2013年5月19日日曜日

公共放送さん、F1やりませんか?(記事とタイトルは関係ありません

こんにちは。千葉です。

またこんなに間が開いたよ!どうなってんだよ自分!
…すみません、最近イヤホンだとちょっと聴き疲れるようになってきてしまって、以前のやり方でガンガン聴いてガンガン書くのは正直なところ難しいのです。テレビ用にも使えるような、それほどのお値段じゃないヘッドホンでも買わないといけないな、と思ってはいるのですが、いかんせん先立つモノが…

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そんな状況でも日々は過ぎ、録画された番組や見た動画などは増える一方です。「クラシック倶楽部」なんかうっかり録画すると大変ですね、ちなみに明朝は庄司紗矢香ヴァイオリン・リサイタルですよ。「見たら消せばいいか~」とか思っていたはずなのに、見たら見たで「あれこれは資料的価値あるかな」「意外にいい演奏!完全版で見せやがれ」(無礼ですみません)とか思ってしまって。おかげさまで最近は週末のたびにダビングや見て消す番組の選択、些細な量にしかならないけどCMのカットなどにいそしむ羽目に陥っております。録画生活、怖い(笑)。



庄司紗矢香のベートーヴェンも完結間近なんですね、そういえば。日本人ヴァイオリニスト仲間の(緩いくくり、っていうかもっとちゃんとした協力関係にあるよね彼ら)樫本大進とほぼ同時期にソナタの全集ができあがるのかな、なかなか数奇なものです。

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さてさて先日ご紹介した5月末までのNHK BSプレミアムの看板番組(しつこい)にして千葉のHDDを圧迫する(笑)番組、プレミアムシアターの6月(正確には7月1日まで)の予定が出ていましたのでさくっとご紹介。

…と思ったんですけど、残念ながら千葉の嗜好に鑑みますとご紹介さし上げるのはこの期間、一回だけになってしまいます。クラシカル・クロスオーバーの良さがイマイチわからない(6/9深夜放送分)ので僭越すぎてご紹介する気にはなれない、バレエは好きだけどつっこんだ話はほぼできない(6/30深夜放送分、クラシック音楽に近いジャンルの舞台芸術として、少なくない傑作を共有するジャンルとして機会があれば見ては来ましたが、その程度でどうこういうのもはばかられる)。というわけで、こちらの公演だけ、さくっと。


●6月24日(月)【23日(日)深夜】午前0時~午前4時

・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2013・イン・プラハ
・五嶋みどり&ズービン・メータ指揮 ミュンヘン・フィル演奏会

前半のラトル指揮ベルリン・フィルによる恒例ヨーロッパ・コンサート、今年はプラハ城での演奏会。奥方でいらっしゃるコジェナーとの共演、そして「今の」彼らのベートーヴェンはなかなか興味深いところです。そうか、ウィーンとの録音は21世紀最初の全集って言ってたんだから、もう新盤を出してもいいのかもなあ、集大成として。しみじみ。

後半のコンサートはあれですね、オケの公演なのになぜ「ソリスト&指揮者 オーケストラ」の順で書かれているんだろう、というのが最初に気になりますがツッコみませんよ(と書くことでツッコんでしまう、不思議!)。
たしかに。ブラームス、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はちょっと中プロにするには重すぎる、でもメインにするならリハとか主導権とか(笑)幾多の制約の中で失敗が許されない、困難な状況が現れちゃう。まあ、その困難をクリアできそうなソリスト&指揮者の交流、そしてオーケストラとの協調がこの演奏会ならありうる!と思ったのでしょう、きっと。五嶋みどり&ズービン・メータは録音も少なくない組合せだし、ブラームスを軸にしたコンサートでミュンヘン・フィルがいい仕事をしないわけがない。そう思いたいな(笑)。
なお。個人的にはまさにその中プロ、今年没後50年を迎えたパウル・ヒンデミットの交響曲「画家マチス」の演奏映像が一番の楽しみだったりします!オペラとしては、かなり地味めな政治劇なのでちょっとまだ掴めないでいる「画家マチス」だけれど、交響曲の方はもうけっこう長いつきあいなのでこの映像は喜ばしいかぎり。作曲家とミュンヘンのつながりはあまりないような気がしなくもありませんが、ここは虚心に好演を期待します。ってもう演奏は終わっているし、評判もその気さえあれば調べはつくのだけれど。

なお、今晩はカラヤンのドキュメンタリー&ビゼー「真珠採り」の二本立てですよ。ビゼーは合唱がアクサントゥスなんですね、よく見たら。これも期待しましょう…


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さて追加でもういっちょ。最近、向こうのブログでは「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」で何度か言及した、週日24:00から放送されているBS1の看板番組(しつこいなあもう)、「BS世界のドキュメンタリー」ですが、明日明後日とクラシック音楽のお題です。「ワーグナーとユダヤ人のわたし」というタイトルには、バーンスタインが制作したドキュメンタリーのことを思わせる部分もありますので、ちゃんと見る予定ですよ。

ということで公共放送文化部門の回し者のようなご案内はこれにて終了。ではまた、今度は近いうちに!(笑)


2013年5月3日金曜日

ラトル&BPhの教育プログラムも10年ですね

こんにちは。千葉です。

向こうに書く記事がまとまらないのでこれだけは今日のうちに書いておきたい。

あのう、2006年に国会で福島第一原発の潜在的危険を指摘されながら特段なんの対策も取らなかった当時の総理が、あの事故のあとに再び同じ任にある事自体が理解できないのに、いま彼が他国に対して「世界一安全な原発技術を輸出」云々言っているのは、何かの不条理ジョークですか?

あの人とその周辺の多幸症、ユーフォリアを止められなければ大変なことになる、その程度の想定は誰でもできましょうに、どうしてそもそも問題を指摘する者もなく、諌める者もなく好き放題の放言を繰り返すのか。それを許しているのは何なのか。これを考えないでいることは難しい。というか、放置したら取り返しのつかないことになる。オリンピックが開催できなくなった場合に敗北の責任者に指名されるだろう彼の言動なんて、それに比べたらかわいらしいものですよ。

え?あれはいい振舞いだと思っていらっしゃるのですか?積極的支持?それなら是非、積極的支持を言葉にして残してくださいな、他所との比較じゃなくて、ね。

ああもう、言葉にするとこうなるのはわかっているのだけれど、黙っているわけにもいかないと思うもので。有効性のロジックで考えるなら、何かの行動が求められるところ、なのだけれど。

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さて辛気くさい話は一休み。っていうか次にこういうのを書くのは向こうのブログ、です。

今日ご紹介したかったのはこちら、ベルリン・フィルがまたしても動画を無料公開しております。

◆ベルリン・フィル教育プログラム スペシャル映像

映画でご存知の(ということにしておきます)あのダンスプロジェクトも今年で10周年。

あの映画、今の文化軽視が流行っているこのお国では見直されるべきものじゃないかと思うんだけど、どうですかね。ラトルが言うところの「芸術は嗜好品じゃない、空気と同じでなくてはならないものなんだ」、その思いなしに、我々は文化を切り捨てる風潮に対峙できないと思うのだけれど。

それはさておき、今年は再び「春の祭典」とブリテンの「ノアの洪水」を取り上げたのだとか。記念年ずくし、ですね(笑)。先ほどのリンクから、ブリテンの抜粋が3分ほど見られます。これはなあ、全曲見たいなあ…(貧民の嘆き節は以下割愛)

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これだけだとあまりお得じゃないので(笑)、期間はわからないのだけれど彼らの新譜がフルサイズで聴けるとあるサイトをご紹介。オランダの放送局「Radio 4」ってのは気持ちのいい太っ腹さを示してくれまして。期間限定、トラックごとに切れる設定ではあるのだけれど、新譜全曲を聴けます。そこにいま、ラトル&BPhの「春の祭典」ほかのアルバムが入ってます。期間限定・終了時期を知らないもので、なるはやでお聴きくださいませ、とのみ(笑)。リンクはこちらから。

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いま読んでいる本が、ポピュラー音楽方面からラジオやレコードの影響について検討しているものだから、なにかいろいろ考えてしまいそうになりますが、今日のところはこれにて。ごきげんよう。


2013年5月2日木曜日

不在の動画日記~五月最初の日

こんにちは。千葉です。

こっちでは重たい話題は書きませんよ~、っていうか、別に書きたいわけじゃないんだよなあ…
だけど、時代の相がどうのこうの、とか書きながら自分の時代を無視して生きているのは問題がありましょうよ、それに沈黙はそのまま白紙委任になっちゃうんだろうし。めんどくさいなあ…

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それはそれとして。今日は本来なら、一昨年くらいまでの恒例、ショスタコーヴィチの交響曲第三番を動画で紹介できるといいかなって思って探していたのです。最近の企画趣意にも合うし、何より音だけじゃなくて演奏している映像があれば、この独特な曲も受け取りやすいんじゃないかな、と以前から思っていましたので。
いわゆる交響曲らしい形式なしの、場面が次々と展開していく合唱付きの交響曲、しかも歌詞は全開のプロパガンダ(笑)。これはねえ、音だけで聴いてるとまずは「何だこりゃ」と思いますよ普通。しかししかし、実は歌詞がつくとさらに珍妙になるという衝撃の事実もあるわけで。それこそ「森の歌」を字幕付きで演奏されると否応なくスターリン時代の歴史認識に驚愕しますからねえ…

最近では公式の動画配信も増えてきた、とはいってもこの曲の場合まず演奏機会が少ない、であれば配信どころか過去のテレビ放送の記憶もいささか曖昧だ(昔テレビで見て、友人が「こういうの(政治的な歌詞)嫌いだなあ」って言ったことがあった、ような気がするんだけど…)。残念ながら今のところ、YouTubeで探してもニコニコ動画で探してもコンサート映像は見つけられない。残念。

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音だけならまあ、こんなにあるみたいなのに残念なことだわ…あのオケが演奏してくれたら、きっと配信してくれるのだけれど(ということで次回へ引き)。

もはやメーデーの形骸化が限界を超えてしまったように思える本日はこの辺で。ごきげんよう。




生誕100年を超えて、入手しやすいのがけっきょくこれ、ってのは後退じゃないのかね、と思わなくもない。まさかキタエンコの全集も入手しにくくなるとは。他に「メジャー」な全集もないとは。むむむむむ。

2013年4月26日金曜日

メモ:佐村河内守氏の番組ふたつ

はっ。こ、こんにちは。千葉です。

っていうかこんばんは。あのその、寝落ちしてました…

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簡単なご紹介その二はテレビのお話。
先日その作品について感想を書きましたところの佐村河内守、明日明後日とテレビで取り上げられるようです。

まずひとつめは意外にも民放、それもバラエティ。TBS系列で21時より放送されている「金スマ」こと「金曜日のスマたちへ」で、彼の生涯とその作品が紹介されます。なんと東京交響楽団が交響曲の一部をスタジオ演奏するとか、いったいなにがそこまで彼らをやる気にさせているんだ…※

ちなみに。ここでリンクを貼ろうと調べてみてわかったのですが、パソコンから見られるサイトが驚くほどやる気がなくて、ある意味感心しました。ターゲットが絞り込めてて、更に制作スケジュールや肖像権などの制約を考えれば当然なのかなあ…まあいいや、こういう機会にしか千葉も見ることはないだろうし。

その二。先日のドキュメンタリでは部分を編集して放送されていた、2013年2月25日、東京芸術劇場コンサートホールにて、大友直人指揮日本フィルハーモニー交響楽団の演奏により行われた交響曲第一番の東京全曲初演コンサート、その全曲が27日(土)の15時より、NHK Eテレで放送される模様です。気になっていた演奏会ではあります故、録画して見てみようかと思う次第であります、その感想を書くかどうかはおくとして。

なお、佐村河内守に関する情報は、このリンク先でご覧になるのがよろしいかと。レーベルのやる気をひしひしと感じます(笑)。

あっ。深夜の軽口で何か揶揄してるようにとられるかもしれませんが、千葉は東響やDENONレーベルにポジティヴな効果が一時的であろうともたらされるのはいいことだと思ってますし、あの音楽が聴きたい人に届くのもいいことだと思ってます。あああ、ちょっといま「言えば言うほど」って新谷良子さんの声が脳内に響いたのでこの辺でやめますけど。

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そんなわけで深夜の更新はおしまい。ではまた、おやすみなさい。


映画「桜、ふたたびの加奈子」でテレビ局が噛んでるのかなあ、と思って公式サイトを確認したらあら不思議、リンクがあるのは違う局ですね。ますますもって、何が彼らを以下省略。




そういえば吹奏楽、以前にも書かれてるとか聞いたような…(ここでリンクを貼った東京佼成ウインドオーケストラの公演では、委嘱新作が演奏されました)そして原作が新見つき…じゃなくて新津きよみさんってことは、きっといま流れてるCMはミスリードなのかな。映画館では見ないと思いますけど、ちょっとそのあたりが気になります。

2013年4月25日木曜日

よっ太っ腹!~ラトル&ベルリン・フィルの動画無料公開

こんにちは。千葉です。

今日は簡単にご紹介だけ(その一)。

Twitterを眺めていたら(最近あまり言うことがない、というかTwitterに向かないことしか思いつかない)、こんなツイートに出くわしまして。以下引用。


ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団  @BerlinPhilJapan

【無料映像】ラトル指揮、ベルリンフィルによるベートーヴェンとマーラーの交響曲の演奏映像を無料でご視聴いただけます。こちらのリンクから、デジタル・コンサートホールに「ご来場」ください!

添付されていたアドレスへのリンクはこちらに

曲目はベートーヴェンの第四番とマーラーの第一番。ん?なんか見覚えがあるな…と思ったら2010年8月27日の、たしかドイツ銀行招待で無料試聴できたシーズンオープニングの公演ですね、これ。最近の彼ららしい、若干の恰幅の良さと余裕のある鳴り、そしてそれでも十分に聴き手を連れ回す演奏だったのではなかったかな、と記憶していますが如何かしら。ちょっとあとで見てみますね。

もしかしてアベノミクスでますますDCHが遠くなったんじゃないか自分、と懐の寒さを人のせいにしながらひとまずはおしまい。後ほどもう一つ、テレビの情報を書いておきます。では。




ああ、右側の映像ソフトが比較的収録時期が近いので(同年11月)、こっちをご存知なら演奏のイメージは湧くかもしれませぬ。

2013年4月24日水曜日

このオケとこの人が、へえ… ~動画日記第三回


こんにちは。千葉です。

あのう、こっちには社会的に重たい話は書かないつもりなのだけれど、昨今の国会のニュースはちらっと見かけただけでも気が滅入ります。どうしてあの人たち、あんなに上機嫌なんですかねえ。今まさに誤った「決断」をいくつもしでかそうとしている人ってのは傍から見るとそういうもの、なのかもしれませんけど。なお、向こうのブログで少し紹介した内田聖子さんのブログ、よろしければ皆様もぜひ。かなり、危険な状況だと思っています、TPPに関する彼我の現状。

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はい気を取り直して動画日記行きましょう。更新を増やすつもりだったのにようやく三回目(けっきょくこの前のはカウントしないことにした模様)。道は遠いわ…

今回も公式アカウントで紹介されている動画をひとつ。千葉の好きなオーケストラを意外なマエストロが指揮している、超有名曲です。



はい、ブダペスト祝祭管弦楽団を、ラインハルト・ゲーベルが指揮した、ヨハン・セバスティアン・バッハの管弦楽組曲第三番です。

音楽監督であるイヴァン・フィッシャーとの録音は、お国もの(となればどうしても20世紀音楽になりがち)を除けば基本的にロマン派を軸に展開されていますから、ブダペスト祝祭管弦楽団とバッハが、一瞬結びつかなかったのです。モダン楽器で普通に演奏してるのか、それともいわゆる同時代アプローチを踏まえた演奏なのか。
その上指揮者がゲーベルって。千葉は非常に多くのコンサートにうかがっていた頃にもそれほどはいわゆるピリオド楽器、同時代アプローチによる演奏会に行けなかったものだから、いわゆる古楽系の指揮者のイメージはアーノンクールやヘレヴェッヘ、ホグウッドあたりの無骨な指揮ぶりか、通奏低音を担当しつつアンサンブルの一員としてリードするタイプしか出てきません(ノリントンは、ある意味で別枠)。そんな具合ですからあ、予想も何もできずに拝見しましたよこちらの動画。

刈り込まれた編成でティンパニやトランペットはナチュラル楽器だし、弦楽器は基本ヴィブラートなしのバロック弓、ということで「楽器そのものの素性を除けばほとんどバロックオーケストラ」とでもいうべきアプローチ、でした。うむう、そういうのもやってるんですねブダペスト祝祭管弦楽団。あなどれんな。

でもね、それはまあありうる線かなって。モダン楽器でヴィブラートばりばり、20世紀風の演奏をするならゲーベルを招く必要、ないもんねえ。それにそもそもこのオケはモダンな曲を演奏してもそういうなんとなくヴィブラートがかかってるようなこと、ありませんし。いつもの引き締まったサウンドイメージからそう遠くない、と言えないこともない。うん、そう思います。

でもねえ、ゲーベルの指揮には驚いた。激しい!(笑)ロマン派あたりの曲でモダンオケを指揮するようなアクション、意外すぎてしばらく目が離せませんでした。でもその身振りから出てくるのは前述のとおりほぼバロックオケの音、入魂の一振りがもたらすのはデフォルメじゃなくて明確なアーティキュレーション、なんですよ。普段のゲーベルを知らないのでなんとも言いようがないのだけれど、これは新鮮でした(もちろん、千葉にとって)。この曲以外にも動画があるようなので、それらもちょっと見てぼんやり考えてみようかな…

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なお。超有名曲、と言われても…と思われた方は、もったいないから是非全曲を聴いてみてくださいませ、たったの20数分ですし。いいですよ、管弦楽組曲第三番。

ただその有名曲、この演奏のテンポ設定で気づいてもらえないかも、と思わなくもありませぬ。まあひとつ、聴いてみてくださいよ(ニヤニヤ)。では笑いだけを残して千葉はクールに去るぜ(おい)。ごきげんよう。

2013年4月22日月曜日

ベルリオーズの話 その交響曲について~または動画日記のようなもの

こんにちは。千葉です。

間を空けずに書き続けるのは難しいのです。特に、お題が少し大きくなるとそこから書くものがかってに拡がってしまうのでますます難しくなる。そうか、コンパクトにまとめることが自分の場合過大なのだな、ふむふむ(いま気づいたのか!)。

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そして復帰する今日の記事はまあ、動画日記でもいいのだけれど、ちゃんと中身までは見られてないものが多いので。

先日、「ベルリオーズのスペシャリスト」なる評価について疑念を呈しました。もちろん、その演奏が悪い!とか言いたいわけではなく(先日書いたとおり、千葉はサー・コリン・デイヴィスについては何度かの実演での経験が大きすぎて、録音をうまく評価できませんが、聴いたいくつかはきちんとしたお仕事だったかと)。ベルリオーズという人が、非常に独特な作曲家であって、その「スペシャリスト」ってのは何を指すのかねと問いたいのです。

生きた時代はアーノンクールが言うところの音楽受容の転換期、フランス革命前後。特段神童だったりしたわけではなく(得意な楽器はギターだった、とかなんとか…)、ベートーヴェンを尊敬しワーグナーやリストとも交友があった、作品の評価のみならず社会の変化にも影響されてその地位も大きく動いている。その生涯については、千葉はこの本で学びました。大部なので、なかなか大変でしたけど…




読んだもんねー、だから俺のほうが知ってるもんねーとか言いたいわけじゃないんですよ(笑)。時代の相を踏まえて捉えるようにしないと、こんな変な作曲家(褒め言葉)をちゃんと認識できるとは思えないのです。それ故に、「幻想交響曲の人、でもたしかいろんなジャンルの作品を書いたんだよね」くらいの認識で喧伝されることになっちゃってるんじゃないかなあって。そんな具合だから、簡単に「スペシャリスト」とか言えちゃうんじゃないかなあ、って。

こと交響曲ひとつ取っても、彼ははっきり言って変です。
ベートーヴェンの没後3年で発表された「幻想交響曲」が独特であるのは言うまでもないですが(とはいえ、かなり彼自身の書いたプログラム通りに作られた交響曲ではある)、それに「レリオ」をつけちゃうのはどうよ。
パガニーニに委嘱されたヴィオラ協奏曲(のようなもの)を交響曲にしちゃう、独奏というかオブリガードパートをフィナーレの音響的クライマックスに休ませるのはどうよ(笑)。
戯曲をベースにしたカンタータ的作品を交響曲とするのはどうよ。いや、ある意味「幻想」直系の作品だから、まあ筋が通ってはいる、のかなあ…
そして時代の相がそのような作品を求めたことは知っている、でもでもでも。

この辺の独特なところ、映像で見ていただくのが一番わかりやすいのですが、どうも適当なものを見つけられない。っていうか、あるけどちょっとグレイかなあ…たとえば幻想交響曲ならこれとか「イタリアのハロルド」ならこれとか。ソフトが入手困難とか事情があればまだ、ねえ。むむむ。

そんなわけでこの項、動画日記にはし難いなあと思っておりましたが。せっかくなので、劇的交響曲「ロメオとジュリエット」と、「葬送と勝利の交響曲」は問題なさそうな動画を見つけましたのでご紹介します。まだちゃんと見られていないのでコメントはありません。ご容赦のほど。

まずは「ロメオとジュリエット」。



ジェイムズ・ガフィガン指揮オランダ放送フィルハーモニーほかによる演奏、またしてもAvroClassicsです。ありがたい。密かに合唱指揮がサイモン・ハルシーだったりするのはポイント高いですね。ふむふむ。

そして「葬送と勝利の交響曲」はこちら。



ワレリー・ハイリーロフ指揮ロシア国防軍中央軍楽隊(あってるかなあ、これで)ほかによる演奏です。ステージみつしりの出演者にテンションが上りますが、でももしかすると、これはそもそも会場の選択が間違っているのではないだろうか(そういう問題なのか)。

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大編成萌えしてしまうのはもしかするとさっき見た映像のせいかもしれないのだけれど(オーチャードホールで聴くよりはいい音だったのではないだろうか、くらいしか感想がないのできっと先々も言及しますん)、ことベルリオーズはとっても面白いので機会を作って紹介します。また微妙な動画日記かもしれませんが。

それにしてもあれですね。ニコ・ロズベルグとマーク・ウェバー、そろそろ(以下自重)。ではまた、ごきげんよう。