2017年5月16日火曜日

佐藤俊介、オランダ・バッハ協会の次期音楽監督に決定

こんにちは。千葉です。
オランダの音楽団体の重要なポストに、若き日本人音楽家が就任する、というお知らせです。

●SHUNSKE SATO NIEUWE ARTISTIEK LEIDER NEDERLANDSE BACHVERENIGING

現在もオランダ・バッハ協会のコンサートマスターを務めている佐藤俊介が、2018年シーズン(6/1開始)から音楽監督に就任する、という発表です。現在音楽監督を務めるヨス・ファン・フェルトホーヴェンの後を継ぎ、2021/22年シーズンに100周年を迎える同協会を率いていく重要なポストに就任するわけですね。

このアンサンブルは来日公演もしていますし、それを知らずとも少なくないクラシック音楽ファンがこの団体を知っているはず。ネットで情報を集めている方なら、きっとこのサイトを何かしらの形でご覧になっているのでは。
>ALL OF BACH - a project by the Netherlands Bach Society
「協会の100周年を迎えるにあたって、バッハの全作品を演奏し録音する」この壮大なプロジェクトを、彼が音楽監督として引き継いで完成させる立場になるわけですから、彼への高い評価も察せられるというものでしょう。

以前に一度、三鷹市芸術文化センターでの公演を聴かせていただいた際にもその実力と才気に感心した佐藤俊介の、さらなるご活躍に期待します。またその音楽に触れられる機会が来ますように。


この発表に先立って示された翌シーズンのプログラムでも、彼が演奏しているところをご覧になれます。


2013年のコンサートでもコンサートマスターとして演奏していますね。


2015年の「マタイ受難曲」より。

以上お知らせでした。ではまた、ごきげんよう。

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