、今度は今年のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ニューイヤーコンサートが8K版で放送されるのだとか。もうそこまで興味のないイヴェントなのだけれど、タイミングを見てなにか手段を探すとしましょうか。以上8K放送にちょっと詳しい私からのレポートでした。では。
2019年3月24日日曜日
2019年3月8日金曜日
「ラトルはロンドンの人になった」と理解した ~又は「BS8K、体験してみた!」
これまた旧聞で申し訳ない。昨年の12月の話。
NHKが放送を開始したBS8K、なんとその音声は22.2chだという。故あって見に行ったNHKスタジオパークの中にそれを体験できる部屋があるのだけれど、これが部屋中随所にスピーカーを仕込んであるという状態で、自分の家がそうなる未来が全く見えない(笑)という悩ましい一品でありまして。
ああこれは無理だわ、と思っていたところで知ったイヴェントがこちら。
●4K・8Kスーパーハイビジョンパーク
渋谷のストリームなるビルで開催された、入場無料の体験イヴェントですね。440インチの画面で8Kが体験できます、あと現在開発中の技術が展示されます、という感じのもの。まあなんですか、そこでアイドルさんやポピュラーのライヴしかやらないなら興味も持たないところなのですが、BS8Kではひそかにこんな番組を放送しているんですよ。それをちゃんとしたスペックで見てみたいなあ聴いてみたいなあ、と思っていた私には見逃せないイヴェントでもありまして、短い会期中でこの番組が見られる日は日曜日のみ、しかし幸いにもそれはサー・サイモン・ラトルとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の最後のシーズンの演奏会であると来た。それはねえ、行くしかないんですよ、私としては。
●ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏会
指揮:サー・サイモン・ラトル
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
イェルク・ヴィトマン:火山の踊り
ヴィトルド・ルトスワフスキ:交響曲第三番
ブラームス:交響曲第一番 ハ短調 Op.68
はじめはね、割と好きなブルックナーの交響曲第九番の四楽章版を見せてくれよ、って思わなくもなかったんです。いや今でも見たいし聴きたいけど!それでも曲順に現代から19世紀へと遡るこのプログラム、「ああ、らしいなあ」と思って楽しみにしていましたしある程度以上は満足できたんです。大スクリーン(というかモニターですね)で見るコンサートの精細な映像は、時折違和感があっても(後述)最近目が悪くなってきた私がライヴで見る以上の情報量であるし(けっこう哀しい)、さすがに音声はライヴで聴いたほうがいいけれど(これも後述)迫力ある音楽を楽しめた、と思う。だがしかし、である。やはりこれは彼らの最後のシーズンで、それはいろいろな意味で限界を感じさせるものだった、とは言わなければなるまい。
前半は文句なしに楽しめた。ヴィトマンの新作は、ムーディーな入退場曲で挟まれた、複雑だけれど聴きやすい現代の作品だ。実演で体験してみたく思う、できたらミューザ川崎シンフォニーホールで。
続くルトスワフスキは、近現代以降の作品が視覚的にも楽しめる作品であることを存分に示すもの(チャンス・オペレーションを導入した作品は音だけで聴いても駄目ですね、とも言える)。ラトルの指揮は冴えるし、ベルリン・フィルの全力はよく知らない曲をも最良の形で示してくれるから十分以上に演奏が楽しめた。
もしプログラムがここまでなら私は大満足で帰路につけたと思う。高い機能と表現力を持つオーケストラが、ここまで新しい音楽に積極的に取り組むさまを見られるのは素敵なことだ、それが大好きなラトルの指揮なのだからなおのこと。問題は後半のブラームスだ。レコーディングもあって、来日公演でも演奏されたこの曲で、演奏が悪いなんてことはさすがにない。うん、悪くない。でもこの人たちの演奏が「悪くない」くらいで良いわけがないでしょうが!音自体の説得力が、表現力があればオーケストラ演奏として十全たり得るか?否、なのだ。
何がダメだったか、といえばつまるところコミュニケーションのなさ、につきる。最高のプレイヤーたちはそのプライドゆえなのか伝統を重んじる故なのか、ラトルが示したテンポを完全に無視する場面が何度かあった。こんな場面はさすがに、見たくはなかった。最終年度にロンドンとのかけもちになることで懸念して、つまり予想できていたことではあったけれど。
オーケストラにとってブラームス演奏の伝統がそこまで大事であることは理解する、しかしそれでも、ここまでのディスコミュニケーションを演奏会で、映像で(それも鮮明に!)示されるのはなんとも辛い。ラトルは着任からずっとオーケストラを尊重しながら自分の音楽を実現するため全力を尽くしたと思うが、その微妙な距離感は最終年度になっても変わらなかった。ご祝儀というか餞別になるようなコンサートすら作らないのがベルリンのプライドからなのか、ラトルへの不同意の表明かはわからないけれど、なんとも重たい気分になる演奏でコンサートは終わった。嗚呼、ラトルのベルリン時代は終わったのだ、そう、したたかに理解させられた思いである。これが録音だけなら何も感じず、(ちょっとアンサンブルゆるめだな)くらいで終わっていたかもしれないことを思うと、なんとも複雑な気持ちになる。まあ、(信頼できない語り手による証言ではあるが)クリムトの真似をしてこう言っておくしかないのだろう、「終わった!」と。
さて、8Kの映像はその大画面と精細さで視聴者を没入させる、というのが売りのようだけれど、コンサート映像を楽しむには少々諸刃にも思えた。集中してコンサートを体験しているとき、聴き手は耳も目もフルに駆使して楽しんでいる、だから聴き手は音に反応して指揮者を、奏者を見る。また聴き手が知っている曲ならば、これから来る聴かせどころを演奏者がどう演奏するか期待を込めて先回りして見ていたりするものだ。だが収録された映像では、カメラマンが収めたもの、ディレクターが示そうとしたポイントが映されるから、そこで視聴者はライヴならではの見方はできない。画面に没入できるからこそ、そうした「コンサートでは自然にできること」とのズレが気にかかるところがあった。
そして22.2chの音声だが、これは当然だけれど正面からの音が強いものでサラウンド性がよくわからない(おい)。いや拍手の際の囲まれ感はかなりのものでしたけどね。だが一番の問題は、収録の段階でより緻密な音が録れなかったものか、ということだ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を何度か体験した印象だけれど、このオーケストラの音はどれだけのフォルテッシモでも細部が潰れない驚異のアンサンブルが魅力だと私は考えている。それは作品がシュトラウスでもマーラーでも、ブラームスでもそうだった。だがこの日聴けた音は、残念ながらフォルテッシモで音が平面的になってしまい、直接音が強いトランペットやティンパニに支配されてしまうものだった。これがフィルハーモニーの音なんですよ、と言われたらそれまでではあるけれど、私がミューザとサントリーで聴けたのはもっといい音だった。
ただ、これがテクノロジーとしての22.2chの問題か、録音の問題か会場のハードウェアの問題かは即断できないのでここまで。映像、音声のどちらも高い能力、そして活用の可能性は感じたけれど、それ故の悩ましさも生じるものだというのが一度経験しての8Kの感想である。
**********
さて、こんなふうにラトルのベルリン時代の総括をした私は、その足でついタワーレコードに向かってしまい、そこでこんなものを買ってしまった。安かったし。
この日は「レコードアカデミー賞おめでとう」キャンペーンはまだ始まっていなくて、しかし以前のセール価格で置かれていたこの一枚。いや三枚組だけど。
ベルリン・フィルと同様に、自身のレーベルでのソフト販売やネット配信に力を入れるロンドン響との仕事は、すでにYouTubeやCD、DVD・Blu-rayで披露されているし、なにより昨年来日してますわね。貧民だから行けませんでしたけど。そのコンサートの映像を見ていたから、余計にこの日見た指揮者とオーケストラとのズレは衝撃的に厳しいものに感じられたのですね。そのへんの話は、あとで録画をチェックしてから少し書きます。
ともあれ。これで私も一つの踏ん切りがつけられまして、ようやくラトルのロンドン響時代を始められました。そんなわけでこの記事のタイトルがこうなったわけでした。どんとはらい。
NHKが放送を開始したBS8K、なんとその音声は22.2chだという。故あって見に行ったNHKスタジオパークの中にそれを体験できる部屋があるのだけれど、これが部屋中随所にスピーカーを仕込んであるという状態で、自分の家がそうなる未来が全く見えない(笑)という悩ましい一品でありまして。
ああこれは無理だわ、と思っていたところで知ったイヴェントがこちら。
●4K・8Kスーパーハイビジョンパーク
渋谷のストリームなるビルで開催された、入場無料の体験イヴェントですね。440インチの画面で8Kが体験できます、あと現在開発中の技術が展示されます、という感じのもの。まあなんですか、そこでアイドルさんやポピュラーのライヴしかやらないなら興味も持たないところなのですが、BS8Kではひそかにこんな番組を放送しているんですよ。それをちゃんとしたスペックで見てみたいなあ聴いてみたいなあ、と思っていた私には見逃せないイヴェントでもありまして、短い会期中でこの番組が見られる日は日曜日のみ、しかし幸いにもそれはサー・サイモン・ラトルとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の最後のシーズンの演奏会であると来た。それはねえ、行くしかないんですよ、私としては。
●ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 演奏会
指揮:サー・サイモン・ラトル
管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
イェルク・ヴィトマン:火山の踊り
ヴィトルド・ルトスワフスキ:交響曲第三番
ブラームス:交響曲第一番 ハ短調 Op.68
はじめはね、割と好きなブルックナーの交響曲第九番の四楽章版を見せてくれよ、って思わなくもなかったんです。いや今でも見たいし聴きたいけど!それでも曲順に現代から19世紀へと遡るこのプログラム、「ああ、らしいなあ」と思って楽しみにしていましたしある程度以上は満足できたんです。大スクリーン(というかモニターですね)で見るコンサートの精細な映像は、時折違和感があっても(後述)最近目が悪くなってきた私がライヴで見る以上の情報量であるし(けっこう哀しい)、さすがに音声はライヴで聴いたほうがいいけれど(これも後述)迫力ある音楽を楽しめた、と思う。だがしかし、である。やはりこれは彼らの最後のシーズンで、それはいろいろな意味で限界を感じさせるものだった、とは言わなければなるまい。
前半は文句なしに楽しめた。ヴィトマンの新作は、ムーディーな入退場曲で挟まれた、複雑だけれど聴きやすい現代の作品だ。実演で体験してみたく思う、できたらミューザ川崎シンフォニーホールで。
続くルトスワフスキは、近現代以降の作品が視覚的にも楽しめる作品であることを存分に示すもの(チャンス・オペレーションを導入した作品は音だけで聴いても駄目ですね、とも言える)。ラトルの指揮は冴えるし、ベルリン・フィルの全力はよく知らない曲をも最良の形で示してくれるから十分以上に演奏が楽しめた。
もしプログラムがここまでなら私は大満足で帰路につけたと思う。高い機能と表現力を持つオーケストラが、ここまで新しい音楽に積極的に取り組むさまを見られるのは素敵なことだ、それが大好きなラトルの指揮なのだからなおのこと。問題は後半のブラームスだ。レコーディングもあって、来日公演でも演奏されたこの曲で、演奏が悪いなんてことはさすがにない。うん、悪くない。でもこの人たちの演奏が「悪くない」くらいで良いわけがないでしょうが!音自体の説得力が、表現力があればオーケストラ演奏として十全たり得るか?否、なのだ。
何がダメだったか、といえばつまるところコミュニケーションのなさ、につきる。最高のプレイヤーたちはそのプライドゆえなのか伝統を重んじる故なのか、ラトルが示したテンポを完全に無視する場面が何度かあった。こんな場面はさすがに、見たくはなかった。最終年度にロンドンとのかけもちになることで懸念して、つまり予想できていたことではあったけれど。
オーケストラにとってブラームス演奏の伝統がそこまで大事であることは理解する、しかしそれでも、ここまでのディスコミュニケーションを演奏会で、映像で(それも鮮明に!)示されるのはなんとも辛い。ラトルは着任からずっとオーケストラを尊重しながら自分の音楽を実現するため全力を尽くしたと思うが、その微妙な距離感は最終年度になっても変わらなかった。ご祝儀というか餞別になるようなコンサートすら作らないのがベルリンのプライドからなのか、ラトルへの不同意の表明かはわからないけれど、なんとも重たい気分になる演奏でコンサートは終わった。嗚呼、ラトルのベルリン時代は終わったのだ、そう、したたかに理解させられた思いである。これが録音だけなら何も感じず、(ちょっとアンサンブルゆるめだな)くらいで終わっていたかもしれないことを思うと、なんとも複雑な気持ちになる。まあ、(信頼できない語り手による証言ではあるが)クリムトの真似をしてこう言っておくしかないのだろう、「終わった!」と。
さて、8Kの映像はその大画面と精細さで視聴者を没入させる、というのが売りのようだけれど、コンサート映像を楽しむには少々諸刃にも思えた。集中してコンサートを体験しているとき、聴き手は耳も目もフルに駆使して楽しんでいる、だから聴き手は音に反応して指揮者を、奏者を見る。また聴き手が知っている曲ならば、これから来る聴かせどころを演奏者がどう演奏するか期待を込めて先回りして見ていたりするものだ。だが収録された映像では、カメラマンが収めたもの、ディレクターが示そうとしたポイントが映されるから、そこで視聴者はライヴならではの見方はできない。画面に没入できるからこそ、そうした「コンサートでは自然にできること」とのズレが気にかかるところがあった。
そして22.2chの音声だが、これは当然だけれど正面からの音が強いものでサラウンド性がよくわからない(おい)。いや拍手の際の囲まれ感はかなりのものでしたけどね。だが一番の問題は、収録の段階でより緻密な音が録れなかったものか、ということだ。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を何度か体験した印象だけれど、このオーケストラの音はどれだけのフォルテッシモでも細部が潰れない驚異のアンサンブルが魅力だと私は考えている。それは作品がシュトラウスでもマーラーでも、ブラームスでもそうだった。だがこの日聴けた音は、残念ながらフォルテッシモで音が平面的になってしまい、直接音が強いトランペットやティンパニに支配されてしまうものだった。これがフィルハーモニーの音なんですよ、と言われたらそれまでではあるけれど、私がミューザとサントリーで聴けたのはもっといい音だった。
ただ、これがテクノロジーとしての22.2chの問題か、録音の問題か会場のハードウェアの問題かは即断できないのでここまで。映像、音声のどちらも高い能力、そして活用の可能性は感じたけれど、それ故の悩ましさも生じるものだというのが一度経験しての8Kの感想である。
**********
さて、こんなふうにラトルのベルリン時代の総括をした私は、その足でついタワーレコードに向かってしまい、そこでこんなものを買ってしまった。安かったし。
この日は「レコードアカデミー賞おめでとう」キャンペーンはまだ始まっていなくて、しかし以前のセール価格で置かれていたこの一枚。いや三枚組だけど。
ベルリン・フィルと同様に、自身のレーベルでのソフト販売やネット配信に力を入れるロンドン響との仕事は、すでにYouTubeやCD、DVD・Blu-rayで披露されているし、なにより昨年来日してますわね。貧民だから行けませんでしたけど。そのコンサートの映像を見ていたから、余計にこの日見た指揮者とオーケストラとのズレは衝撃的に厳しいものに感じられたのですね。そのへんの話は、あとで録画をチェックしてから少し書きます。
ともあれ。これで私も一つの踏ん切りがつけられまして、ようやくラトルのロンドン響時代を始められました。そんなわけでこの記事のタイトルがこうなったわけでした。どんとはらい。
2017年6月12日月曜日
ノット指揮 東響によるコンサートオペラ「ドン・ジョヴァンニ」キャスト発表!
こんにちは。千葉です。注目の公演情報ですよ。
昨年末に「コジ・ファン・トゥッテ」が大好評裏に開催されたノット&東響@ミューザ川崎シンフォニーホールのコンサートオペラ第二弾は「ドン・ジョヴァンニ」です。やったね!(この作品も大好きなので)
注目のキャストが15日に発表されました。以下のメンバーがこの12月、ミューザ川崎シンフォニーホールに登場します。
ドン・ジョヴァンニ:ミヒャエル・ナジ
Don Giovanni: Michael Nagy
レポレッロ:シェンヤン(沈羊)
Leporello: Shenyang
ドンナ・アンナ:ローラ・エイキン
Donna Anna: Laura Aikin
ドン・オッターヴィオ:アンドリュー・ステープルズ
Don Ottavio: Andrew Staples
騎士長:リアン・リ
Commendatore: Liang Li
ドンナ・エルヴィーラ:エンジェル・ブルー
Donna Elvira: Angel Blue
マゼット:クレシミル・ストラジャナッツ
Masetto: Kresimir Strazanac
ツェルリーナ:カロリーナ・ウルリヒ
Zerlina: Carolina Ullrich
現時点ではドン・ジョヴァンニの彼はラトルの「魔笛」にも出ていたなあ、とかマゼット役のストラジャナッツが「ワルシャワの生き残り」&ドイツ・レクイエムのときに来た彼ですね、くらいしか書けませんし。
※ドン・オッターヴィオ決定につき更新しています。
****************
なおチケットの発売は6月ですが、この公演を含む三公演を「スペシャル・オーケストラ・シリーズ」として3月に先行販売します。大好きなコンセルトヘボウ管がついに新首席指揮者ダニエレ・ガッティとの来日を果たす公演、そしてサー・サイモン・ラトル最後のベルリン・フィルとのツアー、そしてこの「ドン・ジョヴァンニ」を確実に入手する好機ですよ!(垂涎のあまり涙目で書いています)
※追記。ベルリン・フィル完売しました(あたりまえですが、いちおうね)
ということで12月10日(日)は今から予定を開けておいてくださいね!というご案内でした。ではまた、ごきげんよう。
※今年はなんと一回しかステージがない!という悲しい現実がございます。昨年は二回だったから、初日ミューザの感想を受けて池袋に行かれた方もいらしたことでしょうに…
であれば仕方がないのです、ぜひ12月10日に!チケットはこちらで!
注目のキャストが15日に発表されました。以下のメンバーがこの12月、ミューザ川崎シンフォニーホールに登場します。
ドン・ジョヴァンニ:ミヒャエル・ナジ
Don Giovanni: Michael Nagy
レポレッロ:シェンヤン(沈羊)
Leporello: Shenyang
ドンナ・アンナ:ローラ・エイキン
Donna Anna: Laura Aikin
ドン・オッターヴィオ:アンドリュー・ステープルズ
Don Ottavio: Andrew Staples
騎士長:リアン・リ
Commendatore: Liang Li
ドンナ・エルヴィーラ:エンジェル・ブルー
Donna Elvira: Angel Blue
マゼット:クレシミル・ストラジャナッツ
Masetto: Kresimir Strazanac
ツェルリーナ:カロリーナ・ウルリヒ
Zerlina: Carolina Ullrich
現時点ではドン・ジョヴァンニの彼はラトルの「魔笛」にも出ていたなあ、とかマゼット役のストラジャナッツが「ワルシャワの生き残り」&ドイツ・レクイエムのときに来た彼ですね、くらいしか書けませんし。
※ドン・オッターヴィオ決定につき更新しています。
****************
なおチケットの発売は6月ですが、この公演を含む三公演を「スペシャル・オーケストラ・シリーズ」として3月に先行販売します。大好きなコンセルトヘボウ管がついに新首席指揮者ダニエレ・ガッティとの来日を果たす公演、そしてサー・サイモン・ラトル最後のベルリン・フィルとのツアー、そしてこの「ドン・ジョヴァンニ」を確実に入手する好機ですよ!(垂涎のあまり涙目で書いています)
※追記。ベルリン・フィル完売しました(あたりまえですが、いちおうね)
ということで12月10日(日)は今から予定を開けておいてくださいね!というご案内でした。ではまた、ごきげんよう。
※今年はなんと一回しかステージがない!という悲しい現実がございます。昨年は二回だったから、初日ミューザの感想を受けて池袋に行かれた方もいらしたことでしょうに…
であれば仕方がないのです、ぜひ12月10日に!チケットはこちらで!
2017年1月29日日曜日
1/29(30)「五嶋みどり バッハを奏でる/ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2016」放送
こんにちは。千葉です。
放送予定のご案内、今月最後のプレミアムシアター(NHK BS)です。放送は1月29日深夜24:00~(30日未明0:00~)です。
●五嶋みどり バッハを奏でる
2015年の録音も話題となった五嶋みどりのヨハン・ゼバスティアン・バッハによる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ、映像版の登場です。収録は2016年、ケーテン城が会場とのこと(Googleマップ様はその大雑把な情報だとどこだかわからないよ、とお怒りですが)。一人舞台、楽しみにしましょう。
●ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2016
えー2017年は春節にあわせるかのようにこのタイミングで始まります。誰がなんと言おうと、ここが新年の起点です。どうしても太陽暦に合わせたいというならかつてのように生中継をしていただきたいものですな!(時差は誤差として無視←ご都合)
…先日の記事で紹介したとおり、今年からサー・サイモン・ラトルはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とロンドン交響楽団を率いる立場になり、翌年のシーズンからはロンドンの人になってこういうお決まりのイヴェントからは少し遠ざかるわけです。であれば我らが公共放送様もあまり彼の演奏会を放送してくれなくなるわけで、なんとも残念なことではあるのです。ロンドン響はこの好機を逃すまいとばかりに、これまでとは人が変わったように発信しまくりになっていますが(笑)。そう考えればこれからのこういう放送は貴重なものになっていきますので、努々お見逃しなきよう(どこかの政治家さんならドドって読んでくれそうなのであえて漢字にしてみた)。…誰ですか「どうせそのうちプロジットノイヤールとか言うから」なんて考えてるのは(笑)。
少し調べてみたのですが、残念ながらジルヴェスターコンサートはベルリン・フィルの管理外にあるようで(もしくはリージョン管理をされている)、予告などもないんですよYouTubeだと。そして五嶋みどりの映像については正直に申し上げて初耳でしたし。ということで今回は非常に地味な記事として公開しちゃいますね。
ではまた、ごきげんよう。
放送予定のご案内、今月最後のプレミアムシアター(NHK BS)です。放送は1月29日深夜24:00~(30日未明0:00~)です。
●五嶋みどり バッハを奏でる
2015年の録音も話題となった五嶋みどりのヨハン・ゼバスティアン・バッハによる無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ、映像版の登場です。収録は2016年、ケーテン城が会場とのこと(Googleマップ様はその大雑把な情報だとどこだかわからないよ、とお怒りですが)。一人舞台、楽しみにしましょう。
●ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2016
えー2017年は春節にあわせるかのようにこのタイミングで始まります。誰がなんと言おうと、ここが新年の起点です。どうしても太陽暦に合わせたいというならかつてのように生中継をしていただきたいものですな!(時差は誤差として無視←ご都合)
…先日の記事で紹介したとおり、今年からサー・サイモン・ラトルはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とロンドン交響楽団を率いる立場になり、翌年のシーズンからはロンドンの人になってこういうお決まりのイヴェントからは少し遠ざかるわけです。であれば我らが公共放送様もあまり彼の演奏会を放送してくれなくなるわけで、なんとも残念なことではあるのです。ロンドン響はこの好機を逃すまいとばかりに、これまでとは人が変わったように発信しまくりになっていますが(笑)。そう考えればこれからのこういう放送は貴重なものになっていきますので、努々お見逃しなきよう(どこかの政治家さんならドドって読んでくれそうなのであえて漢字にしてみた)。…誰ですか「どうせそのうちプロジットノイヤールとか言うから」なんて考えてるのは(笑)。
少し調べてみたのですが、残念ながらジルヴェスターコンサートはベルリン・フィルの管理外にあるようで(もしくはリージョン管理をされている)、予告などもないんですよYouTubeだと。そして五嶋みどりの映像については正直に申し上げて初耳でしたし。ということで今回は非常に地味な記事として公開しちゃいますね。
ではまた、ごきげんよう。
2017年1月25日水曜日
ロンドン交響楽団、ラトルとのシーズンプログラム発表
こんにちは。千葉です。
国内の情報も追いきれていないくせに海外の話ですが、こればっかりは仕方ない、サー・サイモン・ラトルがからむ話なのだから。ファンなので。
●LONDON SYMPHONY ORCHESTRA UNVEILS FUTURE PLANS
1月17日に、ロンドン交響楽団が次期シーズンのプログラムを発表しました。というお話です。併せて新シーズンのヴィジュアル・アイデンティティも発表されました。力入り過ぎだろう、この時点で、と言いたくなる程のやる気です。
肝心のプログラムは、と見れば「開幕していきなりラトルとの10日間のお祝いイヴェント」「お祝いも含めて六つのシーズンを通じた縦糸となるテーマを用意」「アウトリーチ活動の充実」「英国人作曲家の特集」などなど、千葉の雑な意訳は間違っているかもしれないけれど(おい)ロンドン響のやる気は本物です。ちなみにBBCはこう伝えています。皆さん嬉しそうで何よりです。ステップダウンになどしてやるものか、という気迫を感じずにはいられませんよ。素晴らしい。
(個人的には、発表時期がメイ首相のブリグジットに関する演説にぶつかってしまったことで変な意味付けをされなければいいのだが、という感じ取りはしています。誰だって好きな音楽家がフルトヴェングラーみたいな面倒に巻き込まれてほしくないっすよ。いやほんとにね)
何がやる気だと言ってここ最近のラトルによる公演の力の入り具合ですよ。先週末はピーター・セラーズの演出によるリゲティの歌劇「グラン・マカブル」(セミステージ形式)だったんです。この作品を得意とする面々※による舞台、映像化されないのかしら…
※この異様な作品に対してこういうと冗談みたいに聞こえますが、こう言っていい人が集まっている貴重な公演であったように見受けられます。こちらの動画は公演を前にセラーズが作品と過去の、今回の演出について語ったものです
そして19日にはマーク・アンソニー・タネジの新作(世界初演)とマーラーの交響曲第六番によるコンサートを開催するのですが、そのコンサートはこの記事で動画を使用しているロンドン交響楽団のYouTube公式チャンネルとMedici.tv、そしてFacebookからライヴ配信するのですよ。なんだろうこのやる気。
で、こちらはそのコンサートのトレイラー。
役者さん使ったのかなやる気だなおい、とも思ったのですが、これはこちらの首席パーカッショニストの方かな…とりあえず彼はハンマーを得ました。振り下ろされるのは二度か三度かわからないけれど、とりあえず日本時間今晩の深夜です。詳しくはこちら、みんなで見よう!(おいおい)
サー・サイモン・ラトルの今年の来日公演が聴けるとは思えないけれど(哀しい)、その活躍が続いていることが伝わり、オンラインではあっても演奏が聴けるのは悪いことじゃあない、そう思うことにしてこれからニュースを見かけたら拾いますよ、という意思表示の記事でございました、ファン丸出しでごめんなさい(笑)。ではまた、ごきげんよう。
※追記
コンサート前半のタネジ作品はまだみたいですが、メインのマーラーは配信が始まっております。ぜひ。
→1/25追記。前半も含めた完全版がアップされましたので、動画を差し替えました。さあ聴きますかね!(まだ時間が取れないけど…)
国内の情報も追いきれていないくせに海外の話ですが、こればっかりは仕方ない、サー・サイモン・ラトルがからむ話なのだから。ファンなので。
●LONDON SYMPHONY ORCHESTRA UNVEILS FUTURE PLANS
1月17日に、ロンドン交響楽団が次期シーズンのプログラムを発表しました。というお話です。併せて新シーズンのヴィジュアル・アイデンティティも発表されました。力入り過ぎだろう、この時点で、と言いたくなる程のやる気です。
肝心のプログラムは、と見れば「開幕していきなりラトルとの10日間のお祝いイヴェント」「お祝いも含めて六つのシーズンを通じた縦糸となるテーマを用意」「アウトリーチ活動の充実」「英国人作曲家の特集」などなど、千葉の雑な意訳は間違っているかもしれないけれど(おい)ロンドン響のやる気は本物です。ちなみにBBCはこう伝えています。皆さん嬉しそうで何よりです。ステップダウンになどしてやるものか、という気迫を感じずにはいられませんよ。素晴らしい。
(個人的には、発表時期がメイ首相のブリグジットに関する演説にぶつかってしまったことで変な意味付けをされなければいいのだが、という感じ取りはしています。誰だって好きな音楽家がフルトヴェングラーみたいな面倒に巻き込まれてほしくないっすよ。いやほんとにね)
何がやる気だと言ってここ最近のラトルによる公演の力の入り具合ですよ。先週末はピーター・セラーズの演出によるリゲティの歌劇「グラン・マカブル」(セミステージ形式)だったんです。この作品を得意とする面々※による舞台、映像化されないのかしら…
※この異様な作品に対してこういうと冗談みたいに聞こえますが、こう言っていい人が集まっている貴重な公演であったように見受けられます。こちらの動画は公演を前にセラーズが作品と過去の、今回の演出について語ったものです
そして19日にはマーク・アンソニー・タネジの新作(世界初演)とマーラーの交響曲第六番によるコンサートを開催するのですが、そのコンサートはこの記事で動画を使用しているロンドン交響楽団のYouTube公式チャンネルとMedici.tv、そしてFacebookからライヴ配信するのですよ。なんだろうこのやる気。
で、こちらはそのコンサートのトレイラー。
役者さん使ったのかなやる気だなおい、とも思ったのですが、これはこちらの首席パーカッショニストの方かな…とりあえず彼はハンマーを得ました。振り下ろされるのは二度か三度かわからないけれど、とりあえず日本時間今晩の深夜です。詳しくはこちら、みんなで見よう!(おいおい)
サー・サイモン・ラトルの今年の来日公演が聴けるとは思えないけれど(哀しい)、その活躍が続いていることが伝わり、オンラインではあっても演奏が聴けるのは悪いことじゃあない、そう思うことにしてこれからニュースを見かけたら拾いますよ、という意思表示の記事でございました、ファン丸出しでごめんなさい(笑)。ではまた、ごきげんよう。
※追記
コンサート前半のタネジ作品はまだみたいですが、メインのマーラーは配信が始まっております。ぜひ。
→1/25追記。前半も含めた完全版がアップされましたので、動画を差し替えました。さあ聴きますかね!(まだ時間が取れないけど…)
2016年12月29日木曜日
12月30日に「ベルリン・フィル ドキュメント&第九演奏会」放送
こんにちは。千葉です。
これから新年に向けて心を入れ替えて(甘い)、放送予定とその感想をブログのコンテンツとして一つの記事に書き残すことにします。
●ベルリン・フィル ドキュメント&第九演奏会
12月30日の19時からBSフジにて、ドキュメンタリー「Living with BEETHOVEN ~ベートーヴェンと生きる」と、ベルリンでのベートーヴェン交響曲全曲演奏会から第九番が放送されます。
…放送局からてっきり、今年の来日公演を取り上げるものかと思っていましたが、配信やレコーディングでも聴かれるベルリンでの演奏でした。ともあれ、聴けること自体がありがたいのであります。放送によって広く聴かれ、見られることをそれなりに長い間ラトルのファンをしております私も喜ばしく思い次第でございます。にしても、ですよ。さらっと「巨匠ラトル」って書かれる時代になったんですなあ…(ストラヴィンスキーばっかり再販されていたあの頃を思い出しつつ)
それにしても、この馴染みっぷりはなんでしょうかベルリン・フィル様。もう日本で定期やっちゃえよ、本拠地をミューザ川崎シンフォニーホールにしちゃえよ(目が本気)。
年末っぽい話をしたところでひとまずはおしまい。後日、放送もしくは録画を視聴して感想を追加してこの記事は更新終了といたします。ではまた。(未完)
これから新年に向けて心を入れ替えて(甘い)、放送予定とその感想をブログのコンテンツとして一つの記事に書き残すことにします。
●ベルリン・フィル ドキュメント&第九演奏会
12月30日の19時からBSフジにて、ドキュメンタリー「Living with BEETHOVEN ~ベートーヴェンと生きる」と、ベルリンでのベートーヴェン交響曲全曲演奏会から第九番が放送されます。
…放送局からてっきり、今年の来日公演を取り上げるものかと思っていましたが、配信やレコーディングでも聴かれるベルリンでの演奏でした。ともあれ、聴けること自体がありがたいのであります。放送によって広く聴かれ、見られることをそれなりに長い間ラトルのファンをしております私も喜ばしく思い次第でございます。にしても、ですよ。さらっと「巨匠ラトル」って書かれる時代になったんですなあ…(ストラヴィンスキーばっかり再販されていたあの頃を思い出しつつ)
それにしても、この馴染みっぷりはなんでしょうかベルリン・フィル様。もう日本で定期やっちゃえよ、本拠地をミューザ川崎シンフォニーホールにしちゃえよ(目が本気)。
ああ、来年の来日公演聴けないかなあ聴きたいなあ…(超望遠)そうだ初詣でお祈りしよう(行かないくせに言ってみた)。12月30日(金)19時より、BSフジでラトル指揮ベルリン・フィルのベートーヴェン「第9」およびベルリンでのベートーヴェン交響曲全曲ツィクルスをめぐるドキュメンタリーが放送されます。年末の「第9」は、これで決まり!ぜひご覧ください。https://t.co/yVLrWCfspp— ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (@BerlinPhilJapan) 2016年12月27日
年末っぽい話をしたところでひとまずはおしまい。後日、放送もしくは録画を視聴して感想を追加してこの記事は更新終了といたします。ではまた。(未完)
2016年3月13日日曜日
話題の新作、バレエ、そして新年へ…(三題噺にはならない
こんにちは。千葉です。
さて、ちょっと前置きを書きにくい気分にございます故さっさと本題へ。公共放送の誇る文化系看板番組、プレミアムシアター3月の予定ですよ。
●3月14日(月)【3月13日(日)深夜】午前0時~4時5分
・ドキュメンタリー『海、静かな海 フクシマへのレクイエム』
・ハンブルク国立歌劇場公演 歌劇『Stilles Meer 海、静かな海』【5.1サラウンド】
・アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル
番組の前半が、先日ハンブルク国立歌劇場で初演された細川俊夫の歌劇「Stilles Meer 海、静かな海」の初演をめぐるドキュメンタリ&実際の舞台です。1月の初演から、あの地震の日に近いタイミングで放送できるよう努力されたことでしょう、尽力された公共放送文化部各位に最高の敬意を。
後半は再放送、アンドラーシュ・シフのピアノ・リサイタル(2014年3月19日 東京オペラシティコンサートホール)です。録画を逃されていた方はこの機会にぜひ。
●3月21日(月)【3月20日(日)深夜】午前0時~3時30分
・英国ロイヤル・バレエ・ガラ【5.1サラウンド】
・マリインスキー・バレエ公演『アンナ・カレーニナ』【5.1サラウンド】
この週はバレエ週。前半が英国ロイヤル・バレエの短めの演目を並べたガラ(ライブビューイング上映済演目)、後半がマリインスキー・バレエの「アンナ・カレーニナ」です。
「アンナ・カレーニナ」はこのプロダクションであってますかしら(バレエには弱い自覚あり)。
●3月28日(月)【3月27日(日)深夜】午前0時~
・ダニエレ・ガッティ指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 2015オープニング・コンサート【5.1サラウンド】
・ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2015 【5.1サラウンド】
番組後半にようやく2016年が始まりますねえ(お決まり)、と先走らずに前半から。
昨シーズンでマリス・ヤンソンスが退任して、ダニエレ・ガッティを迎えたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は果たしてどうなるのか、彼でいいのか悪いのか。少なからぬ音楽ファンがこの人選のもたらす結果を気にしているだろうRCOの今後への第一歩、まずは黙って聴いてみましょうよ!(解説者風)
なお開幕公演のゲストはヨーヨー・マで、曲はショスタコーヴィチの第一番。オーマンディとの盤で彼の演奏を聴いている人も多いでしょうから聴き比べもまた一興でござろう(大河ドラマを流している影響)。2015年9月10日、ご存知コンセルトヘボウでのコンサートです。
後半が、恒例のベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2015。指揮はサー・サイモン・ラトル、ヴァイオリンにアンネ・ゾフィー・ムターを招いたフランス音楽によるコンサートでした。いやあ、待ったなあ…
にしても。ラトル、ウィーンのニューイヤーに招かれたら絶対にやりますね「ラ・ヴァルス」。期待して待とうっと(何年待つ気だ)。
*************
BSプレミアムの看板番組といえば、この前最終回を迎えた「ザ・プロファイラー」はどうしてあんな人選でゴジラを取り上げてしまったのか。彼の「批評」はああなるに決まっているのに…と、他山の石とすることにします。ではまた、ごきげんよう。
さて、ちょっと前置きを書きにくい気分にございます故さっさと本題へ。公共放送の誇る文化系看板番組、プレミアムシアター3月の予定ですよ。
●3月14日(月)【3月13日(日)深夜】午前0時~4時5分
・ドキュメンタリー『海、静かな海 フクシマへのレクイエム』
・ハンブルク国立歌劇場公演 歌劇『Stilles Meer 海、静かな海』【5.1サラウンド】
・アンドラーシュ・シフ ピアノ・リサイタル
番組の前半が、先日ハンブルク国立歌劇場で初演された細川俊夫の歌劇「Stilles Meer 海、静かな海」の初演をめぐるドキュメンタリ&実際の舞台です。1月の初演から、あの地震の日に近いタイミングで放送できるよう努力されたことでしょう、尽力された公共放送文化部各位に最高の敬意を。
後半は再放送、アンドラーシュ・シフのピアノ・リサイタル(2014年3月19日 東京オペラシティコンサートホール)です。録画を逃されていた方はこの機会にぜひ。
●3月21日(月)【3月20日(日)深夜】午前0時~3時30分
・英国ロイヤル・バレエ・ガラ【5.1サラウンド】
・マリインスキー・バレエ公演『アンナ・カレーニナ』【5.1サラウンド】
この週はバレエ週。前半が英国ロイヤル・バレエの短めの演目を並べたガラ(ライブビューイング上映済演目)、後半がマリインスキー・バレエの「アンナ・カレーニナ」です。
「アンナ・カレーニナ」はこのプロダクションであってますかしら(バレエには弱い自覚あり)。
●3月28日(月)【3月27日(日)深夜】午前0時~
・ダニエレ・ガッティ指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 2015オープニング・コンサート【5.1サラウンド】
・ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2015 【5.1サラウンド】
番組後半にようやく2016年が始まりますねえ(お決まり)、と先走らずに前半から。
昨シーズンでマリス・ヤンソンスが退任して、ダニエレ・ガッティを迎えたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は果たしてどうなるのか、彼でいいのか悪いのか。少なからぬ音楽ファンがこの人選のもたらす結果を気にしているだろうRCOの今後への第一歩、まずは黙って聴いてみましょうよ!(解説者風)
なお開幕公演のゲストはヨーヨー・マで、曲はショスタコーヴィチの第一番。オーマンディとの盤で彼の演奏を聴いている人も多いでしょうから聴き比べもまた一興でござろう(大河ドラマを流している影響)。2015年9月10日、ご存知コンセルトヘボウでのコンサートです。
後半が、恒例のベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2015。指揮はサー・サイモン・ラトル、ヴァイオリンにアンネ・ゾフィー・ムターを招いたフランス音楽によるコンサートでした。いやあ、待ったなあ…
にしても。ラトル、ウィーンのニューイヤーに招かれたら絶対にやりますね「ラ・ヴァルス」。期待して待とうっと(何年待つ気だ)。
*************
BSプレミアムの看板番組といえば、この前最終回を迎えた「ザ・プロファイラー」はどうしてあんな人選でゴジラを取り上げてしまったのか。彼の「批評」はああなるに決まっているのに…と、他山の石とすることにします。ではまた、ごきげんよう。
2015年7月11日土曜日
7月はもう夏だね(少しは考えよう自分
こんにちは。千葉です。
やっぱりイエメンの話、今になってもよくわかっていません。その上中東ではいまもイスラーム国を巡る状況などが同時進行で穏やかじゃない推移を続けていて、千葉は何ヶ月この話を前置きにすればいいのかといささか困惑していますよ。収まるどころか、今日はこんなニュースもありましたし…(スプートニクのサイトにリンク貼りました)
なんでこんなに中東情勢にこだわるのかと思われるかもしれませんが、状況も事情も知らないままにどちらかに加担して何かするような無責任はしたくないですもん。嫌ですよあたしゃ、何も考えず知らず「シームレス」にぶん殴りに行くような真似するの。
*************
おっと政権批判するとブログ閉鎖されちゃうかもしれないから気をつけよう(だんだん冗談にならなくなってきてる。クマラスワミ氏に敬意を払った自衛官のブログが問題になる世界ですぜ)。
さあ気分を変えて本題ですよ。8月の映画の予定を見ても能力の高さがわかる、さすがのデキる子こと公共放送文化部の音楽部門の看板番組プレミアムシアター7月の予定ですよ。なお、いちおう暫定版ということでご容赦のほど。
●7月13日(月)【7月12日(日)深夜】午前0時~3時15分
佐渡裕 指揮
・グラフェネッグ 夏の夜のコンサート【5.1サラウンド】
・パリ管弦楽団演奏会
前置きなしに番組タイトルに登場している「グラフェネッグ」ですが、これはお城の名前ですね(今調べた)、詳しくはリンク先でどうぞー(英語です、フェスティヴァルのサイトより)。これはもしかして2013年にNHK交響楽団が欧州ツアーを行ったご縁から、ですかしらん、てそんなつながり調べないと思い出せなかったYO!ザルツブルクしか記憶になかったYO!(それは千葉の脳みその問題)
冗談はさておいて(え)、スケジュールによれば二公演に出演した佐渡裕&ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートから6月19日のものが放送されます。佐渡が9月から音楽監督となるオーケストラとどんな演奏を聴かせてくれるのでしょうか、お楽しみに。
後半は再放送ですね、定期的に客演しているパリ管弦楽団との2013年6月のコンサート。どうせなら新しいのを見せてくれればよろしいのに(笑)。
と、探してみるとあるんですねYouTubeに。パリ管弦楽団の公式チャンネル(そんなものもあるんですね←繰り返すな)、今年6月の公演から。ってかこれはドレスリハーサルですかしらん。ホルヘ・ルイス・プラッツを迎えたガーシュウィンの協奏曲抜粋です。
そうそう、この日放送されるのは両公演とも歌をまじえたガラ・コンサートなのですが、彼はどちらかと言えば歌ものの人ではないような気もしますのでこの選択はちょっと微妙かも。大植英次がバイロイトに招かれた時にも感じたことですが、どうも日本の指揮者のキャリアメイキングの特殊性って理解されていないんじゃないかなあ、こういうプログラムも大野、上岡、阪といった面々ならわかるんだけど…そのへんどうなんでしょ、マネジメント各位(エアリプのたぐいなので回答は募集していません)。
なお「グラフェネッグ」の共演はエリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)、ピョートル・ベチャワ(テノール)、ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン←ピアノではない)、パリ管弦楽団のソリストはボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)、そしてパリ管弦楽団合唱団が出演です(後半がオペラ合唱曲ガラ、なので)。
*************
ここからは、現時点ではまだ公式サイトには情報がないので千葉が拾ったものを適宜補完して紹介します。変更などあったらすみません、ということで…
●7月20日(月)【7月19日(日)深夜】午前0時~4時10分
・ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2015 【5.1chサラウンド】
・カティア・ブニアティシヴィリ 森の中のピアノ・コンサート 【5.1chサラウンド】
毎年恒例、ベルリン・フィルのシーズン最後の野外コンサートがさっそく登場です。指揮はサー・サイモン・ラトル、ピアノはラン・ランです。お祭りコンサートなので軽めに映画音楽など中心にプログラムを編んでみましたわ、如何かしら?(誰だお前)ってな感じでございますよ。ビールが進みそうな良いコンサートを期待しましょそうしましょ。
いや待て、だとするとラン・ランとのグリーグはどういう位置づけになるのかな…と思ってざっと調べると、いくつかの映画やテレビ番組、そしてミュージカルなどで使用、引用されてるのね、ふむそういうことか(ということにしといてください)
ん?誰ですか「えー、どうせベルリン・フィルなら~、早くペトレンコを聴いてみたいですー」なんて言ってるのは。彼の演奏はきっと目端の利く公共放送文化部が年内には放送してくれますから!(と書いてプレッシャをかけてみよう)っていうか2018年にはいくらでも聴けますから!
それにご存知デジタル・コンサートホールで8月末まで無料でこれまでの二回の客演(2009、2012)を視聴できますから。ね?
このコンサートはオケのアーカイヴにも登録されたましたから、ここで実際のコンサートの映像を。これはたしか、5月4日の曲ですね(違う)。
…ついでなので、探してるあいだに見つけちゃった別の動画もさくっと紹介しときますね。
コンサートを前にしたラン・ランさん、大いにノリノリでございます(笑)。
ちなみに映画館配信の予告編はこちら。そっか、ラン・ランは「STAR GUEST」なんだね…
後半のブニアティシヴィリのコンサートは再放送、2013年の公演です。野外でピアノのコンサートの割に音はうまく拾えていて、選曲も無難ではない不思議なコンサートだったように記憶してますよ。
ちなみにこれは2012年にパーヴォ・ヤルヴィと共演したシューマン。ご参考まで。
●7月27日(月)【7月26日(日)深夜】午前0時~3時45分
・チューリヒ歌劇場 ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」
・子どものための「スカラムーシュ」
前半はチューリヒ歌劇場2014-2015シーズン最後のプレミエ、ベッリーニの歌劇「カプレーティとモンテッキ」です。これまた公式チャンネルでトレイラーが配信されてましたので、こちらをご覧いただくのがよろしいかしら。
ご存知「ロメオとジュリエット」の物語ですが、このオペラではロメオ役が「メゾ・ソプラノまたはテノール」に指定されていまして(初演はメゾ)、今回の公演ではジョイス・ディドナートが歌っております。
後半は再放送、前にはパリ・オペラ座バレエのあとに放送されてますね。
…こういうアウトリーチ的なものが、異国制作のものでかつこういう時間に放送されることについてうだうだ書いてもいいけど今日はやめときます…
*************
とりあえず今日はこんなところです。…すみません、単純に暑くていまは何も思いつかないもので(笑)。
なお、公式サイトで情報を確認できたら更新していく形になりますので、これはいちおう暫定版ということになります。そんなわけで、放送内容等変わっちゃったことに千葉がなかなか気づかないケースもありえますことをあらかじめお断りしておきますね。ではまた。
やっぱりイエメンの話、今になってもよくわかっていません。その上中東ではいまもイスラーム国を巡る状況などが同時進行で穏やかじゃない推移を続けていて、千葉は何ヶ月この話を前置きにすればいいのかといささか困惑していますよ。収まるどころか、今日はこんなニュースもありましたし…(スプートニクのサイトにリンク貼りました)
なんでこんなに中東情勢にこだわるのかと思われるかもしれませんが、状況も事情も知らないままにどちらかに加担して何かするような無責任はしたくないですもん。嫌ですよあたしゃ、何も考えず知らず「シームレス」にぶん殴りに行くような真似するの。
*************
おっと政権批判するとブログ閉鎖されちゃうかもしれないから気をつけよう(だんだん冗談にならなくなってきてる。クマラスワミ氏に敬意を払った自衛官のブログが問題になる世界ですぜ)。
さあ気分を変えて本題ですよ。8月の映画の予定を見ても能力の高さがわかる、さすがのデキる子こと公共放送文化部の音楽部門の看板番組プレミアムシアター7月の予定ですよ。なお、いちおう暫定版ということでご容赦のほど。
●7月13日(月)【7月12日(日)深夜】午前0時~3時15分
佐渡裕 指揮
・グラフェネッグ 夏の夜のコンサート【5.1サラウンド】
・パリ管弦楽団演奏会
前置きなしに番組タイトルに登場している「グラフェネッグ」ですが、これはお城の名前ですね(今調べた)、詳しくはリンク先でどうぞー(英語です、フェスティヴァルのサイトより)。これはもしかして2013年にNHK交響楽団が欧州ツアーを行ったご縁から、ですかしらん、てそんなつながり調べないと思い出せなかったYO!ザルツブルクしか記憶になかったYO!(それは千葉の脳みその問題)
冗談はさておいて(え)、スケジュールによれば二公演に出演した佐渡裕&ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートから6月19日のものが放送されます。佐渡が9月から音楽監督となるオーケストラとどんな演奏を聴かせてくれるのでしょうか、お楽しみに。
後半は再放送ですね、定期的に客演しているパリ管弦楽団との2013年6月のコンサート。どうせなら新しいのを見せてくれればよろしいのに(笑)。
と、探してみるとあるんですねYouTubeに。パリ管弦楽団の公式チャンネル(そんなものもあるんですね←繰り返すな)、今年6月の公演から。ってかこれはドレスリハーサルですかしらん。ホルヘ・ルイス・プラッツを迎えたガーシュウィンの協奏曲抜粋です。
そうそう、この日放送されるのは両公演とも歌をまじえたガラ・コンサートなのですが、彼はどちらかと言えば歌ものの人ではないような気もしますのでこの選択はちょっと微妙かも。大植英次がバイロイトに招かれた時にも感じたことですが、どうも日本の指揮者のキャリアメイキングの特殊性って理解されていないんじゃないかなあ、こういうプログラムも大野、上岡、阪といった面々ならわかるんだけど…そのへんどうなんでしょ、マネジメント各位(エアリプのたぐいなので回答は募集していません)。
なお「グラフェネッグ」の共演はエリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)、ピョートル・ベチャワ(テノール)、ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン←ピアノではない)、パリ管弦楽団のソリストはボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)、そしてパリ管弦楽団合唱団が出演です(後半がオペラ合唱曲ガラ、なので)。
*************
ここからは、現時点ではまだ公式サイトには情報がないので千葉が拾ったものを適宜補完して紹介します。変更などあったらすみません、ということで…
●7月20日(月)【7月19日(日)深夜】午前0時~4時10分
・ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2015 【5.1chサラウンド】
・カティア・ブニアティシヴィリ 森の中のピアノ・コンサート 【5.1chサラウンド】
毎年恒例、ベルリン・フィルのシーズン最後の野外コンサートがさっそく登場です。指揮はサー・サイモン・ラトル、ピアノはラン・ランです。お祭りコンサートなので軽めに映画音楽など中心にプログラムを編んでみましたわ、如何かしら?(誰だお前)ってな感じでございますよ。ビールが進みそうな良いコンサートを期待しましょそうしましょ。
いや待て、だとするとラン・ランとのグリーグはどういう位置づけになるのかな…と思ってざっと調べると、いくつかの映画やテレビ番組、そしてミュージカルなどで使用、引用されてるのね、ふむそういうことか(ということにしといてください)
ん?誰ですか「えー、どうせベルリン・フィルなら~、早くペトレンコを聴いてみたいですー」なんて言ってるのは。彼の演奏はきっと目端の利く公共放送文化部が年内には放送してくれますから!(と書いてプレッシャをかけてみよう)っていうか2018年にはいくらでも聴けますから!
それにご存知デジタル・コンサートホールで8月末まで無料でこれまでの二回の客演(2009、2012)を視聴できますから。ね?
このコンサートはオケのアーカイヴにも登録されたましたから、ここで実際のコンサートの映像を。これはたしか、5月4日の曲ですね(違う)。
…ついでなので、探してるあいだに見つけちゃった別の動画もさくっと紹介しときますね。
コンサートを前にしたラン・ランさん、大いにノリノリでございます(笑)。
ちなみに映画館配信の予告編はこちら。そっか、ラン・ランは「STAR GUEST」なんだね…
後半のブニアティシヴィリのコンサートは再放送、2013年の公演です。野外でピアノのコンサートの割に音はうまく拾えていて、選曲も無難ではない不思議なコンサートだったように記憶してますよ。
ちなみにこれは2012年にパーヴォ・ヤルヴィと共演したシューマン。ご参考まで。
●7月27日(月)【7月26日(日)深夜】午前0時~3時45分
・チューリヒ歌劇場 ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」
・子どものための「スカラムーシュ」
前半はチューリヒ歌劇場2014-2015シーズン最後のプレミエ、ベッリーニの歌劇「カプレーティとモンテッキ」です。これまた公式チャンネルでトレイラーが配信されてましたので、こちらをご覧いただくのがよろしいかしら。
ご存知「ロメオとジュリエット」の物語ですが、このオペラではロメオ役が「メゾ・ソプラノまたはテノール」に指定されていまして(初演はメゾ)、今回の公演ではジョイス・ディドナートが歌っております。
後半は再放送、前にはパリ・オペラ座バレエのあとに放送されてますね。
…こういうアウトリーチ的なものが、異国制作のものでかつこういう時間に放送されることについてうだうだ書いてもいいけど今日はやめときます…
*************
とりあえず今日はこんなところです。…すみません、単純に暑くていまは何も思いつかないもので(笑)。
なお、公式サイトで情報を確認できたら更新していく形になりますので、これはいちおう暫定版ということになります。そんなわけで、放送内容等変わっちゃったことに千葉がなかなか気づかないケースもありえますことをあらかじめお断りしておきますね。ではまた。
2015年5月17日日曜日
5月は典型的な
こんにちは。千葉です。
先月のこのシリーズでも「わからない」と書いたイエメン情勢、ほとんど見聞きしないのは千葉が特定の番組、ジャンルを除いてテレビを見ないせいなのでしょうか。サウジアラビアが自ら周辺の国を攻撃する状況というのはけっこうな大事態だと感じるのだけれど、気のせいだったかなあ…(棒読)
異国のことに構っていられない状況だから仕方ないか、と思う気持ちもなくはないけれど、武器の商談会があってもにこやかに紹介されるだけだし、地方自治の形を大きく歪めようとしている地域の話も情勢分析しかしていないように見える。そしてなにより、大好きな「国際公約」を宗主国様の議会でかってにぶちあげてから「粛々と」戦争法案を前進させるエイブシンゾー氏については特段の批判も見かけない。なんていうかニュースって商業的政府広報に成り下がろうとしているのですね、まさに今。ビッグブラザーが見張るまでもねえって感じが空恐ろしいですよ、もう。
それはさておいて、今晩からのプレミアムシアター情報です。お願いだからアレなエライさんに負けずにがんばって、公共放送文化部の皆さん!(半泣きで応援)
*************
●5月18日(月)【5月17日(日)深夜】午前0時~3時45分
・パリ・オペラ座バレエ公演
『レイン』 【5.1サラウンド】
『天井桟敷の人々』 【5.1サラウンド】
この日はパリ・オペラ座のバレエが二本です。どちらも最近の作品ですって(詳しくないことを隠さないモード)。
前半の「レイン」は2001年の作品。アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの振付、音楽はスティーヴ・ライヒ、放送される舞台は2014年10月18、21日 パリ・オペラ座 ガルニエ宮での公演です。
後半はバレエ「天井桟敷の人々」。タイトルからおわかりのとおり、映画「天井桟敷の人々」を原作としてジョゼ・マルティネスがバレエ化した2008年の作品、2013年には日本でも上演されました。放送される公演は2011年7月6日、9日 パリ・オペラ座ガルニエ宮でのもの。だそうです(しつこく詳しくないアピール)。
●5月25日(月)【5月24日(日)深夜】午前0時~4時40分
・マドリード レアル劇場公演
歌劇『ベニスに死す』 【5.1サラウンド】
歌劇『ザ・パーフェクト・アメリカン』
さてその翌週はマドリード レアル劇場公演のオペラが二本。前半はここでも映画とのリンクを意識したのか「ベニスに死す」ですよ「ベニスに死す」。
ブリテンは記念年にも「ピーター・グライムズ」以外はあまり取り上げられなくて、正直せっかく馴染みのない作品に触れる機会になりえたところをもったいないと感じておりましたが、映像収録しておいてもらえるとこういう余録はあるわけですね。スペインの好景気もピークは過ぎたとか聞いたような気もするけれど、レアル劇場のこういう攻撃的な演目チョイスは細々とでも続いていただきたいものであります。放送される公演は2014年12月 マドリード・レアル劇場での上演です。
後半は再放送ですね、フィリップ・グラスの歌劇「ザ・パーフェクト・アメリカン」。このタイトルが示す「アメリカ人」はウォルト・ディズニーさんのことでございます故、せっかくだからこれも映画「Saving Mr.Banks」(あえて原題)との描写を比べてみても面白いかも、ですよ(意地悪)。
●6月1日(月)【5月31日(日)深夜】午前0時~4時40分
・ドキュメンタリー カヴァコス アテネを語る(2015年 ドイツ)
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2015 【5.1サラウンド】
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2014 【5.1サラウンド】
これはまだ公式サイトの方に書いていないけれど、別口で告知済みなので拾った内容を書いておきますね(もちろん変更があれば修正しますよ)。
前半は今年のヨーロッパ・コンサートです。もうベルリン・フィルハーモニーのデジタル・コンサートホール(DCH)では配信開始されてますので、すでにご覧の方もいらっしゃいますかしら?指揮はサー・サイモン・ラトル、曲目は以下のもの、公演は2015年5月1日です。
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」序曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
ヴァイオリン独奏:レオニダス・カヴァコス
シューマン:交響曲第三番 変ホ長調 Op.97 「ライン」
ちなみにDCHでは無料で公演のトレイラーが見られますので、興味のある方はぜひそちらもどうぞ。
アテネでヨーロッパコンサートかあ、とバレンボイムと共演した野外劇場の公演が思い出されますね…と白々しい振りから紹介する後半は再放送、昨年のヨーロッパコンサートです。内容はそうそう、バレンボイムが指揮したベルリン・フィルハーモニーでの公演でした。前半がシェイクスピアを意識したプログラム、後半がチャイコフスキーの交響曲。
※サイトの告知に併せて一部修正しました。どちらのコンサートもドキュメンタリを含む構成になっています。
前半の2015年のコンサートでは、演奏の前にソリストのレオニダス・カヴァコスによるアテネのドキュメンタリ。いまドイツ制作でギリシャに関するドキュメンタリかあ、などと考えるのは木と邪推で、「厳しい状況だからこそ、相手のことを知るべき」という判断でしょうねきっと。
後半は昨年放送されたものをそのまま再放送、ということのようでコンサートの途中にコンサート会場の方の「フィルハーモニー」の50年についてのドキュメンタリをはさみます。
*************
そういえば去年「もしかしてシェイクスピア・プログラムなのかな、チャイコフスキーの第五番となにか関係あったかな」とか深読みして外したのを思い出したよいま(笑)。フィルハーモニーといえば現在進行形の話題もございますが、それはそのうちなにか書きますわ、簡単に。基本的にあの選挙は秘密会なので、結果が出るまでは憶測をまじえるしかないけれど、今のところ拾えてる情報の感じだとまあ、この辺りかなって想像がありまして。まあなんですか、世界一のオーケストラってのはたいへんですな(ラトルが退任した後のことだからちょっと他人事←逆転留任なら考えないこともないぞ←何をか)。
まあ冗談はこのへんで、そして今月のご案内もこれにておしまい。ではまた、ごきげんよう。
先月のこのシリーズでも「わからない」と書いたイエメン情勢、ほとんど見聞きしないのは千葉が特定の番組、ジャンルを除いてテレビを見ないせいなのでしょうか。サウジアラビアが自ら周辺の国を攻撃する状況というのはけっこうな大事態だと感じるのだけれど、気のせいだったかなあ…(棒読)
異国のことに構っていられない状況だから仕方ないか、と思う気持ちもなくはないけれど、武器の商談会があってもにこやかに紹介されるだけだし、地方自治の形を大きく歪めようとしている地域の話も情勢分析しかしていないように見える。そしてなにより、大好きな「国際公約」を宗主国様の議会でかってにぶちあげてから「粛々と」戦争法案を前進させるエイブシンゾー氏については特段の批判も見かけない。なんていうかニュースって商業的政府広報に成り下がろうとしているのですね、まさに今。ビッグブラザーが見張るまでもねえって感じが空恐ろしいですよ、もう。
それはさておいて、今晩からのプレミアムシアター情報です。お願いだからアレなエライさんに負けずにがんばって、公共放送文化部の皆さん!(半泣きで応援)
*************
●5月18日(月)【5月17日(日)深夜】午前0時~3時45分
・パリ・オペラ座バレエ公演
『レイン』 【5.1サラウンド】
『天井桟敷の人々』 【5.1サラウンド】
この日はパリ・オペラ座のバレエが二本です。どちらも最近の作品ですって(詳しくないことを隠さないモード)。
前半の「レイン」は2001年の作品。アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの振付、音楽はスティーヴ・ライヒ、放送される舞台は2014年10月18、21日 パリ・オペラ座 ガルニエ宮での公演です。
後半はバレエ「天井桟敷の人々」。タイトルからおわかりのとおり、映画「天井桟敷の人々」を原作としてジョゼ・マルティネスがバレエ化した2008年の作品、2013年には日本でも上演されました。放送される公演は2011年7月6日、9日 パリ・オペラ座ガルニエ宮でのもの。だそうです(しつこく詳しくないアピール)。
●5月25日(月)【5月24日(日)深夜】午前0時~4時40分
・マドリード レアル劇場公演
歌劇『ベニスに死す』 【5.1サラウンド】
歌劇『ザ・パーフェクト・アメリカン』
さてその翌週はマドリード レアル劇場公演のオペラが二本。前半はここでも映画とのリンクを意識したのか「ベニスに死す」ですよ「ベニスに死す」。
ブリテンは記念年にも「ピーター・グライムズ」以外はあまり取り上げられなくて、正直せっかく馴染みのない作品に触れる機会になりえたところをもったいないと感じておりましたが、映像収録しておいてもらえるとこういう余録はあるわけですね。スペインの好景気もピークは過ぎたとか聞いたような気もするけれど、レアル劇場のこういう攻撃的な演目チョイスは細々とでも続いていただきたいものであります。放送される公演は2014年12月 マドリード・レアル劇場での上演です。
後半は再放送ですね、フィリップ・グラスの歌劇「ザ・パーフェクト・アメリカン」。このタイトルが示す「アメリカ人」はウォルト・ディズニーさんのことでございます故、せっかくだからこれも映画「Saving Mr.Banks」(あえて原題)との描写を比べてみても面白いかも、ですよ(意地悪)。
●6月1日(月)【5月31日(日)深夜】午前0時~4時40分
・ドキュメンタリー カヴァコス アテネを語る(2015年 ドイツ)
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2015 【5.1サラウンド】
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2014 【5.1サラウンド】
これはまだ公式サイトの方に書いていないけれど、別口で告知済みなので拾った内容を書いておきますね(もちろん変更があれば修正しますよ)。
前半は今年のヨーロッパ・コンサートです。もうベルリン・フィルハーモニーのデジタル・コンサートホール(DCH)では配信開始されてますので、すでにご覧の方もいらっしゃいますかしら?指揮はサー・サイモン・ラトル、曲目は以下のもの、公演は2015年5月1日です。
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」序曲
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
ヴァイオリン独奏:レオニダス・カヴァコス
シューマン:交響曲第三番 変ホ長調 Op.97 「ライン」
ちなみにDCHでは無料で公演のトレイラーが見られますので、興味のある方はぜひそちらもどうぞ。
アテネでヨーロッパコンサートかあ、とバレンボイムと共演した野外劇場の公演が思い出されますね…と白々しい振りから紹介する後半は再放送、昨年のヨーロッパコンサートです。内容はそうそう、バレンボイムが指揮したベルリン・フィルハーモニーでの公演でした。前半がシェイクスピアを意識したプログラム、後半がチャイコフスキーの交響曲。
※サイトの告知に併せて一部修正しました。どちらのコンサートもドキュメンタリを含む構成になっています。
前半の2015年のコンサートでは、演奏の前にソリストのレオニダス・カヴァコスによるアテネのドキュメンタリ。いまドイツ制作でギリシャに関するドキュメンタリかあ、などと考えるのは木と邪推で、「厳しい状況だからこそ、相手のことを知るべき」という判断でしょうねきっと。
後半は昨年放送されたものをそのまま再放送、ということのようでコンサートの途中にコンサート会場の方の「フィルハーモニー」の50年についてのドキュメンタリをはさみます。
*************
そういえば去年「もしかしてシェイクスピア・プログラムなのかな、チャイコフスキーの第五番となにか関係あったかな」とか深読みして外したのを思い出したよいま(笑)。フィルハーモニーといえば現在進行形の話題もございますが、それはそのうちなにか書きますわ、簡単に。基本的にあの選挙は秘密会なので、結果が出るまでは憶測をまじえるしかないけれど、今のところ拾えてる情報の感じだとまあ、この辺りかなって想像がありまして。まあなんですか、世界一のオーケストラってのはたいへんですな(ラトルが退任した後のことだからちょっと他人事←逆転留任なら考えないこともないぞ←何をか)。
まあ冗談はこのへんで、そして今月のご案内もこれにておしまい。ではまた、ごきげんよう。
2015年2月7日土曜日
新年おめでとうございます(ようやく言えた)
こんにちは。千葉です。
某、日々思うこと考えることがいちいち反時代的と申しますか、「こう考えるべきだよね」というメディアやSNSから漂う雰囲気に合わないと自分でもわかるものだから、極稀にしか文章を書けなくなっております。ああ、ついに本当の理由を書いてしまいました(笑)。でももう限界なので、近くその辺の話をします。
*************
今日はとりあえず、いつもの月課(…そんな言葉あるのかな)、公共放送様の尊敬できる番組の一つであるところのプレミアムシアター、2月の予定のご案内ですよ。※
※経営委員の正気が心配であろうと、会長が報道というものをまったく理解していない(結果、看板のニュースがことごとく報道として機能しない)状態であろうと、文化系はいい仕事をしてくれていると感じていますので(実は問題が目立たないけど、スポーツがそうとう怪しいと数年前から感じてる)、このようなおべんちゃらっぽいことをあえてさくっと書きましたよ。最近はこういう前置きを省くと「敵の味方か!」とか怒られるらしいんで(嫌味)。
「平清盛」以降の大河ドラマや(その後何年かのものは千葉の好みの問題なんですけど、今年のあれ、どうするんだろう…)、たとえばサンデル先生は微妙だけど(千葉は関与の度合いはどうあれ、CSISの名簿に名前が載るようなひとを信用できません)、ピケティ先生の企画はナイスだと思いますしね。映画のチョイスなんかもそう。こういう是々非々ができるだけでも文化系、がんばってるんですよきっと。お願いだから信用させてほしい、という千葉の抜きがたい願望が入っている可能性は否めませんけど。
*************
●2月9日(月)【2月8日(日)深夜】午前0時~4時25分
・英国ロイヤル・バレエ公演
『ウィンターズ・テイル』【5.1chサラウンド】
『不思議の国のアリス』【5.1chサラウンド】
最近、ながら見を許してくれないという理由で(最近は本の消化がたいへんなんです、図書館でつい借りすぎてしまうタイプなので)バレエを見るのが困難な千葉ですから、この回の放送については踏み込んだコメントができませぬ、すみません。
同じスタッフによる新作バレエ、2011年の「不思議の国のアリス」(再放送)と、シェイクスピアの「冬物語」による2014年の「ウィンターズ・テイル」、だそうですよ。ライヴヴューイングも行われたもの、かな?
なお、この回は冒頭に2月、3月のラインナップ紹介がありますので、そちらだけでもぜひ(ここのまとめが不要になる利敵行為←いやいやせめて塩を送るくらいに…)。
●2月16日(月)【2月15日(日)深夜】午前0時~4時
・ドレスデン国立管弦楽団のジルヴェスター・コンサート2014
・ティーレマン&ドレスデン国立管弦楽団 ブラームス・ツィクルス第3弾
この週はティーレマンが好きな方には喜ばしい回、になるのかしら。
前半はここ数年、この枠でも定番化しているドレスデン・シュターツカペレのジルヴェスター、ようやく2014年の大晦日公演なのですけれど。オペレッタなど軽めの演目を取り上げるのが個人的にはあまりピンときませんで。どうなのかと。去年のフレミングとか、もったいないなあとしか言いようもなくて。また、ティーレマンのスタイルと以下自重(あまり聴いてないし、ティーレマン)。
でも今年は録画するような気がします、カールマンの「チャールダーシュの女王」について特に思うところはないのだけれど(すみません、オペレッタにまで手が回らないもので…)、ソリストがアンナ・ネトレプコにファン・ディエゴ・フローレスなのですもの。フローレス、また会場で聴きたいなあ…(超望遠)
後半は再放送、ティーレマン&ドレスデン国立管弦楽団のブラームス・ツィクルスからピアノ協奏曲と交響曲のそれぞれ第二番で、ピアノ独奏はマウリツィオ・ポリーニです。このコンビでCDもリリースされてますね。
●2月23日(月)【2月22日(日)深夜】午前0時~4時
・ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2014
・ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2008
嗚呼!放送ないのかと何かを呪いかけていましたよ!これで千葉にも、ついに待望の2014年大晦日がやってきます!
という冗談はさておいて(え?本気だと思ってた←俺もおれも)、ようやく放送されるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の2014年ジルヴェスター・コンサートですよ皆さん。よかった放送のお決まりから削られてなくて。はあ(心底の安堵)。
ラモーにモーツァルトにコダーイ、ってプログラムの並びについては聴いてみないとどうこう言えないっす(笑)、と、思考停止する前にちょっとだけ書くならば(ならボケるな)。
ラモーについては昨年が没後250年のアニヴァーサリーで、1993年に客演した若きサイモンが取り上げていたのもファンならご存知でしょう。今のフィルハーモニーならどういうアプローチでも演奏できてしまいそうなので、聴く前にどうこうは言いにくいんですよ実に。
モーツァルトは何よりピアニストに1923年生まれのメナハム・プレスラーを迎えたのが注目ですね。ラトルはモーツァルト、それほど多く演奏していない印象がありますけれど(長かったバーミンガム市交響楽団時代にも「コジ・ファン・トゥッテ」しかない、それも啓蒙主義時代管弦楽団との録音)、2013年の夏に最後の三つの交響曲を取り上げたことなども併せ考えるなら、そろそろ何かやってくれるのかも。わくわく(あくまでファン感情です)。
コダーイはとくにアニヴァーサリーでもなければ、ラトルのレパートリー的にどうこうも言いにくい(ハンガリーの20世紀ものならバルトーク、ですね彼の場合)。ま、ここはひとつ黙って聴いてみましょうよ!(説明放棄)
最後投げちゃいましたがファンの願いはいつもただ一つ、何かしら刺激的な公演でありますように、なのです。ああ、新年がいい年になるといいなあ…(いろいろ現実逃避)
後半はけっこうさかのぼって2008年のヨーロッパ・コンサートの再放送。このコンサート、千葉はDVDを持っているのだけれど、これってもしかして録画したほうが画質音質とも上になっちゃうのでは…(笑)
モスクワ音楽院のホールがデッドな音響なのに(聴いてすぐわかるレヴェル)、それを苦にしないベルリン・フィルの技量たるや。ブルッフのソリストにレーピンも出ますよ。ぜひ。
と言いつつ、DVDを買ったのはレーピンでもベートーヴェンでもなく、ストラヴィンスキー目当てでした。はい千葉はそういう人です。
*************
なんというか、文量で千葉の嗜好がまるわかりというアレな気配が漂いますがそこはご容赦のほど。
また、これはもう明日になるのだけれどEテレの看板番組(またか)「けっこうN響アワー」ことクラシック音楽館、デュトワ指揮する「ペレアスとメリザンド」全曲ですよ。21時から23時50分までの拡大放送!ヤッターヤッター(「夜ノヤッターマン」、面白いですよ←最後まで言わないスタイル)。こっちもぜひ。
ということで本日はこれにて。ではまた。
※なお、冒頭の「もう書きますわ」というのはこっちじゃないブログ(休眠中)の方かも。です。
某、日々思うこと考えることがいちいち反時代的と申しますか、「こう考えるべきだよね」というメディアやSNSから漂う雰囲気に合わないと自分でもわかるものだから、極稀にしか文章を書けなくなっております。ああ、ついに本当の理由を書いてしまいました(笑)。でももう限界なので、近くその辺の話をします。
*************
今日はとりあえず、いつもの月課(…そんな言葉あるのかな)、公共放送様の尊敬できる番組の一つであるところのプレミアムシアター、2月の予定のご案内ですよ。※
※経営委員の正気が心配であろうと、会長が報道というものをまったく理解していない(結果、看板のニュースがことごとく報道として機能しない)状態であろうと、文化系はいい仕事をしてくれていると感じていますので(実は問題が目立たないけど、スポーツがそうとう怪しいと数年前から感じてる)、このようなおべんちゃらっぽいことをあえてさくっと書きましたよ。最近はこういう前置きを省くと「敵の味方か!」とか怒られるらしいんで(嫌味)。
「平清盛」以降の大河ドラマや(その後何年かのものは千葉の好みの問題なんですけど、今年のあれ、どうするんだろう…)、たとえばサンデル先生は微妙だけど(千葉は関与の度合いはどうあれ、CSISの名簿に名前が載るようなひとを信用できません)、ピケティ先生の企画はナイスだと思いますしね。映画のチョイスなんかもそう。こういう是々非々ができるだけでも文化系、がんばってるんですよきっと。お願いだから信用させてほしい、という千葉の抜きがたい願望が入っている可能性は否めませんけど。
*************
●2月9日(月)【2月8日(日)深夜】午前0時~4時25分
・英国ロイヤル・バレエ公演
『ウィンターズ・テイル』【5.1chサラウンド】
『不思議の国のアリス』【5.1chサラウンド】
最近、ながら見を許してくれないという理由で(最近は本の消化がたいへんなんです、図書館でつい借りすぎてしまうタイプなので)バレエを見るのが困難な千葉ですから、この回の放送については踏み込んだコメントができませぬ、すみません。
同じスタッフによる新作バレエ、2011年の「不思議の国のアリス」(再放送)と、シェイクスピアの「冬物語」による2014年の「ウィンターズ・テイル」、だそうですよ。ライヴヴューイングも行われたもの、かな?
なお、この回は冒頭に2月、3月のラインナップ紹介がありますので、そちらだけでもぜひ(ここのまとめが不要になる利敵行為←いやいやせめて塩を送るくらいに…)。
●2月16日(月)【2月15日(日)深夜】午前0時~4時
・ドレスデン国立管弦楽団のジルヴェスター・コンサート2014
・ティーレマン&ドレスデン国立管弦楽団 ブラームス・ツィクルス第3弾
この週はティーレマンが好きな方には喜ばしい回、になるのかしら。
前半はここ数年、この枠でも定番化しているドレスデン・シュターツカペレのジルヴェスター、ようやく2014年の大晦日公演なのですけれど。オペレッタなど軽めの演目を取り上げるのが個人的にはあまりピンときませんで。どうなのかと。去年のフレミングとか、もったいないなあとしか言いようもなくて。また、ティーレマンのスタイルと以下自重(あまり聴いてないし、ティーレマン)。
でも今年は録画するような気がします、カールマンの「チャールダーシュの女王」について特に思うところはないのだけれど(すみません、オペレッタにまで手が回らないもので…)、ソリストがアンナ・ネトレプコにファン・ディエゴ・フローレスなのですもの。フローレス、また会場で聴きたいなあ…(超望遠)
後半は再放送、ティーレマン&ドレスデン国立管弦楽団のブラームス・ツィクルスからピアノ協奏曲と交響曲のそれぞれ第二番で、ピアノ独奏はマウリツィオ・ポリーニです。このコンビでCDもリリースされてますね。
●2月23日(月)【2月22日(日)深夜】午前0時~4時
・ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート2014
・ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート2008
嗚呼!放送ないのかと何かを呪いかけていましたよ!これで千葉にも、ついに待望の2014年大晦日がやってきます!
という冗談はさておいて(え?本気だと思ってた←俺もおれも)、ようやく放送されるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の2014年ジルヴェスター・コンサートですよ皆さん。よかった放送のお決まりから削られてなくて。はあ(心底の安堵)。
ラモーにモーツァルトにコダーイ、ってプログラムの並びについては聴いてみないとどうこう言えないっす(笑)、と、思考停止する前にちょっとだけ書くならば(ならボケるな)。
ラモーについては昨年が没後250年のアニヴァーサリーで、1993年に客演した若きサイモンが取り上げていたのもファンならご存知でしょう。今のフィルハーモニーならどういうアプローチでも演奏できてしまいそうなので、聴く前にどうこうは言いにくいんですよ実に。
モーツァルトは何よりピアニストに1923年生まれのメナハム・プレスラーを迎えたのが注目ですね。ラトルはモーツァルト、それほど多く演奏していない印象がありますけれど(長かったバーミンガム市交響楽団時代にも「コジ・ファン・トゥッテ」しかない、それも啓蒙主義時代管弦楽団との録音)、2013年の夏に最後の三つの交響曲を取り上げたことなども併せ考えるなら、そろそろ何かやってくれるのかも。わくわく(あくまでファン感情です)。
コダーイはとくにアニヴァーサリーでもなければ、ラトルのレパートリー的にどうこうも言いにくい(ハンガリーの20世紀ものならバルトーク、ですね彼の場合)。ま、ここはひとつ黙って聴いてみましょうよ!(説明放棄)
最後投げちゃいましたがファンの願いはいつもただ一つ、何かしら刺激的な公演でありますように、なのです。ああ、新年がいい年になるといいなあ…(いろいろ現実逃避)
後半はけっこうさかのぼって2008年のヨーロッパ・コンサートの再放送。このコンサート、千葉はDVDを持っているのだけれど、これってもしかして録画したほうが画質音質とも上になっちゃうのでは…(笑)
モスクワ音楽院のホールがデッドな音響なのに(聴いてすぐわかるレヴェル)、それを苦にしないベルリン・フィルの技量たるや。ブルッフのソリストにレーピンも出ますよ。ぜひ。
と言いつつ、DVDを買ったのはレーピンでもベートーヴェンでもなく、ストラヴィンスキー目当てでした。はい千葉はそういう人です。
*************
なんというか、文量で千葉の嗜好がまるわかりというアレな気配が漂いますがそこはご容赦のほど。
また、これはもう明日になるのだけれどEテレの看板番組(またか)「けっこうN響アワー」ことクラシック音楽館、デュトワ指揮する「ペレアスとメリザンド」全曲ですよ。21時から23時50分までの拡大放送!ヤッターヤッター(「夜ノヤッターマン」、面白いですよ←最後まで言わないスタイル)。こっちもぜひ。
ということで本日はこれにて。ではまた。
※なお、冒頭の「もう書きますわ」というのはこっちじゃないブログ(休眠中)の方かも。です。
2014年7月12日土曜日
今月はベルリン・フィル祭り!(昭和っぽい言い方)
こんにちは。千葉です。
そうそう、今晩からBSでも「黒執事」の新シリーズなんですね。最近になってまとめて「悪魔のリドル」の録画を消化してなかったら気が付かないところでしたよ、危ない危ない。
(そろそろこういう話も復活させるよ、という仕込み)
さて明日からの、今月のプレミアムシアターのご案内だよ!とその前に。
がんばれ国谷裕子と仲間たち、がんばれ「ゴジラ」「ガメラ」を通した映画編成班、がんばれ最近気になる公演を次々と収録しているらしいクラシック班!
といった具合に、千葉は籾井長谷川百田などの頭が心配なトップたちと、看板番組のはずのニュースを見なくていいものにしてくれた大越キャスター(野球の話以外全て酷いというのは珍しい)に対する悪意を微塵も隠すものではありませんが、公共放送の現場の皆さんには信頼を寄せ、期待もさせていただいております。願わくは、その考えを変えずにすみますように(七夕かな?←新暦でも旧暦でも合わない半端な時期によくもまあ…)
*************
さて以下簡単に紹介。
●7月14日(月)【7月13日(日)深夜】午前0時30分~4時25分
・7月、8月ラインナップ紹介
・本拠地ベルリン紹介
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2014 【5.1chサラウンド】
・フィルハーモニーの50年
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2013 イン・プラハ 【5.1chサラウンド】
ここ最近のお決まり7月、8月ラインナップ紹介が冒頭にあって(もう批判するのもめんどくさいからこれについては以上)、いくつかの紹介番組をはさみつつヨーロッパ各地の名所で行われる恒例のヨーロッパコンサート、今年5月の公演を。指揮はダニエル・バレンボイムです。ニコライ、エルガー、チャイコフスキーというプログラムの連関は、なんでしょうね?きっと見てみればわかるのだと思いたいところ(笑)。
間に挟まれるドキュメンタリは世界最高のオーケストラの本拠地であるベルリンの街の紹介、そして本拠地の建物であるフィルハーモニーの50年を振り返る番組です。
その後に放送される「ヨーロッパ・コンサート2013」は再放送、プラハのお城でのコンサートですね。指揮はサー・サイモン・ラトル、独唱は奥方のマグダレナ・コジェナー。録画されてなかった方はこの機会に是非、今の彼ららしいアンサンブルがお城の広間に響き渡るベートーヴェンは名演と言っていいのでは。ラトルは昔から第六番が好きでよく振っていましたし。
●7月21日(月)【7月20日(日)深夜】午前0時30分~4時35分
・バーデン・バーデン復活祭音楽祭2014 歌劇『マノン・レスコー』【5.1chサラウンド】
・モナコ公国モンテカルロ・バレエ団『ル・ソンジュ~夢~』
この週は今年のバーデン・バーデン復活祭音楽祭から、プッチーニの歌劇「マノン・レスコー」を、ラトル&ベルリン・フィルほかの演奏、すでに配信等でご覧の方もいらっしゃるかもしれませぬ。にしてもなんですか、ザルツブルク(先月の「アラベッラ」)とバーデン・バーデンの両方を取り上げていくのは放送局なりのリスクヘッジか何かかしら(邪推)。
なお、ですが。少し前には三部作がシャイー&スカラ座の演奏で放送されましたし、「蝶々夫人」も先日二期会の公演が放送されたばかり。この調子で行くとここ数年でプッチーニの主要なオペラが放送される格好になるのでは?もしかして没後90年ってことで狙ってるのかな?(笑)
後半のバレエはすでに何度も放送されたものかと、「真夏の夜の夢」をモティーフにした作品ですね。
●7月28日(月)【7月27日(日)深夜】午前0時30分~4時30分
・ウィーン・フィル シェーンブルン夏の夜のコンサート2014
※変更されました・ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2013
前半は「ウィーン・フィル シェーンブルン夏の夜のコンサート2014」。この野外コンサートは新しいウィーンの夏のお決まりとして定着しつつあるのかどうか、個人的にはまだ微妙かなあ。
今年の指揮はクリストフ・エッシェンバッハ、共演にラン・ランです。…野外でシュトラウス、ですか…せめて晴れの日に公演ができたのならいいのですが(昨年のは悲惨だった)。
よかった、この感じなら場内の雰囲気は悪くなさそうですね(笑)。なにも富士スピードウェイでのF1を思いだすまでもなく、「雨の屋外イヴェント」にはいろいろと哀しさがにじみますからね…
※【変更されました】
後半はベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2013、再放送です。シーズン終わりの「打ち上げ」感、メンバーに少なくなく加わっているアカデミーの若者たち、なによりオープンエアの開放感と相まって若干ゆるめの演奏ではありますけれど、メンデルスゾーンとベートーヴェンを楽しむにもいい公演だったかと記憶してます。なお、メンデルスゾーンの独奏は千葉の好きなテツラフです。
そうそう、この演奏会は晴天に恵まれて、暮れゆくヴァルトビューネの景色がとても美しかったです。もし録画されてなければこの機会に是非。そして一年分の第九を摂取してしまってくださいな!(別に12月には聴かない派←主義の押しつけイクナイ)
※変更後のプログラムについて
7/27日深夜の放送、後半はロリン・マゼール逝去にともなって以下のプログラムに変更されました。
●指揮者ロリン・マゼールをしのんで~2012年 N響とのラストコンサート~
*************
あれ、「最終週は記念年関係」という予想は外れだったみたいですね。いちおうR.シュトラウスがプログラムに入っているウィーン・フィルのコンサートがそれにあたるのかな、どうでしょう。個人的には「プッチーニの次のアニバーサリーへの仕込み」仮説を採りたいけれど、1858-1924だから少しばかりロングパス過ぎますかしら(笑)。
まあ何も邪推せずとも、「今月はベルリン・フィルが多くて嬉しいなあ」という素朴な感想が正直なところなのさ(笑)、と開き直ったところで今月分の紹介はおしまい。ではまた。
千葉はベルリンフィルハーモニー管弦楽団の自主レーベルを陰ながら応援しています(自分では買えないけど…)。
そうそう、今晩からBSでも「黒執事」の新シリーズなんですね。最近になってまとめて「悪魔のリドル」の録画を消化してなかったら気が付かないところでしたよ、危ない危ない。
(そろそろこういう話も復活させるよ、という仕込み)
さて明日からの、今月のプレミアムシアターのご案内だよ!とその前に。
がんばれ国谷裕子と仲間たち、がんばれ「ゴジラ」「ガメラ」を通した映画編成班、がんばれ最近気になる公演を次々と収録しているらしいクラシック班!
といった具合に、千葉は籾井長谷川百田などの頭が心配なトップたちと、看板番組のはずのニュースを見なくていいものにしてくれた大越キャスター(野球の話以外全て酷いというのは珍しい)に対する悪意を微塵も隠すものではありませんが、公共放送の現場の皆さんには信頼を寄せ、期待もさせていただいております。願わくは、その考えを変えずにすみますように(七夕かな?←新暦でも旧暦でも合わない半端な時期によくもまあ…)
*************
さて以下簡単に紹介。
●7月14日(月)【7月13日(日)深夜】午前0時30分~4時25分
・7月、8月ラインナップ紹介
・本拠地ベルリン紹介
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2014 【5.1chサラウンド】
・フィルハーモニーの50年
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2013 イン・プラハ 【5.1chサラウンド】
ここ最近のお決まり7月、8月ラインナップ紹介が冒頭にあって(もう批判するのもめんどくさいからこれについては以上)、いくつかの紹介番組をはさみつつヨーロッパ各地の名所で行われる恒例のヨーロッパコンサート、今年5月の公演を。指揮はダニエル・バレンボイムです。ニコライ、エルガー、チャイコフスキーというプログラムの連関は、なんでしょうね?きっと見てみればわかるのだと思いたいところ(笑)。
間に挟まれるドキュメンタリは世界最高のオーケストラの本拠地であるベルリンの街の紹介、そして本拠地の建物であるフィルハーモニーの50年を振り返る番組です。
その後に放送される「ヨーロッパ・コンサート2013」は再放送、プラハのお城でのコンサートですね。指揮はサー・サイモン・ラトル、独唱は奥方のマグダレナ・コジェナー。録画されてなかった方はこの機会に是非、今の彼ららしいアンサンブルがお城の広間に響き渡るベートーヴェンは名演と言っていいのでは。ラトルは昔から第六番が好きでよく振っていましたし。
●7月21日(月)【7月20日(日)深夜】午前0時30分~4時35分
・バーデン・バーデン復活祭音楽祭2014 歌劇『マノン・レスコー』【5.1chサラウンド】
・モナコ公国モンテカルロ・バレエ団『ル・ソンジュ~夢~』
この週は今年のバーデン・バーデン復活祭音楽祭から、プッチーニの歌劇「マノン・レスコー」を、ラトル&ベルリン・フィルほかの演奏、すでに配信等でご覧の方もいらっしゃるかもしれませぬ。にしてもなんですか、ザルツブルク(先月の「アラベッラ」)とバーデン・バーデンの両方を取り上げていくのは放送局なりのリスクヘッジか何かかしら(邪推)。
なお、ですが。少し前には三部作がシャイー&スカラ座の演奏で放送されましたし、「蝶々夫人」も先日二期会の公演が放送されたばかり。この調子で行くとここ数年でプッチーニの主要なオペラが放送される格好になるのでは?もしかして没後90年ってことで狙ってるのかな?(笑)
後半のバレエはすでに何度も放送されたものかと、「真夏の夜の夢」をモティーフにした作品ですね。
●7月28日(月)【7月27日(日)深夜】午前0時30分~4時30分
・ウィーン・フィル シェーンブルン夏の夜のコンサート2014
※変更されました・ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2013
前半は「ウィーン・フィル シェーンブルン夏の夜のコンサート2014」。この野外コンサートは新しいウィーンの夏のお決まりとして定着しつつあるのかどうか、個人的にはまだ微妙かなあ。
今年の指揮はクリストフ・エッシェンバッハ、共演にラン・ランです。…野外でシュトラウス、ですか…せめて晴れの日に公演ができたのならいいのですが(昨年のは悲惨だった)。
よかった、この感じなら場内の雰囲気は悪くなさそうですね(笑)。なにも富士スピードウェイでのF1を思いだすまでもなく、「雨の屋外イヴェント」にはいろいろと哀しさがにじみますからね…
※【変更されました】
後半はベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2013、再放送です。シーズン終わりの「打ち上げ」感、メンバーに少なくなく加わっているアカデミーの若者たち、なによりオープンエアの開放感と相まって若干ゆるめの演奏ではありますけれど、メンデルスゾーンとベートーヴェンを楽しむにもいい公演だったかと記憶してます。なお、メンデルスゾーンの独奏は千葉の好きなテツラフです。
そうそう、この演奏会は晴天に恵まれて、暮れゆくヴァルトビューネの景色がとても美しかったです。もし録画されてなければこの機会に是非。そして一年分の第九を摂取してしまってくださいな!(別に12月には聴かない派←主義の押しつけイクナイ)
※変更後のプログラムについて
7/27日深夜の放送、後半はロリン・マゼール逝去にともなって以下のプログラムに変更されました。
●指揮者ロリン・マゼールをしのんで~2012年 N響とのラストコンサート~
2012年10月にNHK交響楽団に客演した際の映像から、抜粋で2時間余の演奏が放送されます。よくも悪くも「やればできる子」のこのオーケストラが、天才との共演で見せた本気、確認させていただこうと思います。前にズービン・メータと共演した際の聴衆の反応とかを踏まえて考えるに、期待させていただいてもいいかなと考えられますし。
(なお、きっとマゼールの編曲による「言葉のない”指環”」はクラシック音楽館で放送されるんですよね?と地味にプレッシャをかけておこうと思います。)
*************
あれ、「最終週は記念年関係」という予想は外れだったみたいですね。いちおうR.シュトラウスがプログラムに入っているウィーン・フィルのコンサートがそれにあたるのかな、どうでしょう。個人的には「プッチーニの次のアニバーサリーへの仕込み」仮説を採りたいけれど、1858-1924だから少しばかりロングパス過ぎますかしら(笑)。
まあ何も邪推せずとも、「今月はベルリン・フィルが多くて嬉しいなあ」という素朴な感想が正直なところなのさ(笑)、と開き直ったところで今月分の紹介はおしまい。ではまた。
千葉はベルリンフィルハーモニー管弦楽団の自主レーベルを陰ながら応援しています(自分では買えないけど…)。
2014年1月12日日曜日
2014年は27日より開始です(お決まり
こんにちは。千葉です。
また間が開いてしまいました。生きてます。その間の最大の出来事はあれですかね、Appleからのお年玉、iTunes Storeでブーレーズのマーラー全集が…って奴。ああ、もちろんこっちのブログ的には、ですよ。あっちのブログの過去記事、サルベージしておいたらアクセス稼げるかなぐひひ(心にもないことを書いてみた)。
*************
それはさておき、毎月恒例の公共放送様の全力が観られる(よく制作に参加しているので)看板番組の予定です。今月は明晩からです遅くてすみません、いつもながら。
●1月13日(月)【1月12日(日)深夜】午前0時~午前4時
・赤の広場コンサート
・エクサン・プロバンス音楽祭2010 ストラヴィンスキー:歌劇 『夜鳴きうぐいす』
前半は赤の広場でコンサート、かあ…中身はアンナ・ネトレプコに、ドミートリ・ホロストフスキー、そしてアカデミー・グランド合唱団、コンスタンティン・オルベリアン指揮のロシア国立交響楽団によるオペラ・アリアのガラ・コンサート、です。指揮者には馴染みがないけど1956年生まれでレコーディングはオペラ中心のようなので、いわゆる職人系の手腕があることを期待したいです。
後半はストラヴィンスキー初期の歌劇「夜鳴きうぐいす」をメインに据えた、これまたコッテコテのロシアンなストラヴィンスキー・ガラ的な公演です。まさか実演で初期歌曲とか見られるとは。しかもなんですか「きつね」とか超俺様得!(キャラ崩壊)
誰だよこんなおかしいプログラムを組む奴おいおい頭大丈夫かよ、と思ったが名前を確認したら大野和士だった。うん、ごめんそういう人だよね、大野さん(褒め言葉)。
演出や出演に人形だとかいろいろと気になる要素があるので、目で見て楽しめる公演なのではないかな、と期待しております。
●1月20日(月)【1月19日(日)深夜】午前0時~午前4時
・ドキュメンタリー 作曲家ペンデレツキ 迷宮の小道
・ペンデレツキ80歳バースデー・コンサート IN ワルシャワ(仮題)
クシシュトフ・ペンデレツキは、完全に千葉の守備範囲外なので素直に勉強させていただきます。後半のコンサートには名のみ知られた「ヒロシマの犠牲者に捧げる哀歌」も演奏されますよ。あと、東京交響楽団での活躍も注目されつつあるクシシュトフ・ウルバンスキの指揮がようやく見られるのも楽しみ。
●1月27日(月)【1月26日(日)深夜】午前0時~午前4時10分
・ドレスデン国立管弦楽団のジルヴェスター・コンサート 2013
・ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート 2013
はい、2014年はこの日に始まります。それまで窓ふき大掃除でもして待ちましょうかね(え)。
まあ、恒例のイヴェントがようやく見られるのはありがたいのだけれど。
ひとつだけ公共放送さまに難癖つけさせていただくならば。なぜこの順番なのか、と。ラトル&BPh、客演ラン・ランのほうが先じゃないのかね、と。君らはオペレッタで愉快に新年を迎えよと申すか。まあいいんだけどね、放送していただけるだけで(なら言わない)。
*************
そんなわけで2014年は27日深夜に開始されることになりましたので、皆さまご了承ください。ではまた(おーい)。
また間が開いてしまいました。生きてます。その間の最大の出来事はあれですかね、Appleからのお年玉、iTunes Storeでブーレーズのマーラー全集が…って奴。ああ、もちろんこっちのブログ的には、ですよ。あっちのブログの過去記事、サルベージしておいたらアクセス稼げるかなぐひひ(心にもないことを書いてみた)。
*************
それはさておき、毎月恒例の公共放送様の全力が観られる(よく制作に参加しているので)看板番組の予定です。今月は明晩からです遅くてすみません、いつもながら。
●1月13日(月)【1月12日(日)深夜】午前0時~午前4時
・赤の広場コンサート
・エクサン・プロバンス音楽祭2010 ストラヴィンスキー:歌劇 『夜鳴きうぐいす』
前半は赤の広場でコンサート、かあ…中身はアンナ・ネトレプコに、ドミートリ・ホロストフスキー、そしてアカデミー・グランド合唱団、コンスタンティン・オルベリアン指揮のロシア国立交響楽団によるオペラ・アリアのガラ・コンサート、です。指揮者には馴染みがないけど1956年生まれでレコーディングはオペラ中心のようなので、いわゆる職人系の手腕があることを期待したいです。
後半はストラヴィンスキー初期の歌劇「夜鳴きうぐいす」をメインに据えた、これまたコッテコテのロシアンなストラヴィンスキー・ガラ的な公演です。まさか実演で初期歌曲とか見られるとは。しかもなんですか「きつね」とか超俺様得!(キャラ崩壊)
誰だよこんなおかしいプログラムを組む奴おいおい頭大丈夫かよ、と思ったが名前を確認したら大野和士だった。うん、ごめんそういう人だよね、大野さん(褒め言葉)。
演出や出演に人形だとかいろいろと気になる要素があるので、目で見て楽しめる公演なのではないかな、と期待しております。
●1月20日(月)【1月19日(日)深夜】午前0時~午前4時
・ドキュメンタリー 作曲家ペンデレツキ 迷宮の小道
・ペンデレツキ80歳バースデー・コンサート IN ワルシャワ(仮題)
クシシュトフ・ペンデレツキは、完全に千葉の守備範囲外なので素直に勉強させていただきます。後半のコンサートには名のみ知られた「ヒロシマの犠牲者に捧げる哀歌」も演奏されますよ。あと、東京交響楽団での活躍も注目されつつあるクシシュトフ・ウルバンスキの指揮がようやく見られるのも楽しみ。
●1月27日(月)【1月26日(日)深夜】午前0時~午前4時10分
・ドレスデン国立管弦楽団のジルヴェスター・コンサート 2013
・ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート 2013
はい、2014年はこの日に始まります。それまで窓ふき大掃除でもして待ちましょうかね(え)。
まあ、恒例のイヴェントがようやく見られるのはありがたいのだけれど。
ひとつだけ公共放送さまに難癖つけさせていただくならば。なぜこの順番なのか、と。ラトル&BPh、客演ラン・ランのほうが先じゃないのかね、と。君らはオペレッタで愉快に新年を迎えよと申すか。まあいいんだけどね、放送していただけるだけで(なら言わない)。
*************
そんなわけで2014年は27日深夜に開始されることになりましたので、皆さまご了承ください。ではまた(おーい)。
2013年7月30日火曜日
「レーベル、変わったんだなあ」という実感
こんにちは。千葉です。
いや「見つけてしまった」って、特段悪い意味で書いたわけじゃないんですよ?(笑)何気なく開いた(人それを暇つぶしまたは気散じと呼ぶであろう)YouTubeで、「Simon Rattle」なるチャンネルができていることを示されて「それはなりすまし?なんなのフィルハーモニカーでもレーベルでもないわけ?」と少しばかりカッとなってやった、じゃなくてリンクを開いたらこれが驚き、おそらくはこれからの公式になるのだろうチャンネルでありました。
というわけで貼った動画は、新譜のこちらのトレイラーであります。
例によって特典DVD付き&SACDハイブリッドの国内盤、お値打価格の輸入盤の二本立てでお届けいたします!(笑)
※商品登録もなにかバタバタしていた模様、記録の意味で死にリンクも残しておきますね(笑)。
*************
そうかそうか、頑張れよ国内盤も、と思ってブックマークから国内盤のサイトに行ったら。あれ。まだ「春の祭典」が最新扱いだよどういうこと。
…そうでした、EMIは既になくなったんですよね、そういえば。この新譜はジャケットにもいつもの赤いアンチクショウじゃなくてWのデザインがさらっと載ってるし。ええ、ええ、EMIクラシックスほかパーロフォングループはいろいろあって最終的にワーナーグループの傘下に収まったのでした、はいはい。ブランドの力を活かして行くためにレーベル事態は存続、とか手法としてはありなんでしょうけど、せっかく手に入れたラトル&ベルリン・フィルを自分のレーベルで扱わないのもどうか、ですよねえ…これまではうちのCD棚の一角を真っ赤に染めてきたあそこも変わっていくのだなあ…
じゃあじゃあ、ワーナーは力入れてるんだよね、見せてもらおうかそのサイトとやら!
と思ってググってみたら、けっこうしょんぼり感のあるサイトだったのでリンクはしません。いまは過渡期だから、作ってる最中だから!そう思っておくことにします…
*************
なお、新譜ではありますが「交響的舞曲」の方は既発のブルーレイと同じ音源である模様。嗚呼そっちも買えていないよこんちくしょう、という貧乏話はしたくないのでひとまずこのへんで。ではまた。
先々のテレビの予定も書きたいのだけれど、今日は見つけてしまったこちらの動画から少しばかり所感を。
いや「見つけてしまった」って、特段悪い意味で書いたわけじゃないんですよ?(笑)何気なく開いた(人それを暇つぶしまたは気散じと呼ぶであろう)YouTubeで、「Simon Rattle」なるチャンネルができていることを示されて「それはなりすまし?なんなのフィルハーモニカーでもレーベルでもないわけ?」と少しばかりカッとなってやった、じゃなくてリンクを開いたらこれが驚き、おそらくはこれからの公式になるのだろうチャンネルでありました。
というわけで貼った動画は、新譜のこちらのトレイラーであります。
例によって特典DVD付き&SACDハイブリッドの国内盤、お値打価格の輸入盤の二本立てでお届けいたします!(笑)
※商品登録もなにかバタバタしていた模様、記録の意味で死にリンクも残しておきますね(笑)。
*************
そうかそうか、頑張れよ国内盤も、と思ってブックマークから国内盤のサイトに行ったら。あれ。まだ「春の祭典」が最新扱いだよどういうこと。
…そうでした、EMIは既になくなったんですよね、そういえば。この新譜はジャケットにもいつもの赤いアンチクショウじゃなくてWのデザインがさらっと載ってるし。ええ、ええ、EMIクラシックスほかパーロフォングループはいろいろあって最終的にワーナーグループの傘下に収まったのでした、はいはい。ブランドの力を活かして行くためにレーベル事態は存続、とか手法としてはありなんでしょうけど、せっかく手に入れたラトル&ベルリン・フィルを自分のレーベルで扱わないのもどうか、ですよねえ…これまではうちのCD棚の一角を真っ赤に染めてきたあそこも変わっていくのだなあ…
じゃあじゃあ、ワーナーは力入れてるんだよね、見せてもらおうかそのサイトとやら!
と思ってググってみたら、けっこうしょんぼり感のあるサイトだったのでリンクはしません。いまは過渡期だから、作ってる最中だから!そう思っておくことにします…
*************
なお、新譜ではありますが「交響的舞曲」の方は既発のブルーレイと同じ音源である模様。嗚呼そっちも買えていないよこんちくしょう、という貧乏話はしたくないのでひとまずこのへんで。ではまた。
2013年7月23日火曜日
国家主義の祭典(笑)かと思いきや
こんにちは。千葉です。
先般選挙がありましたね(周知の事実)。まあ、ああなるだろうと覚悟していたのである意味切り替えができつつあるのですが、最悪に近い事態だろうなと認識しております。このブログの切り口だと「文化行政の財源にカジノを」とか言っているところが継続して制度を作り行政を運用していくわけですな、ということになりましょうか。私らの好きなクラシック音楽はあれですわ、持て余したお札を燃やして土間で靴を探すような扱いを受けるわけです、これからも。そこに対しての戦いもしていかないといけない、ということですね、ふむ。
*************
こんなタイミングで昨晩、NHKのBSプレミアムシアターで「ベルリンとウィーン、二大オーケストラ夏祭り」が放送されました。先日紹介していたあれですが、まあこれが、なんというか凄いタイミングで。
紹介した時点ではあまり考えていなかったことなのですが、あの選挙の直後に聴かされるベートーヴェンのいわゆる第九は、なんとも言えない、というか相当に切実なものでありました。さらには、そのあとにヴェルディとワーグナー、19世紀のナショナリズムと強く結びついた作曲家によるコンサートが続くんですもん、率直に言って重すぎますよ、結果として読めてしまう「含意」が。たぶん編成上は偶然なんでしょうし、先ほど書いたとおりのシンプルな企画なのだろうと思う、でも非常に、間が悪い。
メンデルスゾーンはほとんど聴けなかったのでベートーヴェンから聴いた次第なのですが。聴き始めてしばらくは、こんなにささくれだった気分でこの演奏を最後まで聴く必要があるのか、まるでショスタコーヴィチを聴くモードじゃないかとかなりぐらつき、第一楽章の間は迷い苦しみました、あちょっとこう書くと大げさだけど。オーケストラはおそらくアカデミーの若手を多めに入れた倍管の、いわばお祭り編成とでも言えそうなもので若干ミスも少なからぬ状態だし(RHYTHM IS IT!のオーケストラに近いと言えばおわかりいただけますかしら)、まあいつものように後で録画を見ればいいかと思ったりもいたしました。
ですが演奏自体が、そして暮れていく晴天のヴァルトビューネが美しいことで最後まで演奏を楽しませていただきました。別にベートーヴェンだから闘争と勝利の物語を読み取らないといけないこともないでしょうけど、今は妙にそんなプロットが心に響きましたわ、なにか方向を指し示されたような気がして。しみじみ。
*************
でね。後半のウィーン・フィルの方なんだけど。まさかの雨天に低音と、野外イヴェントには最悪(明らかに会場が温まってない、いろんな意味で)の状況。そこにアイーダトランペットを空間的に配置したり合唱がない分を補うように思える編曲したりと繰り出されるマゼールの奇手はどうも滑り気味(録音のせいもありそうだったけれど、荒天のためもあって場内が沸かない)。全部見たら印象が変わるかもしれないけど(さすがに二、三曲聴いて寝ました)、あの演出込みで、シェーンブルン宮殿コンサートへの評価は、微妙。
加えて、これは個人的な懸念なのだけれど、このオーケストラはいま、どうなんですかね。いやこれは話が大きくなるか、しばらく転がしてみます…
*************
後半の意外な寒さ(笑)のおかげさまで、懸念していたような国家主義的高揚感から疎外されるどころか、実に普通にいつもどおりに演奏を聴いて判断することができましたわ。そう、こういう評価と含意の読みは別に切り分けて行わないとね…と、近年別ジャンルの「批評」がかってな見立て読みになっていて、それが主流であるようになっている現状をちらっと想起しつつ自戒しておりますです。読みは読みで示してもいいけど、まずはどう受け取ったかを示さないとね!
でもいい音楽を聴いたからと言っても、現実にかなりまずい状況が出来しつつあるという認識は変わらない。何ができるのか考えると相当に大変なのだけれど、少しずつきちんと考えていこうかと心構えを新たにしている今日でありました。ふわっふわな感触しかまだないんですけど(笑)。では本日の駄弁はこのへんで。ごきげんよう。
先般選挙がありましたね(周知の事実)。まあ、ああなるだろうと覚悟していたのである意味切り替えができつつあるのですが、最悪に近い事態だろうなと認識しております。このブログの切り口だと「文化行政の財源にカジノを」とか言っているところが継続して制度を作り行政を運用していくわけですな、ということになりましょうか。私らの好きなクラシック音楽はあれですわ、持て余したお札を燃やして土間で靴を探すような扱いを受けるわけです、これからも。そこに対しての戦いもしていかないといけない、ということですね、ふむ。
*************
こんなタイミングで昨晩、NHKのBSプレミアムシアターで「ベルリンとウィーン、二大オーケストラ夏祭り」が放送されました。先日紹介していたあれですが、まあこれが、なんというか凄いタイミングで。
紹介した時点ではあまり考えていなかったことなのですが、あの選挙の直後に聴かされるベートーヴェンのいわゆる第九は、なんとも言えない、というか相当に切実なものでありました。さらには、そのあとにヴェルディとワーグナー、19世紀のナショナリズムと強く結びついた作曲家によるコンサートが続くんですもん、率直に言って重すぎますよ、結果として読めてしまう「含意」が。たぶん編成上は偶然なんでしょうし、先ほど書いたとおりのシンプルな企画なのだろうと思う、でも非常に、間が悪い。
メンデルスゾーンはほとんど聴けなかったのでベートーヴェンから聴いた次第なのですが。聴き始めてしばらくは、こんなにささくれだった気分でこの演奏を最後まで聴く必要があるのか、まるでショスタコーヴィチを聴くモードじゃないかとかなりぐらつき、第一楽章の間は迷い苦しみました、あちょっとこう書くと大げさだけど。オーケストラはおそらくアカデミーの若手を多めに入れた倍管の、いわばお祭り編成とでも言えそうなもので若干ミスも少なからぬ状態だし(RHYTHM IS IT!のオーケストラに近いと言えばおわかりいただけますかしら)、まあいつものように後で録画を見ればいいかと思ったりもいたしました。
ですが演奏自体が、そして暮れていく晴天のヴァルトビューネが美しいことで最後まで演奏を楽しませていただきました。別にベートーヴェンだから闘争と勝利の物語を読み取らないといけないこともないでしょうけど、今は妙にそんなプロットが心に響きましたわ、なにか方向を指し示されたような気がして。しみじみ。
*************
でね。後半のウィーン・フィルの方なんだけど。まさかの雨天に低音と、野外イヴェントには最悪(明らかに会場が温まってない、いろんな意味で)の状況。そこにアイーダトランペットを空間的に配置したり合唱がない分を補うように思える編曲したりと繰り出されるマゼールの奇手はどうも滑り気味(録音のせいもありそうだったけれど、荒天のためもあって場内が沸かない)。全部見たら印象が変わるかもしれないけど(さすがに二、三曲聴いて寝ました)、あの演出込みで、シェーンブルン宮殿コンサートへの評価は、微妙。
加えて、これは個人的な懸念なのだけれど、このオーケストラはいま、どうなんですかね。いやこれは話が大きくなるか、しばらく転がしてみます…
*************
後半の意外な寒さ(笑)のおかげさまで、懸念していたような国家主義的高揚感から疎外されるどころか、実に普通にいつもどおりに演奏を聴いて判断することができましたわ。そう、こういう評価と含意の読みは別に切り分けて行わないとね…と、近年別ジャンルの「批評」がかってな見立て読みになっていて、それが主流であるようになっている現状をちらっと想起しつつ自戒しておりますです。読みは読みで示してもいいけど、まずはどう受け取ったかを示さないとね!
でもいい音楽を聴いたからと言っても、現実にかなりまずい状況が出来しつつあるという認識は変わらない。何ができるのか考えると相当に大変なのだけれど、少しずつきちんと考えていこうかと心構えを新たにしている今日でありました。ふわっふわな感触しかまだないんですけど(笑)。では本日の駄弁はこのへんで。ごきげんよう。
2013年6月30日日曜日
一言でいうなら、「ドイツ推し」ですかしら…
こんにちは。千葉です。
左手の火傷、たしかにまだその痕が残っているのだけれど、自分としてはやけどした時に思っていたよりはずっと治ってきました。少し安心して音楽が聴けましょう、ってそれだけでこっちが停滞しているわけではないのだけれど…
*************
さて、先週はラトル&BPhのコンサート、そしてメータ&ミドリのコンサートが放送されたNHKの看板番組(いつまでも言い続けることになりそうな気がする)プレミアムシアター、今晩はバレエだからいいかなって思ってたら音楽はラモーやリゲティ、ケージだったり、振付がカニングハムやトリシャ・ブラウン、ウィリアム・フォーサイスだったりすることにいまさら気づいたので今晩も録画です。F1の裏ですからね、さすがに生放送では見られない…(笑)
ちなみに。テレビ放送の感想が書きにくくて困っているのは実に簡単で困った理由です。それは「テレビのスピーカで聴いた音で評価なんてできないっす」というもの。イヤホンで聴くのはどうも耳に負担が大きいように思えてきたもので、最近困っているのです、この薄い音像に。先立つモノがないから時期はまったくの未定だけど、スピーカ買わないといけないのかなあ…
これ評判いいけど、どうなんでしょうねえ。テレビの出力がイヤホン端子しかないからどうにも、イマイチ選考に熱が入りませんわ…レコーダから出力すればいいのかな、むむむむむ。
*************
それはさておき、7月の看板番組のスケジュールが出ていましたので、さくっとご紹介を。来る7月、クラシックファンにはありがたいものになりそうでござる。
●7月15日(月)【7月14日(日)深夜】午前0時~午前4時10分
・ワーグナー生誕200年記念 ガラ・コンサート・イン・バイロイト
・ドキュメンタリー 「神々のたそがれ ~バイロイト音楽祭の諸相~」
今年の記念年を祝うガラ・コンサート(番組サイトには指揮者名が書かれてないけどティーレマンですよね、これ)、そして2008年のドキュメンタリでワーグナーとバイロイトをより知るための四時間強、でしょうか。まあ、きっと綺麗な話が中心なんだろうなあ、跡目争いとか思想的どうこうじゃなくて(わりと悪趣味)。
●7月22日(月)【7月21日(日)深夜】午前0時~午前4時
・ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2013
・ウィーン・フィル シェーンブルン夏の夜のコンサート2013
夏の風物詩、と説明抜きで言ってもいいのだろう、名門オケによる夏のお楽しみ野外コンサート二つ、です。最近このあたりの「季節もの」に対応してくる番組の編成、好感しております!(笑←偉そう)
ラトル&BPhは今回、普通のコンサートのプログラムに見えるメンコン&第九を持ってきたのだけれど。あの人の記念年にメンデルスゾーンだし、さらに相互に大きく影響を与えた※ベートーヴェンでしょう?不在のワーグナー・プログラムに見えるのは邪推かなあ。まあ、何も考えず「テツラフさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」とか「第九はいつ聴いてもいいねえ…(cv石田彰)」、くらいでもいいと思いますよ。いや本当にね。
一方ウィーン・フィルを指揮するのはロリン・マゼール。彼はそんな邪推など無用とばかりに、ヴェルディとワーグナーを並べてます。ええ、ええ。これでは千葉でも深読みのしようがございませんわ(笑)。
●7月29日(月)【7月28日(日)深夜】午前0時20分~午前4時20分
・ポリーニ&ティーレマンによるブラームスのピアノ協奏曲 第2番&交響曲 第2番
・ポリーニ&ティーレマン指揮 ドレスデン国立管弦楽団演奏会
これはなんだろう、タイトルがそっくりでコピペの失敗かと思いましてよ(笑)。ちゃんと見ればなんのことはない、ふたつの「ブラームスを軸にした器楽派ドイツ音楽」プログラムのコンサートでポリーニ&ティーレマン&SKDによるブラームスのピアノ協奏曲が揃いますよ!というものでした。
個人的に少し意外なのは、セルが交響曲と称したとされる第二番はメインプログラムじゃなくて(交響曲第二番がメイン)、むしろ若書きともされる第一番がメインに置かれている、ところですね。レーガーのロマンティックな組曲、大きい作品なのかしら…(調べたら30分くらいの管弦楽曲みたい)
ともあれ、現在のポリーニによるある種集大成にも感じられるコンサートになっているのではないかしら。ティーレマンはそれほど好みでもないのだけれど(良くも悪くもオペラ上がりの指揮者だと思う、だからワーグナーはむしろ好きな方です)堂々たる演奏であるだろうことは予想がつくので、この控えめな評価を覆すような演奏であることを期待しましょう。
ああ、録音があるのですなあ…でも最近ときどき思うんです、音源のみの販売、いつまで中心的な役割になるのかなあ、と…(その話はまたいずれ)
*************
ということで簡単なご紹介でした。あれ、ヴェルディの序曲を除くとドイツものばっかり?むむむむ…ともあれ本日はこれにて、ごきげんよう。
左手の火傷、たしかにまだその痕が残っているのだけれど、自分としてはやけどした時に思っていたよりはずっと治ってきました。少し安心して音楽が聴けましょう、ってそれだけでこっちが停滞しているわけではないのだけれど…
*************
さて、先週はラトル&BPhのコンサート、そしてメータ&ミドリのコンサートが放送されたNHKの看板番組(いつまでも言い続けることになりそうな気がする)プレミアムシアター、今晩はバレエだからいいかなって思ってたら音楽はラモーやリゲティ、ケージだったり、振付がカニングハムやトリシャ・ブラウン、ウィリアム・フォーサイスだったりすることにいまさら気づいたので今晩も録画です。F1の裏ですからね、さすがに生放送では見られない…(笑)
ちなみに。テレビ放送の感想が書きにくくて困っているのは実に簡単で困った理由です。それは「テレビのスピーカで聴いた音で評価なんてできないっす」というもの。イヤホンで聴くのはどうも耳に負担が大きいように思えてきたもので、最近困っているのです、この薄い音像に。先立つモノがないから時期はまったくの未定だけど、スピーカ買わないといけないのかなあ…
これ評判いいけど、どうなんでしょうねえ。テレビの出力がイヤホン端子しかないからどうにも、イマイチ選考に熱が入りませんわ…レコーダから出力すればいいのかな、むむむむむ。
*************
それはさておき、7月の看板番組のスケジュールが出ていましたので、さくっとご紹介を。来る7月、クラシックファンにはありがたいものになりそうでござる。
●7月15日(月)【7月14日(日)深夜】午前0時~午前4時10分
・ワーグナー生誕200年記念 ガラ・コンサート・イン・バイロイト
・ドキュメンタリー 「神々のたそがれ ~バイロイト音楽祭の諸相~」
今年の記念年を祝うガラ・コンサート(番組サイトには指揮者名が書かれてないけどティーレマンですよね、これ)、そして2008年のドキュメンタリでワーグナーとバイロイトをより知るための四時間強、でしょうか。まあ、きっと綺麗な話が中心なんだろうなあ、跡目争いとか思想的どうこうじゃなくて(わりと悪趣味)。
●7月22日(月)【7月21日(日)深夜】午前0時~午前4時
・ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2013
・ウィーン・フィル シェーンブルン夏の夜のコンサート2013
夏の風物詩、と説明抜きで言ってもいいのだろう、名門オケによる夏のお楽しみ野外コンサート二つ、です。最近このあたりの「季節もの」に対応してくる番組の編成、好感しております!(笑←偉そう)
ラトル&BPhは今回、普通のコンサートのプログラムに見えるメンコン&第九を持ってきたのだけれど。あの人の記念年にメンデルスゾーンだし、さらに相互に大きく影響を与えた※ベートーヴェンでしょう?不在のワーグナー・プログラムに見えるのは邪推かなあ。まあ、何も考えず「テツラフさんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」とか「第九はいつ聴いてもいいねえ…(cv石田彰)」、くらいでもいいと思いますよ。いや本当にね。
一方ウィーン・フィルを指揮するのはロリン・マゼール。彼はそんな邪推など無用とばかりに、ヴェルディとワーグナーを並べてます。ええ、ええ。これでは千葉でも深読みのしようがございませんわ(笑)。
●7月29日(月)【7月28日(日)深夜】午前0時20分~午前4時20分
・ポリーニ&ティーレマンによるブラームスのピアノ協奏曲 第2番&交響曲 第2番
・ポリーニ&ティーレマン指揮 ドレスデン国立管弦楽団演奏会
これはなんだろう、タイトルがそっくりでコピペの失敗かと思いましてよ(笑)。ちゃんと見ればなんのことはない、ふたつの「ブラームスを軸にした器楽派ドイツ音楽」プログラムのコンサートでポリーニ&ティーレマン&SKDによるブラームスのピアノ協奏曲が揃いますよ!というものでした。
個人的に少し意外なのは、セルが交響曲と称したとされる第二番はメインプログラムじゃなくて(交響曲第二番がメイン)、むしろ若書きともされる第一番がメインに置かれている、ところですね。レーガーのロマンティックな組曲、大きい作品なのかしら…(調べたら30分くらいの管弦楽曲みたい)
ともあれ、現在のポリーニによるある種集大成にも感じられるコンサートになっているのではないかしら。ティーレマンはそれほど好みでもないのだけれど(良くも悪くもオペラ上がりの指揮者だと思う、だからワーグナーはむしろ好きな方です)堂々たる演奏であるだろうことは予想がつくので、この控えめな評価を覆すような演奏であることを期待しましょう。
ああ、録音があるのですなあ…でも最近ときどき思うんです、音源のみの販売、いつまで中心的な役割になるのかなあ、と…(その話はまたいずれ)
*************
ということで簡単なご紹介でした。あれ、ヴェルディの序曲を除くとドイツものばっかり?むむむむ…ともあれ本日はこれにて、ごきげんよう。
2013年5月19日日曜日
公共放送さん、F1やりませんか?(記事とタイトルは関係ありません
こんにちは。千葉です。
またこんなに間が開いたよ!どうなってんだよ自分!
…すみません、最近イヤホンだとちょっと聴き疲れるようになってきてしまって、以前のやり方でガンガン聴いてガンガン書くのは正直なところ難しいのです。テレビ用にも使えるような、それほどのお値段じゃないヘッドホンでも買わないといけないな、と思ってはいるのですが、いかんせん先立つモノが…
*************
そんな状況でも日々は過ぎ、録画された番組や見た動画などは増える一方です。「クラシック倶楽部」なんかうっかり録画すると大変ですね、ちなみに明朝は庄司紗矢香ヴァイオリン・リサイタルですよ。「見たら消せばいいか~」とか思っていたはずなのに、見たら見たで「あれこれは資料的価値あるかな」「意外にいい演奏!完全版で見せやがれ」(無礼ですみません)とか思ってしまって。おかげさまで最近は週末のたびにダビングや見て消す番組の選択、些細な量にしかならないけどCMのカットなどにいそしむ羽目に陥っております。録画生活、怖い(笑)。
庄司紗矢香のベートーヴェンも完結間近なんですね、そういえば。日本人ヴァイオリニスト仲間の(緩いくくり、っていうかもっとちゃんとした協力関係にあるよね彼ら)樫本大進とほぼ同時期にソナタの全集ができあがるのかな、なかなか数奇なものです。
*************
さてさて先日ご紹介した5月末までのNHK BSプレミアムの看板番組(しつこい)にして千葉のHDDを圧迫する(笑)番組、プレミアムシアターの6月(正確には7月1日まで)の予定が出ていましたのでさくっとご紹介。
…と思ったんですけど、残念ながら千葉の嗜好に鑑みますとご紹介さし上げるのはこの期間、一回だけになってしまいます。クラシカル・クロスオーバーの良さがイマイチわからない(6/9深夜放送分)ので僭越すぎてご紹介する気にはなれない、バレエは好きだけどつっこんだ話はほぼできない(6/30深夜放送分、クラシック音楽に近いジャンルの舞台芸術として、少なくない傑作を共有するジャンルとして機会があれば見ては来ましたが、その程度でどうこういうのもはばかられる)。というわけで、こちらの公演だけ、さくっと。
●6月24日(月)【23日(日)深夜】午前0時~午前4時
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2013・イン・プラハ
・五嶋みどり&ズービン・メータ指揮 ミュンヘン・フィル演奏会
またこんなに間が開いたよ!どうなってんだよ自分!
…すみません、最近イヤホンだとちょっと聴き疲れるようになってきてしまって、以前のやり方でガンガン聴いてガンガン書くのは正直なところ難しいのです。テレビ用にも使えるような、それほどのお値段じゃないヘッドホンでも買わないといけないな、と思ってはいるのですが、いかんせん先立つモノが…
*************
そんな状況でも日々は過ぎ、録画された番組や見た動画などは増える一方です。「クラシック倶楽部」なんかうっかり録画すると大変ですね、ちなみに明朝は庄司紗矢香ヴァイオリン・リサイタルですよ。「見たら消せばいいか~」とか思っていたはずなのに、見たら見たで「あれこれは資料的価値あるかな」「意外にいい演奏!完全版で見せやがれ」(無礼ですみません)とか思ってしまって。おかげさまで最近は週末のたびにダビングや見て消す番組の選択、些細な量にしかならないけどCMのカットなどにいそしむ羽目に陥っております。録画生活、怖い(笑)。
庄司紗矢香のベートーヴェンも完結間近なんですね、そういえば。日本人ヴァイオリニスト仲間の(緩いくくり、っていうかもっとちゃんとした協力関係にあるよね彼ら)樫本大進とほぼ同時期にソナタの全集ができあがるのかな、なかなか数奇なものです。
*************
さてさて先日ご紹介した5月末までのNHK BSプレミアムの看板番組(しつこい)にして千葉のHDDを圧迫する(笑)番組、プレミアムシアターの6月(正確には7月1日まで)の予定が出ていましたのでさくっとご紹介。
…と思ったんですけど、残念ながら千葉の嗜好に鑑みますとご紹介さし上げるのはこの期間、一回だけになってしまいます。クラシカル・クロスオーバーの良さがイマイチわからない(6/9深夜放送分)ので僭越すぎてご紹介する気にはなれない、バレエは好きだけどつっこんだ話はほぼできない(6/30深夜放送分、クラシック音楽に近いジャンルの舞台芸術として、少なくない傑作を共有するジャンルとして機会があれば見ては来ましたが、その程度でどうこういうのもはばかられる)。というわけで、こちらの公演だけ、さくっと。
●6月24日(月)【23日(日)深夜】午前0時~午前4時
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2013・イン・プラハ
・五嶋みどり&ズービン・メータ指揮 ミュンヘン・フィル演奏会
前半のラトル指揮ベルリン・フィルによる恒例ヨーロッパ・コンサート、今年はプラハ城での演奏会。奥方でいらっしゃるコジェナーとの共演、そして「今の」彼らのベートーヴェンはなかなか興味深いところです。そうか、ウィーンとの録音は21世紀最初の全集って言ってたんだから、もう新盤を出してもいいのかもなあ、集大成として。しみじみ。
後半のコンサートはあれですね、オケの公演なのになぜ「ソリスト&指揮者 オーケストラ」の順で書かれているんだろう、というのが最初に気になりますがツッコみませんよ(と書くことでツッコんでしまう、不思議!)。
たしかに。ブラームス、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はちょっと中プロにするには重すぎる、でもメインにするならリハとか主導権とか(笑)幾多の制約の中で失敗が許されない、困難な状況が現れちゃう。まあ、その困難をクリアできそうなソリスト&指揮者の交流、そしてオーケストラとの協調がこの演奏会ならありうる!と思ったのでしょう、きっと。五嶋みどり&ズービン・メータは録音も少なくない組合せだし、ブラームスを軸にしたコンサートでミュンヘン・フィルがいい仕事をしないわけがない。そう思いたいな(笑)。
なお。個人的にはまさにその中プロ、今年没後50年を迎えたパウル・ヒンデミットの交響曲「画家マチス」の演奏映像が一番の楽しみだったりします!オペラとしては、かなり地味めな政治劇なのでちょっとまだ掴めないでいる「画家マチス」だけれど、交響曲の方はもうけっこう長いつきあいなのでこの映像は喜ばしいかぎり。作曲家とミュンヘンのつながりはあまりないような気がしなくもありませんが、ここは虚心に好演を期待します。ってもう演奏は終わっているし、評判もその気さえあれば調べはつくのだけれど。
なお、今晩はカラヤンのドキュメンタリー&ビゼー「真珠採り」の二本立てですよ。ビゼーは合唱がアクサントゥスなんですね、よく見たら。これも期待しましょう…
*************
さて追加でもういっちょ。最近、向こうのブログでは「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」で何度か言及した、週日24:00から放送されているBS1の看板番組(しつこいなあもう)、「BS世界のドキュメンタリー」ですが、明日明後日とクラシック音楽のお題です。「ワーグナーとユダヤ人のわたし」というタイトルには、バーンスタインが制作したドキュメンタリーのことを思わせる部分もありますので、ちゃんと見る予定ですよ。
ということで公共放送文化部門の回し者のようなご案内はこれにて終了。ではまた、今度は近いうちに!(笑)
2013年5月3日金曜日
ラトル&BPhの教育プログラムも10年ですね
こんにちは。千葉です。
向こうに書く記事がまとまらないのでこれだけは今日のうちに書いておきたい。
あのう、2006年に国会で福島第一原発の潜在的危険を指摘されながら特段なんの対策も取らなかった当時の総理が、あの事故のあとに再び同じ任にある事自体が理解できないのに、いま彼が他国に対して「世界一安全な原発技術を輸出」云々言っているのは、何かの不条理ジョークですか?
あの人とその周辺の多幸症、ユーフォリアを止められなければ大変なことになる、その程度の想定は誰でもできましょうに、どうしてそもそも問題を指摘する者もなく、諌める者もなく好き放題の放言を繰り返すのか。それを許しているのは何なのか。これを考えないでいることは難しい。というか、放置したら取り返しのつかないことになる。オリンピックが開催できなくなった場合に敗北の責任者に指名されるだろう彼の言動なんて、それに比べたらかわいらしいものですよ。
え?あれはいい振舞いだと思っていらっしゃるのですか?積極的支持?それなら是非、積極的支持を言葉にして残してくださいな、他所との比較じゃなくて、ね。
ああもう、言葉にするとこうなるのはわかっているのだけれど、黙っているわけにもいかないと思うもので。有効性のロジックで考えるなら、何かの行動が求められるところ、なのだけれど。
*************
さて辛気くさい話は一休み。っていうか次にこういうのを書くのは向こうのブログ、です。
今日ご紹介したかったのはこちら、ベルリン・フィルがまたしても動画を無料公開しております。
◆ベルリン・フィル教育プログラム スペシャル映像
映画でご存知の(ということにしておきます)あのダンスプロジェクトも今年で10周年。
あの映画、今の文化軽視が流行っているこのお国では見直されるべきものじゃないかと思うんだけど、どうですかね。ラトルが言うところの「芸術は嗜好品じゃない、空気と同じでなくてはならないものなんだ」、その思いなしに、我々は文化を切り捨てる風潮に対峙できないと思うのだけれど。
それはさておき、今年は再び「春の祭典」とブリテンの「ノアの洪水」を取り上げたのだとか。記念年ずくし、ですね(笑)。先ほどのリンクから、ブリテンの抜粋が3分ほど見られます。これはなあ、全曲見たいなあ…(貧民の嘆き節は以下割愛)
*************
これだけだとあまりお得じゃないので(笑)、期間はわからないのだけれど彼らの新譜がフルサイズで聴けるとあるサイトをご紹介。オランダの放送局「Radio 4」ってのは気持ちのいい太っ腹さを示してくれまして。期間限定、トラックごとに切れる設定ではあるのだけれど、新譜全曲を聴けます。そこにいま、ラトル&BPhの「春の祭典」ほかのアルバムが入ってます。期間限定・終了時期を知らないもので、なるはやでお聴きくださいませ、とのみ(笑)。リンクはこちらから。
*************
いま読んでいる本が、ポピュラー音楽方面からラジオやレコードの影響について検討しているものだから、なにかいろいろ考えてしまいそうになりますが、今日のところはこれにて。ごきげんよう。
向こうに書く記事がまとまらないのでこれだけは今日のうちに書いておきたい。
あのう、2006年に国会で福島第一原発の潜在的危険を指摘されながら特段なんの対策も取らなかった当時の総理が、あの事故のあとに再び同じ任にある事自体が理解できないのに、いま彼が他国に対して「世界一安全な原発技術を輸出」云々言っているのは、何かの不条理ジョークですか?
あの人とその周辺の多幸症、ユーフォリアを止められなければ大変なことになる、その程度の想定は誰でもできましょうに、どうしてそもそも問題を指摘する者もなく、諌める者もなく好き放題の放言を繰り返すのか。それを許しているのは何なのか。これを考えないでいることは難しい。というか、放置したら取り返しのつかないことになる。オリンピックが開催できなくなった場合に敗北の責任者に指名されるだろう彼の言動なんて、それに比べたらかわいらしいものですよ。
え?あれはいい振舞いだと思っていらっしゃるのですか?積極的支持?それなら是非、積極的支持を言葉にして残してくださいな、他所との比較じゃなくて、ね。
ああもう、言葉にするとこうなるのはわかっているのだけれど、黙っているわけにもいかないと思うもので。有効性のロジックで考えるなら、何かの行動が求められるところ、なのだけれど。
*************
さて辛気くさい話は一休み。っていうか次にこういうのを書くのは向こうのブログ、です。
今日ご紹介したかったのはこちら、ベルリン・フィルがまたしても動画を無料公開しております。
◆ベルリン・フィル教育プログラム スペシャル映像
映画でご存知の(ということにしておきます)あのダンスプロジェクトも今年で10周年。
あの映画、今の文化軽視が流行っているこのお国では見直されるべきものじゃないかと思うんだけど、どうですかね。ラトルが言うところの「芸術は嗜好品じゃない、空気と同じでなくてはならないものなんだ」、その思いなしに、我々は文化を切り捨てる風潮に対峙できないと思うのだけれど。
それはさておき、今年は再び「春の祭典」とブリテンの「ノアの洪水」を取り上げたのだとか。記念年ずくし、ですね(笑)。先ほどのリンクから、ブリテンの抜粋が3分ほど見られます。これはなあ、全曲見たいなあ…(貧民の嘆き節は以下割愛)
*************
これだけだとあまりお得じゃないので(笑)、期間はわからないのだけれど彼らの新譜がフルサイズで聴けるとあるサイトをご紹介。オランダの放送局「Radio 4」ってのは気持ちのいい太っ腹さを示してくれまして。期間限定、トラックごとに切れる設定ではあるのだけれど、新譜全曲を聴けます。そこにいま、ラトル&BPhの「春の祭典」ほかのアルバムが入ってます。期間限定・終了時期を知らないもので、なるはやでお聴きくださいませ、とのみ(笑)。リンクはこちらから。
*************
いま読んでいる本が、ポピュラー音楽方面からラジオやレコードの影響について検討しているものだから、なにかいろいろ考えてしまいそうになりますが、今日のところはこれにて。ごきげんよう。
2013年4月25日木曜日
よっ太っ腹!~ラトル&ベルリン・フィルの動画無料公開
こんにちは。千葉です。
今日は簡単にご紹介だけ(その一)。
Twitterを眺めていたら(最近あまり言うことがない、というかTwitterに向かないことしか思いつかない)、こんなツイートに出くわしまして。以下引用。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 @BerlinPhilJapan
【無料映像】ラトル指揮、ベルリンフィルによるベートーヴェンとマーラーの交響曲の演奏映像を無料でご視聴いただけます。こちらのリンクから、デジタル・コンサートホールに「ご来場」ください!
添付されていたアドレスへのリンクはこちらに。
曲目はベートーヴェンの第四番とマーラーの第一番。ん?なんか見覚えがあるな…と思ったら2010年8月27日の、たしかドイツ銀行招待で無料試聴できたシーズンオープニングの公演ですね、これ。最近の彼ららしい、若干の恰幅の良さと余裕のある鳴り、そしてそれでも十分に聴き手を連れ回す演奏だったのではなかったかな、と記憶していますが如何かしら。ちょっとあとで見てみますね。
もしかしてアベノミクスでますますDCHが遠くなったんじゃないか自分、と懐の寒さを人のせいにしながらひとまずはおしまい。後ほどもう一つ、テレビの情報を書いておきます。では。
ああ、右側の映像ソフトが比較的収録時期が近いので(同年11月)、こっちをご存知なら演奏のイメージは湧くかもしれませぬ。
今日は簡単にご紹介だけ(その一)。
Twitterを眺めていたら(最近あまり言うことがない、というかTwitterに向かないことしか思いつかない)、こんなツイートに出くわしまして。以下引用。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 @BerlinPhilJapan
【無料映像】ラトル指揮、ベルリンフィルによるベートーヴェンとマーラーの交響曲の演奏映像を無料でご視聴いただけます。こちらのリンクから、デジタル・コンサートホールに「ご来場」ください!
添付されていたアドレスへのリンクはこちらに。
曲目はベートーヴェンの第四番とマーラーの第一番。ん?なんか見覚えがあるな…と思ったら2010年8月27日の、たしかドイツ銀行招待で無料試聴できたシーズンオープニングの公演ですね、これ。最近の彼ららしい、若干の恰幅の良さと余裕のある鳴り、そしてそれでも十分に聴き手を連れ回す演奏だったのではなかったかな、と記憶していますが如何かしら。ちょっとあとで見てみますね。
もしかしてアベノミクスでますますDCHが遠くなったんじゃないか自分、と懐の寒さを人のせいにしながらひとまずはおしまい。後ほどもう一つ、テレビの情報を書いておきます。では。
ああ、右側の映像ソフトが比較的収録時期が近いので(同年11月)、こっちをご存知なら演奏のイメージは湧くかもしれませぬ。
2013年4月9日火曜日
これからのプレミアムシアターに注目です!(ガルパン風に)
こんにちは。千葉です。
あの番組、見たんですけど、なんか特に先日の記事に付け足すことはないような…もしご希望あれば感想くらいは書きますけど、なければスルーで(最近の逃げるときの言い訳)。
*************
今日は自分のためにもメモしておきたい、この先のNHK-BSプレミアムの看板番組(え)、プレミアムシアター放送予定です。以下スケジュールだけ。
●4月15日(月)【14日(日)深夜】午前0時20分~午前4時20分
・リッカルド・シャイー指揮 ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団演奏会
・パーヴォ・ヤルヴィ指揮 パリ管弦楽団演奏会
シャイーのマーラー、実はDVDだと第二、第八がリリースされてますね、第四が今月末に発売予定。だから今回放送される第五番もきっと、その流れでリリースされる、んじゃないかな(弱気)。
この秋に来日するパーヴォは「春の祭典」をメインに据えた、フランスものと言ってもよさそうなプログラムです。
●4月22日(月)【21日(日)深夜】午前0時~午前4時
・マドリード・レアル劇場公演 フィリップ・グラス:歌劇「パーフェクト・アメリカン」
・フェニーチェ歌劇場公演 シェーンベルク:歌劇「今日から明日まで」
グラスの新作が示す「完璧なアメリカ人」はウォルト・ディズニー。前に何処かの配信で見ようと思ったら「日本はダメなんだよごめんね~」(意訳)と出たものだったので、この放送はちょっと嬉しい。
フェニーチェ歌劇場のシェーンベルクはエリアフ・インバル指揮です。
●5月13日(月)【12日(日)深夜】午前0時~午前4時20分
・ロイヤル・コンセルトヘボウ 創立125周年記念ガラ
・ドキュメンタリー「カルロス・クライバー ~ロスト・トゥー・ザ・ワールド~」
・ドキュメンタリー「目的地なきシュプール ~指揮者カルロス・クライバー~」
コンセルトヘボウのガラなら、三人の存命の指揮者で分け合えばいいのに、なんて嫌味は言いませんよ(言ったから、いま)。
カルロス・クライバーのドキュメンタリはYouTubeでも見られますけど、字幕がほしかったから(あたりまえだ)再放送は助かります。
●5月20日(月)【19日(日)深夜】午前0時~午前4時
・ドキュメンタリー「カラヤン ~ザ・セカンド・ライフ~(仮題)」
・パリ・オペラコミック公演 笈田ヨシ演出の歌劇「真珠採り」
カラヤンのドキュメンタリ。ううん、切り口が気になりますよね、大きい人だけに。
ビゼーの歌劇、なかなか見られない演目なので助かります。また、オペラコミークでの上演というのもポイント、ですね。
●5月27日(月)【26日(日)深夜】午前0時20分~午前4時30分
・バーデン・バーデン復活祭音楽祭公演 歌劇「魔笛」
・ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2011
後者は録画環境になったからようやく録れます(笑)。前者の「魔笛」、こちらはTwitterでベルリン・フィルがブログの更新などお知らせしてくれるたびに「すみません!デジタル・コンサートホールに加入できない貧民ですみません!」と思っていた演目なので(号泣)助かります。本当に…
*************
そもそもさあ、何のために収録チームに入ってるのかって話よ。なぜか収録から一定時間をおいて、でないと放送されないライヴはなにか意味があるのかね。え?
とか、居丈高に難癖をつけたくなることもありますが、私は元気です!(それ違う)このひと月分の放送で何ヶ月か暮らせてしまいそうだわ、ほくほく(口で言うんか)。あ、そうそう。新装されたあの番組、まだ見ていないのでコメントなしです。ただ、思うんですけど、日曜の夜は競合が多いんじゃないかなあ、そこで放送交響楽団アワー(仮名)はやっていけるのかどうか…いや見もしないで言及はいけませんな、わっはっは。
ということで、自分メモ兼告知のようなもの、以上であります。さらばっ。
*************
追記。ありそうだな、と思って探したらありましたよシャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団他によるマーラーのトレイラー。ここには第八番を貼っておきますね、なかなか良い感じ。
あの番組、見たんですけど、なんか特に先日の記事に付け足すことはないような…もしご希望あれば感想くらいは書きますけど、なければスルーで(最近の逃げるときの言い訳)。
*************
今日は自分のためにもメモしておきたい、この先のNHK-BSプレミアムの看板番組(え)、プレミアムシアター放送予定です。以下スケジュールだけ。
●4月15日(月)【14日(日)深夜】午前0時20分~午前4時20分
・リッカルド・シャイー指揮 ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団演奏会
・パーヴォ・ヤルヴィ指揮 パリ管弦楽団演奏会
シャイーのマーラー、実はDVDだと第二、第八がリリースされてますね、第四が今月末に発売予定。だから今回放送される第五番もきっと、その流れでリリースされる、んじゃないかな(弱気)。
この秋に来日するパーヴォは「春の祭典」をメインに据えた、フランスものと言ってもよさそうなプログラムです。
●4月22日(月)【21日(日)深夜】午前0時~午前4時
・マドリード・レアル劇場公演 フィリップ・グラス:歌劇「パーフェクト・アメリカン」
・フェニーチェ歌劇場公演 シェーンベルク:歌劇「今日から明日まで」
グラスの新作が示す「完璧なアメリカ人」はウォルト・ディズニー。前に何処かの配信で見ようと思ったら「日本はダメなんだよごめんね~」(意訳)と出たものだったので、この放送はちょっと嬉しい。
フェニーチェ歌劇場のシェーンベルクはエリアフ・インバル指揮です。
●5月13日(月)【12日(日)深夜】午前0時~午前4時20分
・ロイヤル・コンセルトヘボウ 創立125周年記念ガラ
・ドキュメンタリー「カルロス・クライバー ~ロスト・トゥー・ザ・ワールド~」
・ドキュメンタリー「目的地なきシュプール ~指揮者カルロス・クライバー~」
コンセルトヘボウのガラなら、三人の存命の指揮者で分け合えばいいのに、なんて嫌味は言いませんよ(言ったから、いま)。
カルロス・クライバーのドキュメンタリはYouTubeでも見られますけど、字幕がほしかったから(あたりまえだ)再放送は助かります。
●5月20日(月)【19日(日)深夜】午前0時~午前4時
・ドキュメンタリー「カラヤン ~ザ・セカンド・ライフ~(仮題)」
・パリ・オペラコミック公演 笈田ヨシ演出の歌劇「真珠採り」
カラヤンのドキュメンタリ。ううん、切り口が気になりますよね、大きい人だけに。
ビゼーの歌劇、なかなか見られない演目なので助かります。また、オペラコミークでの上演というのもポイント、ですね。
●5月27日(月)【26日(日)深夜】午前0時20分~午前4時30分
・バーデン・バーデン復活祭音楽祭公演 歌劇「魔笛」
・ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2011
後者は録画環境になったからようやく録れます(笑)。前者の「魔笛」、こちらはTwitterでベルリン・フィルがブログの更新などお知らせしてくれるたびに「すみません!デジタル・コンサートホールに加入できない貧民ですみません!」と思っていた演目なので(号泣)助かります。本当に…
*************
そもそもさあ、何のために収録チームに入ってるのかって話よ。なぜか収録から一定時間をおいて、でないと放送されないライヴはなにか意味があるのかね。え?
とか、居丈高に難癖をつけたくなることもありますが、私は元気です!(それ違う)このひと月分の放送で何ヶ月か暮らせてしまいそうだわ、ほくほく(口で言うんか)。あ、そうそう。新装されたあの番組、まだ見ていないのでコメントなしです。ただ、思うんですけど、日曜の夜は競合が多いんじゃないかなあ、そこで放送交響楽団アワー(仮名)はやっていけるのかどうか…いや見もしないで言及はいけませんな、わっはっは。
ということで、自分メモ兼告知のようなもの、以上であります。さらばっ。
*************
追記。ありそうだな、と思って探したらありましたよシャイー&ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団他によるマーラーのトレイラー。ここには第八番を貼っておきますね、なかなか良い感じ。
2013年3月24日日曜日
言い訳はしますん(おい
こんにちは。千葉です。
本当に長い間を開けてしまいました。諸般の事情が、と書くのも気が進みませんのでお詫びも言い訳もしますん(どっちなんだ)。Twitterでも旧館でも細かいことは書いていませんが、環境的に大きく変わっていたものだから書きようがなかった、というのが正直なところです。ようやく、諸般の事情は最低限クリアできそうです。
*************
ということで。気分を変えてちょっと軽いお話で再開してみましょうか。
最近、久しぶりに楽器を取り出して音を出してみたんですよ。まあ予想どおり、ド素人としか言いようがない、スッカスカの音でしたけれど(笑)。
そんなのでも毎日定期的に吹いていれば少しはマシになってくる。昔とったなんとやらで、まあ練習の仕方は知っているし。基礎練習、苦にならないんですよワタクシ。体力的な問題以外は(半泣)。
それでも、ちょっと落ちた筋肉をどうつけていくか、またどう使うのかは体を動かすだけでは効率よく戻せない。ちょっとしたヒントが、イメージが持てれば…とか思っていた時に見たのがこちらの動画になります(バイト風)。
はい、サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による「春の祭典」の、第二部中盤の生贄の踊りであります。ラトル、また演奏変わってきたかなあ…(変化は楽しむようにしておりますので、これはこれで歓迎です。昔の演奏ももちろん好いけれど)
この二分半で、ちらっと映る奏者の口元を見て、教則本によく載っている筋肉の図が思い出され、力の入れ方がイメージできたんですね、今日は。昔なら写真やら絵やらで想像(場合によっては妄想)するしかなかったところ、こうして他の角度から情報が集められるのだから、便利になったものだわ。パブリック・ドメインの楽譜なんかも駆使すれば、元手をかけなくてもけっこうできること、あるんじゃないかなあ…
もちろん、この感覚は素人のただの勘違いである可能性は否定しませんが(笑)、少しくらいは自分の耳を、身体を信じてあげたいところであります。あてのない基礎練習は楽しいなあ…(何かからの逃避モード)
*************
左ふたつは待望の新譜(国内盤と輸入盤)、そして忘れちゃいけないあの映画「RHYTHM IS IT!」、さらにバーミンガム市交響楽団との演奏などを集めたボックスです。人これをステマという(のだらふか。口コミとかオススメはいつから悪になったのか、とかグダグダ書きたい気がしなくもない)。
本当に長い間を開けてしまいました。諸般の事情が、と書くのも気が進みませんのでお詫びも言い訳もしますん(どっちなんだ)。Twitterでも旧館でも細かいことは書いていませんが、環境的に大きく変わっていたものだから書きようがなかった、というのが正直なところです。ようやく、諸般の事情は最低限クリアできそうです。
*************
ということで。気分を変えてちょっと軽いお話で再開してみましょうか。
最近、久しぶりに楽器を取り出して音を出してみたんですよ。まあ予想どおり、ド素人としか言いようがない、スッカスカの音でしたけれど(笑)。
そんなのでも毎日定期的に吹いていれば少しはマシになってくる。昔とったなんとやらで、まあ練習の仕方は知っているし。基礎練習、苦にならないんですよワタクシ。体力的な問題以外は(半泣)。
それでも、ちょっと落ちた筋肉をどうつけていくか、またどう使うのかは体を動かすだけでは効率よく戻せない。ちょっとしたヒントが、イメージが持てれば…とか思っていた時に見たのがこちらの動画になります(バイト風)。
はい、サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による「春の祭典」の、第二部中盤の生贄の踊りであります。ラトル、また演奏変わってきたかなあ…(変化は楽しむようにしておりますので、これはこれで歓迎です。昔の演奏ももちろん好いけれど)
この二分半で、ちらっと映る奏者の口元を見て、教則本によく載っている筋肉の図が思い出され、力の入れ方がイメージできたんですね、今日は。昔なら写真やら絵やらで想像(場合によっては妄想)するしかなかったところ、こうして他の角度から情報が集められるのだから、便利になったものだわ。パブリック・ドメインの楽譜なんかも駆使すれば、元手をかけなくてもけっこうできること、あるんじゃないかなあ…
もちろん、この感覚は素人のただの勘違いである可能性は否定しませんが(笑)、少しくらいは自分の耳を、身体を信じてあげたいところであります。あてのない基礎練習は楽しいなあ…(何かからの逃避モード)
*************
とか、最近はそんなところです(筑紫哲也か)。長文を溜める悪い癖を治すよう、相努めさせていただきたく。もちろん、まとまったものは公開していきますので、今後ともよろしーく(ジョジョは一部と二部が好きです←なんだその突然のカミングアウト)。
左ふたつは待望の新譜(国内盤と輸入盤)、そして忘れちゃいけないあの映画「RHYTHM IS IT!」、さらにバーミンガム市交響楽団との演奏などを集めたボックスです。人これをステマという(のだらふか。口コミとかオススメはいつから悪になったのか、とかグダグダ書きたい気がしなくもない)。
登録:
投稿 (Atom)