2014年3月9日日曜日

舞台芸術振興月間かな?(どこかの団体とは関係ありません

こんにちは。千葉です。

断髪して出てこようが、詐欺師とその共犯者(本人の言葉ですよ、念のため)が訴え合おうが割とどうでもいいです。っていうか、もし実害があったと糾弾したいならそういう観点からやらないと、ただの感情的吊し上げになるんじゃないっすかい?と、思う千葉は近日「斯く拙は佐村河内守と(薄く)関わった」という検証記事を書きますよ(っていうか書いてます)。

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そんなことより、2月は日が少ないことを忘れてた&上記のも含めた他事に気を取られていたせいでアップしてなかった公共放送さま最後の希望(最近の忖度体制はもう危険域だと思う、編集権をどうこう言うつもりはないけど題材の取捨選択があきらかに間違っている)、プレミアムシアター3月の予定ですよ~、放送は今晩からですよ~(ほんっとごめんなさい)。

●3月10日(月)【3月9日(日)深夜】午前0時15分~午前4時15分

・英国ロイヤル・バレエ公演 バレエ 『ドン・キホーテ』 【5.1chサラウンド】
・マリス・ヤンソンス 指揮 バイエルン放送交響楽団演奏会【5.1chサラウンド】

最近になって、この番組の編成はクラシック音楽(のみ)重視から、舞台芸術をより視野に入れたものへと変わりつつあるのかな、と感じています。その理由はバレエのスタンダードな演目を放送するケースが増えていること、そして国内のオペラ公演を確実に増やしたこと等など。その方針、悪いことではないと思いますが(見たこともないもののファンになることはできませんからね)、もし啓蒙的スタンスならBSではなくかつての芸術劇場のように地上波、深夜ではない時間帯じゃないかな…とか文句はなくもない。う~ん。

まあ文句はひとまずおきましょう、別にバレエに恨みがあるじゃなし(あたりまえです)。この前の「白鳥の湖」に続いて「ドン・キホーテ」というラインナップ、きっと熱心なバレエファンの方には物足りない選択なのでは、と思えるほどのスタンダード演目ですね。この前はマリインスキー、そして今回の英国ロイヤルと並べるとより保守的な選択であるように思えます。
けれど。正直な話そのジャンルにはほんの少ししか認識がない千葉のような奴にはありがたいところ、です。とは言いつつバレエ見るの、音楽とは違って「ながら」では難しいから、どうしたものか迷うところではあるのですけれど。

後半はマリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団の、2011年3月の演奏会。内田光子を独奏者に迎えたベートーヴェンの第三番(とソリストのアンコール)、そしてリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」というプログラムはなかなか魅力的ですね、得意技が並ぶ感じは何か安心感すら漂います(笑)。


就任前後のドキュメンタリを収録したこのDVD~をたしか持っていたな、確認するか!(今からだと放送に間に合いません…)

●3月17日(月)【3月16日(日)深夜】午前0時30分~午前4時40分
・ボリショイ劇場公演 歌劇 『イーゴリ公』 【5.1chサラウンド】
・ボリショイ・バレエ公演 『パリの炎』 【5.1chサラウンド】

その翌週はオペラ、バレエとロシア推し。その選択に陰謀の匂い(おおげさ、忖度の可能性くらいっすね)を嗅ぎつけることもできなくはないけれど(笑)、それはそれ。最近「ボリス・ゴドゥノフ」を勉強したいと思っているので、できたら今度はそれでお願いします、くらいのもんです。たぶんね(笑)。
放送されるのはモスクワのボリショイ劇場公演で、前半はボロディンの歌劇「イーゴリ公」、後半はバレエ「パリの炎」。ふむ、好機と捉えることにしましょうか…と思いつつ、「パリの炎」って何?と思って調べてみました、アサーフィエフが音楽をつけたフランス革命を題材にしたバレエだそうで(事程左様に、「コンサートレパートリィに乗らないバレエについては何も知らない」のです、クラシック者。え?あたしだけ?こりゃまた失礼いたしました、と…)

 

もしかしてこれですかね、放送される「パリの炎」は。なお、「イーゴリ公」はちょちょっと検索しただけだと日本語字幕付きの現役ソフトが見当たらないという…貴重な機会になるかもです、この放送。


●3月24日(月)【3月23日(日)深夜】午前0時20分~午前4時

・藤原歌劇団創立80周年公演 歌劇 『オリー伯爵』

ことし1月31日の公演が早くも登場です。こういうスケジュール感はいいことですね、カメラ割りはあるにしても中継放送なんだもん、上演からあまり間を置かないほうがいいと思う。うんうん(ほめて育てたい時もあるのだ←下心見え見えで嫌らしい)。たしかアントニーノ・シラグーザが好評だった公演ではないかしら…ロッシーニにもあまり詳しくない千葉はどんな作品でも歓迎しますよ、願わくは楽しめる上演でありますように。



藤原歌劇団は最近、団としてのディスクを出しているようです。こういう放送が映像ソフト化に、そして経済的基盤強化につながるならいいなとぼんやり応援の意味を込めて貼っておきますね。

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以上、放送まで三時間を切ってギリギリにアップする情けないリマインドではございますが、今月のプレミアムシアターの放送予定でした。ではまた近日。

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