こんにちは。千葉です。
開幕公演だけでもベルリン・フィルのライヴが見られる幸せたるや。にしてもあれですかね、団員の世代交代が進みつつありますかしら、あのオーケストラ。なんか考えちゃいますわ…
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さてもう日が昇りそうなのでサクサクと紹介しますよ、公共放送の看板番組9月の予定。
●9月1日(月)【8月31日(日)深夜】午前0時~3時52分
・カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ 生誕300年記念コンサート 【5.1chサラウンド】
・アーノンクール指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 演奏『荘厳ミサ曲』 【5.1chサラウンド】
今年はヨーハン・ゼバスティアン・バッハの次男であるところのカール・フィリップ・エマヌエル・バッハ、生誕300年の記念年です。いわゆるC.P.E.バッハですね(いわゆるとか言うな)。ロンドンで活躍したヨーハン・クリスティアン(1735-1782)あたりなら少し聴いただけで素朴で平明な古典派っぽい感じが、大バッハとは明確に個性が違うよね、ってわかるのだけれど、カール・フィリップ・エマヌエル(1714-1788)はあまり「こういう感じ」と言えないのですよ、千葉は。かろうじて覚えてるシンフォニーが、どこかハイドンの疾風怒濤期のものに近い雰囲気を持っていたような気はするのだけれど…記念年の今年を好機に、というにもいささか手が回らないでいたところですから、これ幸いと楽しませていただきますよ、なにせ演奏は信頼のベルリン古楽アカデミーですし!
今年6月15日の公演です。
そして後半は再放送ですかね、それとも特に注釈がないので初放送かな?ニコラウス・アーノンクール指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ほかの演奏で、ベートーヴェンの荘厳ミサ曲、2012年4月のライヴです。これも見逃せない、いや録り逃がせない!(珍しくハードディスクの準備はできてます)
●9月15日(月)【9月14日(日)深夜】午前0時~4時00分
・大野和士&リヨン国立劇場来日公演 歌劇『ホフマン物語』 【5.1chサラウンド】
で、一週空けて(ここ要注意ですよ)今年7月の来日公演さっそくキタ━(゚∀゚)━!ということで。この前の山田和樹の演奏会と同様、日本人指揮者による欧州の楽団来日公演ってことでの早業、特殊なケースかとは思いますけれど、大好きな「ホフマン物語」なので文句など言わず享受させていただきます、「ホフマン物語」の字幕付き映像、前からほしかったんですよ~。
うん。「これは美味しいものにきまっている」とわかっているのであまり言うことがありません(笑)。次行ってみよう。
●9月22日(月)【9月21日(日)深夜】午前0時~4時00分
・ナタリー・デセイ&ミシェル・ルグラン・イン・ベルサイユ 【5.1chサラウンド】
・パリ・オペラ座公演『夢遊病の女』
この夜は昨年10月にオペラ歌手としての引退が伝えられたナタリー・デセイの公演を二つ。
前半は録音もリリースされているミシェル・ルグランとの共演によるライヴ、これからはこういう公演が増えていくのでしょうね。先日発表されたシルヴィ・ギエムの引退となんとなく脳内で重なって、いささか寂しく感じなくもないですけれど、二人の尊敬すべきアーティストの判断を尊重します。はい。それにデセイはまったく歌わなくなるわけではない、ですものね。実演を聴けなかったのは悔やまれるけれど、こういうのはご縁なので…
後半は2010年のパリ・オペラ座公演、ベッリーニの「夢遊病の女」です。彼女のこのオペラ、千葉は前にMETの奴は見ましたけれど、こっちは再放送だけど未見かな。楽しみ。
●9月29日(月)【9月28日(日)深夜】午前0時~4時00分
・ルツェルン音楽祭2014開幕コンサート
・ベルリン・フィル・ワルトビューネ・コンサート2013 【5.1chサラウンド】
前半は「アバドなきルツェルン音楽祭」の開幕コンサートです。指揮台に招かれたのはアンドリス・ネルソンス、プログラムはすべてブラームス、アバドも得意とした作品が並びますね。ふむ。8月15、16日の公演を収録したものです。
…最近いろいろと喧しいベルリンやらアムステルダム、パリあたりの動向を踏まえて見るに、はてさてルツェルンの人選は何かを示すものかしら?(吉田秀和先生風)※などと、普段は「政局人事とか興味ないんで」とか「F1のうわさ話は七三くらいで信じておけばいいよ←投げやりに」なんて言ってる千葉も、ここ数年で大きく版図が変わるだろうオーケストラ業界の人事からは逃れられませぬ(笑)。
※アンドリス・ネルソンスは「ベルリンのポストにはあまり…」とすでに表明しているそうなのです。ふむ。それもまた見識ではないかと。いろいろ噛み締めつつ。
そして後半のベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2013は、ロリン・マゼールの逝去に伴い移動した番組ですね。昨年の再放送、メンコンに第九と重たいプログラムですが、個人的にはかなり楽しめた公演でしたので未見の方はぜひそうですね、寝転がって酒でも飲みつつご覧ください、現地の羨ましい彼らのように(笑)。
*************
プレミアムシアター枠、基本的に月の第一週を除いた日曜深夜に放送ってことになってます。月に三回は放送がある、そう思っていたので先月は「二回しかない!」と書いたわけですが、ここには律儀な公共放送様ならではの落とし穴があることに昨晩気がついたのです、8月31日から日付の変わった深夜は情報の開示としては9月分にはいってたんす。マジビビるわ~(深夜テンション)そんなわけで、ベルリン・フィルのシーズン開幕公演を見ながらまとめましたよ!(笑)
これ以上書くと自己同一性が保てなくなりそうなので(笑)本日はこれにて。ではまた。
2014年8月31日日曜日
2014年8月27日水曜日
メモ:「コーポラティズム」って?
こんにちは。千葉です。
書きたいことはあってもまとまらない、これは千葉の知力の低下かな…と最近本気で思い始めました。いくつも書きかけのものはあるけどまだ人前にお出しできる感じじゃない。昔の毎日マーラーを聴いていた頃の、過去の自分の乱暴力を見習いたいくらいですわ…
もちろん、同じことを書いても面白くないから、ってのは手が進まない理由の中で一番大きいものではあるのだけれど。はあ。
そんな、本当に生存の報告にしかならない当ブログ昨今の更新状況を変えたいから、ではないのですが、読んでいる本からのメモをさらっと引用ということで書き残すことにします。いつものようなムダなサーヴィスはなしの、本当にメモにしかならないのは申し訳ないところですが。
*************
いま読んでるのはこの本。
上下二巻本の「ショック・ドクトリン」、まだ上巻の途中なんですけどね、モノ知らずな私は現在南米のチリ、アルゼンチン、ウルグアイが被った不幸について知るだけで打ちのめされそうですよ。昔、大学にいた頃に理系の友人たちに申し訳無さ半分で言っていた冗談の「文系の実験は革命になるからあかん」を地で行った奴らがいたんですね、いわゆるサヨクじゃない方で。はあ。
なお本書の感想は読了した後ででも。また、本書を元にした映画が作られていて、各地で上映会が行われたりしておりますので、興味のある方はリンク先をご参照あれ。
*************
いま気になってメモしておくのは上巻118ページの終わりから。以下引用。
チリが、改革に熱狂する人々が主張したような「純粋な」自由市場の実験室ではなかったのは明らかである。少数のエリート集団がきわめて短期間に金持ちから大金持ちになったというのが実態であり、そこには負債と公的資金による巨額の補助(その後は救済)によって資金を得るという、きわめて収益の高い公式があった。「奇跡」の背後にある誇大宣伝や売らんかな主義を取り去ってみれば、ピノチェトとシカゴ・ボーイズに支配されたチリとは自由市場を呼び物にした資本主義国家ではなく、コーポラティズム国家だった。コーポラティズム(コーポラティビズムとも言う)とは、もともとイタリアのムッソリーニ政権を指す用語で、政府、企業、労働組合の三つの権力組織が同盟を組み、ナショナリズムの名において秩序を維持するために協調する警察国家をモデルにしている。ピノチェト政権下でチリが世界に先駆けて発展させたのは、まさにこのコーポラティズムだった。警察国家と大企業が相互に助け合い、力を合わせて第三の権力部門である労働者を相手に総力戦を展開し、国富における両者のシェアを劇的に増大させたのだ。(引用終わり、p.118-119)
うん、これでコーポラティズムは覚えました。ここだけに限らず、本書で示される「惨事便乗型資本主義」、なにかもう他人ごとではないなと思う今日このごろですよ。怖い恐い。
*************
最後に、本書のチリのピノチェト政権についての部分でこの曲について触れられていましたのでミュージックビデオを貼っておきますね。昔よく聴いたディスクです(洋楽を聴いていた時期もあったのです)、スティングの「ナッシング・ライク・ザ・サン」から「They Dance Alone」。
わあスティング若いなあ(笑)、という割とどうでも良い感想を述べて本日はおしまい。ではまた。
ニュースステーションに出て本題を話させない久米宏にブチギレてたのはこの頃だったかな…(ますますどうでもいい)
書きたいことはあってもまとまらない、これは千葉の知力の低下かな…と最近本気で思い始めました。いくつも書きかけのものはあるけどまだ人前にお出しできる感じじゃない。昔の毎日マーラーを聴いていた頃の、過去の自分の乱暴力を見習いたいくらいですわ…
もちろん、同じことを書いても面白くないから、ってのは手が進まない理由の中で一番大きいものではあるのだけれど。はあ。
そんな、本当に生存の報告にしかならない当ブログ昨今の更新状況を変えたいから、ではないのですが、読んでいる本からのメモをさらっと引用ということで書き残すことにします。いつものようなムダなサーヴィスはなしの、本当にメモにしかならないのは申し訳ないところですが。
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いま読んでるのはこの本。
上下二巻本の「ショック・ドクトリン」、まだ上巻の途中なんですけどね、モノ知らずな私は現在南米のチリ、アルゼンチン、ウルグアイが被った不幸について知るだけで打ちのめされそうですよ。昔、大学にいた頃に理系の友人たちに申し訳無さ半分で言っていた冗談の「文系の実験は革命になるからあかん」を地で行った奴らがいたんですね、いわゆるサヨクじゃない方で。はあ。
なお本書の感想は読了した後ででも。また、本書を元にした映画が作られていて、各地で上映会が行われたりしておりますので、興味のある方はリンク先をご参照あれ。
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いま気になってメモしておくのは上巻118ページの終わりから。以下引用。
チリが、改革に熱狂する人々が主張したような「純粋な」自由市場の実験室ではなかったのは明らかである。少数のエリート集団がきわめて短期間に金持ちから大金持ちになったというのが実態であり、そこには負債と公的資金による巨額の補助(その後は救済)によって資金を得るという、きわめて収益の高い公式があった。「奇跡」の背後にある誇大宣伝や売らんかな主義を取り去ってみれば、ピノチェトとシカゴ・ボーイズに支配されたチリとは自由市場を呼び物にした資本主義国家ではなく、コーポラティズム国家だった。コーポラティズム(コーポラティビズムとも言う)とは、もともとイタリアのムッソリーニ政権を指す用語で、政府、企業、労働組合の三つの権力組織が同盟を組み、ナショナリズムの名において秩序を維持するために協調する警察国家をモデルにしている。ピノチェト政権下でチリが世界に先駆けて発展させたのは、まさにこのコーポラティズムだった。警察国家と大企業が相互に助け合い、力を合わせて第三の権力部門である労働者を相手に総力戦を展開し、国富における両者のシェアを劇的に増大させたのだ。(引用終わり、p.118-119)
うん、これでコーポラティズムは覚えました。ここだけに限らず、本書で示される「惨事便乗型資本主義」、なにかもう他人ごとではないなと思う今日このごろですよ。怖い恐い。
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最後に、本書のチリのピノチェト政権についての部分でこの曲について触れられていましたのでミュージックビデオを貼っておきますね。昔よく聴いたディスクです(洋楽を聴いていた時期もあったのです)、スティングの「ナッシング・ライク・ザ・サン」から「They Dance Alone」。
わあスティング若いなあ(笑)、という割とどうでも良い感想を述べて本日はおしまい。ではまた。
ニュースステーションに出て本題を話させない久米宏にブチギレてたのはこの頃だったかな…(ますますどうでもいい)
2014年8月17日日曜日
フェスの季節だよねー(おい
こんにちは。千葉です。
また放送日になっちゃったよ!すみません!(宿題は〆切が見えないと手を付けられない系ダメ人間)
公共放送のがんばってる部門の一つ、文化系の皆さんが誇るプレミアムシアター、今月は今日と来週の二回だけなんです!(スタートが遅いのを知ってますます手を付けなかったダメ人間←しつこい)
*************
さてでは内容の簡単なご紹介。
●8月18日(月)【8月17日(日)深夜】午前0時~3時20分
・ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2014 【5.1chサラウンド】
・カティア・ブニアティシヴィリ 森の中のピアノ・コンサート 【5.1chサラウンド】
前半は毎年恒例ベルリン・フィルのヴァルトビューネコンサート、今年はグスターボ・ドゥダメルが指揮しました。チャイコフスキーとブラームス、まるで遊びのない正統派プログラムですが出来栄えは如何かしら。6月27日の公演です。
後半は美しいカティア・ブニアティシヴィリが森の中でピアノを弾く、というちょっと聞きには少しキワモノ感がなくもない番組です。でもプログラムがねえ、バッハ、チャイコフスキーにショパン、ドビュッシーときてカンチェリ、ラヴェルにスクリャービン、ストラヴィンスキーなどなどと、なかなか多彩な選曲なので音がちゃんと録れてるなら意外と楽しめそうな気がしていますよ。2013年7月の公演だそうです。
●8月25日(月)【8月24日(日)深夜】午前0時~3時50分
・ヴェローナ野外劇場 歌劇『カルメン』 【5.1chサラウンド】
・『ピーターとおおかみ』
この週はまず(あの騒ぎは何だったのか) とか思い出したくなるけどあえてスルー、のヴェローナ野外劇場の公演から、演目は「カルメン」です。帰営ラッパが鳴っても帰ってはいけませんよ皆さん。
このプロダクションですかしら。放送されるのは2014年6月の公演です。
(あの件があるのでいろいろと書きにくい←まるでスルーできていない…)
後半は映像作品として作られているっぽい「ピーターとおおかみ」、演奏はダニエレ・ガッティ指揮フランス国立管とソリストたち、です。ちょっと見てみないとわからないわ、さすがに(笑)。
ということで、これとは別の演奏ですけどYouTubeで見つけたやつをば参考までに貼っておきますね。
*************
ということで今月のプログラムは「夏は野外フェスだよね~」ということみたい、です(それでいいのか)。気軽にお楽しみあれ。
*************
と書いてから、しかし苦言を呈する文句の多いおじさんだよ!
こういうアウトリーチ的なプログラム、どちらかと言えばこの番組に期待されてるものではないし、この枠をこれらの公演が対象にしている人たちが見るかといえば答えは否、断じて否でありましょう。こういうミスマッチ、正直に申し上げてもったいないです。
だって、「普段はクラシックとか聞かないけどね」って人が気軽に楽しめそうな番組だからってクラシックなるものを聴いてみんとて深夜の四時間の番組を見るのは不可能だし(そもそもこの枠の存在を知りますまいて)、お祭り公演をコアなファンがそんなに期待しているわけでもないでしょ(少なくとも千葉は、ベルリン・フィルのものでなければ録画を一回見て消しちゃうな)。
アリバイ的な何かをしているとは思いたくないし、報道とは違って(いちおう言っておく)普段は公共放送の文化系の皆さんの判断がおかしいとは思わないので、お願いだから頼むよ上の方(憶測で容疑者直撃←MAG・ネット、BSマンガ夜話のあたりからの不信感ゆえ)。クラシックを聴いてみたいな、って人には、どうせならちゃんとしたもの、いいものをお出ししてあげてくれませんか。合わなければそれはそれ、でしょうから。時宜さえ得るならばトークなんか入れなくても受け取れるようになるもんなんだからさ、何にせよ。
*************
以上、ギリギリのご案内になりながらも高調子な千葉がご紹介いたしました、今月のプレミアムシアター。ではまた。訃報についてはまた後ほど(いろいろ聴いてしまってまだ何も書けない感じなのです)
また放送日になっちゃったよ!すみません!(宿題は〆切が見えないと手を付けられない系ダメ人間)
公共放送のがんばってる部門の一つ、文化系の皆さんが誇るプレミアムシアター、今月は今日と来週の二回だけなんです!(スタートが遅いのを知ってますます手を付けなかったダメ人間←しつこい)
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さてでは内容の簡単なご紹介。
●8月18日(月)【8月17日(日)深夜】午前0時~3時20分
・ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2014 【5.1chサラウンド】
・カティア・ブニアティシヴィリ 森の中のピアノ・コンサート 【5.1chサラウンド】
前半は毎年恒例ベルリン・フィルのヴァルトビューネコンサート、今年はグスターボ・ドゥダメルが指揮しました。チャイコフスキーとブラームス、まるで遊びのない正統派プログラムですが出来栄えは如何かしら。6月27日の公演です。
後半は美しいカティア・ブニアティシヴィリが森の中でピアノを弾く、というちょっと聞きには少しキワモノ感がなくもない番組です。でもプログラムがねえ、バッハ、チャイコフスキーにショパン、ドビュッシーときてカンチェリ、ラヴェルにスクリャービン、ストラヴィンスキーなどなどと、なかなか多彩な選曲なので音がちゃんと録れてるなら意外と楽しめそうな気がしていますよ。2013年7月の公演だそうです。
●8月25日(月)【8月24日(日)深夜】午前0時~3時50分
・ヴェローナ野外劇場 歌劇『カルメン』 【5.1chサラウンド】
・『ピーターとおおかみ』
この週はまず(あの騒ぎは何だったのか) とか思い出したくなるけどあえてスルー、のヴェローナ野外劇場の公演から、演目は「カルメン」です。帰営ラッパが鳴っても帰ってはいけませんよ皆さん。
このプロダクションですかしら。放送されるのは2014年6月の公演です。
(あの件があるのでいろいろと書きにくい←まるでスルーできていない…)
後半は映像作品として作られているっぽい「ピーターとおおかみ」、演奏はダニエレ・ガッティ指揮フランス国立管とソリストたち、です。ちょっと見てみないとわからないわ、さすがに(笑)。
ということで、これとは別の演奏ですけどYouTubeで見つけたやつをば参考までに貼っておきますね。
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ということで今月のプログラムは「夏は野外フェスだよね~」ということみたい、です(それでいいのか)。気軽にお楽しみあれ。
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と書いてから、しかし苦言を呈する文句の多いおじさんだよ!
こういうアウトリーチ的なプログラム、どちらかと言えばこの番組に期待されてるものではないし、この枠をこれらの公演が対象にしている人たちが見るかといえば答えは否、断じて否でありましょう。こういうミスマッチ、正直に申し上げてもったいないです。
だって、「普段はクラシックとか聞かないけどね」って人が気軽に楽しめそうな番組だからってクラシックなるものを聴いてみんとて深夜の四時間の番組を見るのは不可能だし(そもそもこの枠の存在を知りますまいて)、お祭り公演をコアなファンがそんなに期待しているわけでもないでしょ(少なくとも千葉は、ベルリン・フィルのものでなければ録画を一回見て消しちゃうな)。
アリバイ的な何かをしているとは思いたくないし、報道とは違って(いちおう言っておく)普段は公共放送の文化系の皆さんの判断がおかしいとは思わないので、お願いだから頼むよ上の方(憶測で容疑者直撃←MAG・ネット、BSマンガ夜話のあたりからの不信感ゆえ)。クラシックを聴いてみたいな、って人には、どうせならちゃんとしたもの、いいものをお出ししてあげてくれませんか。合わなければそれはそれ、でしょうから。時宜さえ得るならばトークなんか入れなくても受け取れるようになるもんなんだからさ、何にせよ。
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以上、ギリギリのご案内になりながらも高調子な千葉がご紹介いたしました、今月のプレミアムシアター。ではまた。訃報についてはまた後ほど(いろいろ聴いてしまってまだ何も書けない感じなのです)
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