こんにちは。千葉です。
いやはや、構想を練りながらも書くべきだった、と反省するひと月でありました(笑)。いよいよ近日、向こうのブログはタイトル変えて仕切りなおしますし、伴ってこっちは軽く、いろいろと書くようになります。まだ懲りてなければ今後ともおつきあいください、と書くことで背水の陣を敷いてみました。どきどき。
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さて公共放送の全プログラムの中でもっとも信頼のおけるプレミアムシアター、5月の予定でございますよ、遅くなりました。なお今月から新しいページに移行したとのことですので、ブックマークされていた方はこちらのリンク先に変更されるがよろしいかと。
●5月12日(月)【5月11日(日)深夜】午前0時~4時40分
・新国立劇場公演 歌劇『死の都』 【5.1chサラウンド】
・ビントレーのバレエ『シルヴィア』
びわ湖ホールに僅かにゆずりはしたものの(向こうは3/8&9に上演だから、今回放送されるこの上演でも10日程度の差。実際に新国立劇場の幕が開いたのは3/12なので遅れることわずか4日!)、ほぼ日本初演と言ってもよさそう(笑)な新国立劇場公演「死の都」、待望の放送です。エーリヒ・コルンゴルト(1897年5月29日 - 1957年11月29日)の1920年の作、ってことはあなた、大学生くらいの若いもんがこんなん書いちゃったわけですね、はあ。そりゃあ神童ですわ、疑いなく。
音だけを聴くなら、「薔薇の騎士」以降のシュトラウスであるとか、まだ調性音楽から離れきっていない時期のシェーンベルクとか(「グレの歌」二部後半とか想起しないでもない)、まさに時代の影響を大きく受けた作品ではございますが、そしてそれ故にどこか正面からの評価を受けられなかった感のある作品ですが(後半生に映画音楽の人になったことも影響したのでしょう)、そういう先入観抜きで聴く価値ありかと。
なお、本上演はフィンランド国立歌劇場(ヘルシンキ)からのプロダクション・レンタルでの上演です、ってことでその上演の予告がYouTubeにあるんですねえ。ってか、オーパスアルテのチャンネルだからソフト化されてました。ニールンドとフロリアン・フォクトだもん、そりゃそうよねえ…ってことで以下リンクなどご参照あれ。
後半の同じく新国立劇場バレエ「シルヴィア」は再放送、デイヴィッド・ビントレーの舞台だなあ、という感想を抱いたような記憶が。おおざっぱですみません。
●5月19日(月)【5月18日(日)深夜】午前0時30分~4時30分
・小曽根真 ニューヨーク・フィルとガーシュインを奏でる
・ライプチヒ・バレエ 『チャップリン』 【5.1chサラウンド】
・ニューヨーク・エクスポート オーパス・ジャズ 【5.1chサラウンド】
19日はまず今年2月の来日公演でも共演した小曽根真とニューヨーク・フィルハーモニックによるガーシュウィン。ってかあれ、日付が4月22日の公演ってことは来日の後に収録か、むむう。ま、ポジティヴに「好評につき」と理解しておきましょうね。なお、その演奏は音だけならNYPのサイトで、抜粋が聴けちゃいます(一曲目の「キャンディード」序曲除く)。ガーシュウィン&バーンスタイン・ナイトでしたのね、納得。
※放送を見ながら。ごめんなさい、小曽根さんの番組ということでコンサート全体じゃないですね…嗚呼。
後半はライプチヒ・バレエ 「チャップリン」、2013年10月の上演と、再放送のジェローム・ロビンス振付の「ニューヨーク・エクスポート オーパス・ジャズ」。曲目を見る限りでは、「チャップリン」はかなりモダンな音で踊られる模様ですし、ロビンスのバレエもバーンスタイン者の拙が嫌いなわけがない。この回のバレエはちゃんと見られそうですわ~(言外にライトでモダンなクラシック演目批判←言ってますよはっきりと)。
●5月26日(月)【5月25日(日)深夜】午前0時~4時
・歌劇『オルフェオとエウリディーチェ』
・マドリード・レアル劇場公演 歌劇『アルチェステ』
5月の最終週はオペラ二演目、それもグルック尽くしってのはなかなかレアかな…と一瞬思ったけれど、考えてみれば騎士ヴィリバルト・グルックは生誕300年のアニヴァーサリー作曲家でございましたわ。失礼いたしました(笑)。
片やピリオドアプローチの「オルフェオとエウリディーチェ」、片やモダン演出の「アルチェステ」。後者は公式が配信している予告篇で演出家がプリンセス・ダイアナ云々言ってるような気がするのだけれど、どんな舞台になってますの?(笑)
なお、前者「オルフェオとエウリディーチェ」は既にソフト化されたものですね、興味のある方は記事下部に貼りましたリンクなど、どうぞご参照くださいませ。
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ということで放送予定のご案内でした。早く会長や理事が変わるといいですね、とさらっと公共放送批判しつつ本日はおしまい。ではまた、今度こそ近日御目文字いたしましょう~(決意表明)。
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