※ハシゴ不可能なのは時間的に先に行われる2公演。移動時間ゼロなら…いやそれでも無理かな。
ですので、「こどもフェスタで一日をはじめてミューザ周辺に滞在して優待チラシを活用しちゃう」のがいいか、「@しんゆりでベートーヴェン三昧からの小田急→南武線移動でオルガンを聴く音楽漬け」か、お好みでコースを選ぶのがよろしいかと。
●こどもフェスタ2019 かわさきジュニアオーケストラ発表会
2019年8月10日(土) 13:30開演
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮:江上孝則
ヴァイオリン:秋田愛絵(ジュニアオケ選抜メンバー)
フルート:牧野楓子(ジュニアオケ選抜メンバー)
管弦楽:かわさきジュニアオーケストラ
司会:山田美也子
ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」から 序曲
ベートーヴェン:ロマンス第二番
J.S. バッハ:管弦楽組曲第二番から ポロネーズ/メヌエット/バディネリ
ベートーヴェン:交響曲第五番 ハ短調 Op.67「運命」から 第一楽章
ヨハン・シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・フランセーズ「鍛冶屋のポルカ」
ヨハン・シュトラウスII:
「クラップフェンの森で」
ポルカ・シュネル「狩り」
ワルツ「美しく青きドナウ」から
「音楽のまち かわさき」の未来そのものに会えるコンサートです。今日はミューザではプロのオケが聴けないからなあ…なんて言わせない、と思います。初めて聴くので、期待を込めてそう申し上げます。
●出張サマーミューザ@しんゆり! 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
2019年8月10日(土) 15:00開演
会場:昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ
指揮:垣内悠希
ヴァイオリン:成田達輝
ピアノ:菊池洋子
管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:
歌劇「フィデリオ」から 序曲 Op.72
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61
ピアノ協奏曲第五番 変ホ長調 Op.73 「皇帝」
先週のドイツ音楽三昧にそのまま続けるように、「出張サマーミューザ@しんゆり!」はベートーヴェン三昧です。若き音楽家たちの入魂の演奏にご期待ください。
なお、テアトロ・ジーリオ・ショウワまでの道は、駅からそう遠くはないのですけれど、ずーっと陽に当たり続けることになりますので(先週経験済み)、ご来場の際には日差し対策をされることをオススメいたします。健康大事。
●真夏のバッハIV ルドルフ・ルッツ パイプオルガン・リサイタル
2019年8月10日(土) 19:00開演
会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
<オール・バッハ・プログラム>
前奏曲とフーガ イ長調 BWV536
「おお、汚れなき神の子羊」 BWV656
コラール「装いせよ、おお愛する魂よ」前奏(即興)― コラール前奏曲(BWV654)― 後奏(即興)
パッサカリア ハ短調 BWV582
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552
コラール変奏曲「目覚めよと呼ぶ声がきこえ」 定旋律をソプラノに(即興)― 定旋律をテノールに(BWV645)― 定旋律をバスに(即興)
ルドルフ・ルッツ:佐山雅弘氏に捧げる《虹の彼方に》― J.S. バッハのスタイルによる
休館中に行われたオルガンの整音作業の成果を、きっとこれでもかと示してくれるだろうバッハ作品によるプログラムを、ルドルフ・ルッツが披露してくれる。なんというか、付け加えることがないのではないか。いや無責任な言い方に思われるかもしれないのだけれど、ザンクト・ガレンのJ.S.バッハ財団の音楽的リーダーとして活躍するオルガニスト、即興演奏の泰斗である彼がまた輝きを増した感のあるミューザ川崎シンフォニーホールのオルガンをどう鳴らしてくれるものか、期待しかないではないか。また、即興の名手同士共演を重ねた佐山雅弘追悼の、バッハのスタイルを模した自作も演奏される。ルッツにしか取り上げられず、今年のミューザでしか経験できない意味のあるプログラムを、ぜひ。
※追記。これはちょっと、どこまでもミューザだから起こり得た素敵なサプライズ、いやもはやミラクル。一連のツイートをぜひご一読ください。
開演前の「オルガン・カフェ(ロビーコンサート)」で、目の前に座っていた男の子に声をかけたルッツさん。— ミューザ川崎シンフォニーホール (@summer_muza) August 10, 2019
ポジティフオルガンで何か弾いてみてごらん?
ルッツさんは、男の子が弾き始めたら、自分で伴奏を即興でつけようとしていたのだと思います。ところが→
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