2017年2月12日日曜日

「山田和樹の柴田南雄コンサート受賞」&放送

こんにちは。千葉です。
受賞のニュースとそのコンサートの放送予定です。

まずは受賞のニュース。これ自体は昨年末に発表されています。

●山田和樹指揮「柴田南雄生誕100 年・没後20年 記念演奏会」文化庁芸術祭大賞

2016年11月7日(月)にサントリーホール 大ホールで開催された上記の演奏会が、文化庁芸術祭大賞を受賞しました(文化庁の発表はこのリンク先でご覧ください/pdfファイルが開きます)。このコンサートの概要は以下のとおり。

2017年11月7日(月) 19:00開演 開場:サントリーホール 大ホール

指揮:山田和樹

尺八:関一郎
合唱:東京混声合唱団 武蔵野音楽大学合唱団
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

曲目: 作曲はすべて柴田南雄

「ディアフォニア」 ~管弦楽のための no.62(1979)
追分節考 no.41(1973) ※無伴奏合唱曲
交響曲《ゆく河の流れは絶えずして》 no.48(1974 ) ※管弦楽と合唱

で、そのコンサートが2月12日(日)の21時より、Eテレのクラシック音楽館で放送されます。

●<ゆく河の流れは絶えずして・柴田南雄の音楽>

作曲に文筆にと活躍された柴田南雄作品に、こうして映像付きで触れられる機会は希少ですので(裏を返せば実演はもっと希少だったので、行けるものなら行きたかった)、ぜひオンエアなり録画なりでご視聴あれ。

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私にとって柴田南雄さんは何をおいても岩波新書「グスタフ・マーラー」だった時期があります。合唱をやっていたらその作品に触れる機会もあったかもしれないのですが、如何せん吹奏楽作品は遺してくださらなかったもので…その新書の中で”アントン・ヴェーベルンが勤労者によるアマチュア楽団とマーラーの交響曲第六番を演奏して”云々というくだりがあるのですけれど、この件はいつかあの方が詳しく書いてくださる日が来るはず!と信じています(思わせぶりですみません)。

ご存知名曲もいいけど近年の作品もね!という気持ちと(この前放送されたグレツキ、途中で完全に寝落ちしたなあ)という引け目が綯い交ぜなまま(告白)、本日はこのへんで。ではまた、ごきげんよう。


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