こんにちは。千葉です。
舞台の劇場上映、バレエのご案内です。名作ですね。
●英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン「眠れる森の美女」
5月12日より上映されるロイヤル・オペラ・ハウスのバレエは、今度はクラシックで「眠れる森の美女」です。
これは自戒も込めて申し上げるのですが、バレエ音楽にのみ親しんでいるクラシック音楽好きにはバレエを見ることが、必要だと思います。クラシックであれば音楽だけでも”お決まり”が聞き取れますけれど、その意味合いはバレエの振付とセットで理解されるべきものです。また、モダン以降になればマイム的な要素と音楽が強く結びついて、音楽的な新しさと作品の表現が示すものをより理解しやすくなります。また、近代以降の作品は短い上演時間で多くの情報を示すためにも情景描写に感情表現にと、相当に多くの作品内容を負わされています。
これは自分の経験では「ペトルーシュカ」について、バレエを見る前後で理解が圧倒的に変わったことから来た反省でもあります。個人的な経験はモダン寄りのものですが、”チャイコフスキーなら音楽だけでも楽しめるよね!”と思って舞台を遠ざけてしまうのも、同様に可能性を排除してしまっているものなのです。
…現在なら配信で見られるものもあるよね、という気持ちもわかります、わかりますが、劇場で集中する数時間というのは別物ですから、如何でしょうか。
※残念ながら今回は拝見できませんでした…無念。
ではまた、ごきげんよう。
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