2015年7月11日土曜日

7月はもう夏だね(少しは考えよう自分

こんにちは。千葉です。

やっぱりイエメンの話、今になってもよくわかっていません。その上中東ではいまもイスラーム国を巡る状況などが同時進行で穏やかじゃない推移を続けていて、千葉は何ヶ月この話を前置きにすればいいのかといささか困惑していますよ。収まるどころか、今日はこんなニュースもありましたし…(スプートニクのサイトにリンク貼りました)

なんでこんなに中東情勢にこだわるのかと思われるかもしれませんが、状況も事情も知らないままにどちらかに加担して何かするような無責任はしたくないですもん。嫌ですよあたしゃ、何も考えず知らず「シームレス」にぶん殴りに行くような真似するの。

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おっと政権批判するとブログ閉鎖されちゃうかもしれないから気をつけよう(だんだん冗談にならなくなってきてる。クマラスワミ氏に敬意を払った自衛官のブログが問題になる世界ですぜ)。

さあ気分を変えて本題ですよ。8月の映画の予定を見ても能力の高さがわかる、さすがのデキる子こと公共放送文化部の音楽部門の看板番組プレミアムシアター7月の予定ですよ。なお、いちおう暫定版ということでご容赦のほど。


●7月13日(月)【7月12日(日)深夜】午前0時~3時15分

佐渡裕 指揮
・グラフェネッグ 夏の夜のコンサート【5.1サラウンド】
・パリ管弦楽団演奏会

前置きなしに番組タイトルに登場している「グラフェネッグ」ですが、これはお城の名前ですね(今調べた)、詳しくはリンク先でどうぞー(英語です、フェスティヴァルのサイトより)。これはもしかして2013年にNHK交響楽団が欧州ツアーを行ったご縁から、ですかしらん、てそんなつながり調べないと思い出せなかったYO!ザルツブルクしか記憶になかったYO!(それは千葉の脳みその問題)

冗談はさておいて(え)、スケジュールによれば二公演に出演した佐渡裕&ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団のコンサートから6月19日のものが放送されます。佐渡が9月から音楽監督となるオーケストラとどんな演奏を聴かせてくれるのでしょうか、お楽しみに。

後半は再放送ですね、定期的に客演しているパリ管弦楽団との2013年6月のコンサート。どうせなら新しいのを見せてくれればよろしいのに(笑)。

と、探してみるとあるんですねYouTubeに。パリ管弦楽団の公式チャンネル(そんなものもあるんですね←繰り返すな)、今年6月の公演から。ってかこれはドレスリハーサルですかしらん。ホルヘ・ルイス・プラッツを迎えたガーシュウィンの協奏曲抜粋です。



そうそう、この日放送されるのは両公演とも歌をまじえたガラ・コンサートなのですが、彼はどちらかと言えば歌ものの人ではないような気もしますのでこの選択はちょっと微妙かも。大植英次がバイロイトに招かれた時にも感じたことですが、どうも日本の指揮者のキャリアメイキングの特殊性って理解されていないんじゃないかなあ、こういうプログラムも大野、上岡、阪といった面々ならわかるんだけど…そのへんどうなんでしょ、マネジメント各位(エアリプのたぐいなので回答は募集していません)。

なお「グラフェネッグ」の共演はエリーザベト・クールマン(メゾ・ソプラノ)、ピョートル・ベチャワ(テノール)、ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン←ピアノではない)、パリ管弦楽団のソリストはボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)、そしてパリ管弦楽団合唱団が出演です(後半がオペラ合唱曲ガラ、なので)。

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ここからは、現時点ではまだ公式サイトには情報がないので千葉が拾ったものを適宜補完して紹介します。変更などあったらすみません、ということで…

●7月20日(月)【7月19日(日)深夜】午前0時~4時10分

・ベルリン・フィル ワルトビューネ・コンサート2015 【5.1chサラウンド】
・カティア・ブニアティシヴィリ 森の中のピアノ・コンサート 【5.1chサラウンド】

毎年恒例、ベルリン・フィルのシーズン最後の野外コンサートがさっそく登場です。指揮はサー・サイモン・ラトル、ピアノはラン・ランです。お祭りコンサートなので軽めに映画音楽など中心にプログラムを編んでみましたわ、如何かしら?(誰だお前)ってな感じでございますよ。ビールが進みそうな良いコンサートを期待しましょそうしましょ。

いや待て、だとするとラン・ランとのグリーグはどういう位置づけになるのかな…と思ってざっと調べると、いくつかの映画やテレビ番組、そしてミュージカルなどで使用、引用されてるのね、ふむそういうことか(ということにしといてください)

ん?誰ですか「えー、どうせベルリン・フィルなら~、早くペトレンコを聴いてみたいですー」なんて言ってるのは。彼の演奏はきっと目端の利く公共放送文化部が年内には放送してくれますから!(と書いてプレッシャをかけてみよう)っていうか2018年にはいくらでも聴けますから!
それにご存知デジタル・コンサートホールで8月末まで無料でこれまでの二回の客演(2009、2012)を視聴できますから。ね?

このコンサートはオケのアーカイヴにも登録されたましたから、ここで実際のコンサートの映像を。これはたしか、5月4日の曲ですね(違う)。



…ついでなので、探してるあいだに見つけちゃった別の動画もさくっと紹介しときますね。



コンサートを前にしたラン・ランさん、大いにノリノリでございます(笑)。

ちなみに映画館配信の予告編はこちら。そっか、ラン・ランは「STAR GUEST」なんだね…



後半のブニアティシヴィリのコンサートは再放送、2013年の公演です。野外でピアノのコンサートの割に音はうまく拾えていて、選曲も無難ではない不思議なコンサートだったように記憶してますよ。

ちなみにこれは2012年にパーヴォ・ヤルヴィと共演したシューマン。ご参考まで。



●7月27日(月)【7月26日(日)深夜】午前0時~3時45分

・チューリヒ歌劇場 ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」
・子どものための「スカラムーシュ」

前半はチューリヒ歌劇場2014-2015シーズン最後のプレミエ、ベッリーニの歌劇「カプレーティとモンテッキ」です。これまた公式チャンネルでトレイラーが配信されてましたので、こちらをご覧いただくのがよろしいかしら。
ご存知「ロメオとジュリエット」の物語ですが、このオペラではロメオ役が「メゾ・ソプラノまたはテノール」に指定されていまして(初演はメゾ)、今回の公演ではジョイス・ディドナートが歌っております。




後半は再放送、前にはパリ・オペラ座バレエのあとに放送されてますね。
…こういうアウトリーチ的なものが、異国制作のものでかつこういう時間に放送されることについてうだうだ書いてもいいけど今日はやめときます…

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とりあえず今日はこんなところです。…すみません、単純に暑くていまは何も思いつかないもので(笑)。
なお、公式サイトで情報を確認できたら更新していく形になりますので、これはいちおう暫定版ということになります。そんなわけで、放送内容等変わっちゃったことに千葉がなかなか気づかないケースもありえますことをあらかじめお断りしておきますね。ではまた。