こんにちは。千葉です。
今日は都民の皆様は夜遅くまでいろいろと気になることもおありでしょうけれど、それ以外の皆さまは、Eテレで21時からのクラシック音楽館をお楽しみください(押し付けがましい)。
●<N響 第1860回 定期公演>
指揮:ピンカス・スタインバーグ
管弦楽:NHK交響楽団
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
モルダウと呼ぶかヴルタヴァと呼ぶかで世代がわかってしまうらしい(教科書の表記が変わった、と聞きました←こう書くことで旧世代バレしてしまううっかりさん)第二曲がこの上なく有名な連作交響詩が第1860回定期のプログラムです。第二曲だけを知っていて、愛好される方にも、もしかすると少々辟易してしまっている方にもぜひ全曲を聴いてみていただきたいと思う私であります。冒頭のハープから第六曲の大団円までの起伏の中に位置づけられる「あの名曲」、という聴き方ができるとまた受け取り方も変わったり変わらなかったりしちゃったりなんかしちゃったりしますので(もう広川太一郎さんネタは通じないだろう←ここでも世代バレ)。
指揮はピンカス・スタインバーグ、1945年生まれの彼はもはや大ヴェテランと言っていいでしょう。さて彼の「わが祖国」は如何、N響の演奏は如何。5月13日の演奏会を収録したものです。
音楽の教科書から消えたりしていないだろうし、合唱で歌わされたりもする名曲をわざわざ紹介するのもなんですけれど、ひとついい動画を見つけましたので如何ですか、クシシュトフ・ウルバンスキ指揮オランダ放送響の演奏。
全六曲でもCD一枚に収まる長さですから、この番組にはおまけがあります。若きピアニスト、ハオチェン・チャンが6月の来日公演でも取り上げた作品三曲を、ツアー前に収録したものだとか。辻井伸行と同時優勝したヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールからもう8年ですか…
ちょっと考えてしまったところでご案内はおしまい。ではまた、ごきげんよう。
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