こんにちは。新年最初の千葉でございます(日本語がおかしいぞ←正月ボケということで)。
なんというか、例によって放送日の更新になってしまった件につきましては誠に申し訳なく思う次第ではございますが、それ相応に心が折れる出来事もございまして。うん、書いてしまいましょうねその話。
あのう、世界で人気の大イヴェントだとは思いますけど、維納の新年演奏会を地上波、BSあわせて三回も放送する必要、あるんでしょうか?
え?この前の含めて二回じゃん、ですか?ちなみに次の放送はリンク先にありますとおり、2/1未明にEテレ、ですよ。加えて言うなら、この前の再放送はなんと貴重なプレミアムシアター枠を使ってのものですよ、ああもう…
その一方でベルリンのジルヴェスターは未だ予定が発表されとらん(ということはないこともありうるのか、放送自体。そういう不安もなくはない)。昨年のジルヴェスターは1/27に放送されていますので、別に千葉がそんなにせっかちであるということはないと思うんよ。ええ、語尾がおかしくなるくらいには心配ですよ、再放送以下の扱いってだけでもアレなのに…
*************
ああ湿っぽい話はやめやめ。さっさと今月のプレミアムシアターの放送予定を紹介します、もう今晩からですからね…
●1月19日(月)【1月18日(日)深夜】午前0時~4時
・映画音楽の巨匠 ジョン・ウィリアムズ 名曲コンサート【5.1chサラウンド】
・2 CELLOS 熱狂のザグレブ・ライヴ
前半は今年来日するロサンゼルス・フィルハーモニック(以下LAP)による、ジョン・ウィリアムズ名曲コンサート。指揮は作曲者自身、そしてグスターボ・ドゥダメル、イツァーク・パールマンほかも出るよ!
うん、数多くのサントラを手がけてきたジョン・ウィリアムズの作品は好きだし、その作風の変遷もきっといまならよくわかると思うので、そういう企画があるのはいいですよね。上質の演奏でそれを楽しめるのは悪くない。
ここで演奏される映画の題をあげていけば「シンドラーのリスト」、「屋根の上のバイオリン弾き」、「タンタンの冒険」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」、「スター・ウォーズ」、「アミスタッド」に「ジョーズ」と、「知ってる知ってる」「それもかよ!」などなど、タイトルだけでも感心しちゃうのが並んでます。近年のサントラは、かつて小林信彦が「唐獅子」シリーズでネタにしていた「向こうの軍歌」(笑)※ノリからはかなり離れた、静かな音楽も増えている印象なのでコンサートのメリハリもきっちりついているのでしょう。うん。
2014年9月30日、LAPの本拠地ウォルト・ディズニー・コンサート・ホールでの演奏です。
※探しても手元にあのシリーズが見当たらないので、あとで正確な引用をします。すみません…
後半は再放送、「2 CELLOS 熱狂のザグレブ・ライヴ」ということでイケメンチェリスト二人がオケをバックにポピュラーよりの作品をガンガン弾きまくるライヴです。
そしてもうひとつ、映像で物語を見せるタイプの「ピーターとおおかみ」、これも再放送ですね。上質の映像、演奏で名曲に親しんでね!うん、まあアリですよね。
…でもこれなあ、前にも書いたような気がするんだけど(気のせいかもしれない)。
こういうプログラム、この番組に期待されてる中身ですかね。新年最初のお楽しみ、ってことなら無用の配慮だなあ…
●1月26日(月)【1月25日(日)深夜】午前0時20分~4時
・ルツェルン音楽祭2005
・ルツェルン音楽祭2013 【5.1chサラウンド】
昨年亡くなったマエストロ、クラウディオ・アバド追悼として、2005年と2013年のルツェルン音楽祭管弦楽団の演奏会をふたつ、というのがこの週のプログラム。
2005年にはアルフレート・ブレンデルとの共演でベートーヴェン、そしてブルックナーの第七番。うむ、これは録画してないからありがたいかな。2005年8月11、12日、ルツェルン文化会議センター・コンサートホールでの演奏。
後半は2013年のコンサート。メインにベートーヴェンの交響曲第三番を置いたプログラムは、8月17日に演奏されて9月16日に初回の放送をされたのですって。力入ってますね、やるじゃん!
*************
と、から元気を出して言っても空しいのです。
本来ならこの更新も、先週にはしておくはずだったところ維納のあれの再放送のためスルー(プレミアムシアター扱いでもなかったし)、そして今週はクロスオーヴァー寄りの内容で、1月最終週は再放送。クラシック枠の看板がこの扱いでは、明るい見通しをする事こそ困難なのです。なにもベルリン・フィルのジルヴェスターの扱いが悪いからと拗ねているのではないのです(ちょっと嘘)。
千葉は、どうせアバドの演奏会を再放送してくれるのならもっと過去の演奏を所望したいし(ベルリン以前の公演があったりしたら歓喜します)、同じ再放送ならクラシック音楽館のおまけ部分で抜粋が放送されただけでまともには枠をもらえていない、ブリュッヘンとホグウッドの追悼番組もしてほしいと切望しているのです。過去にブリュッヘンのレクイエム、そしてホグウッドによる最後の三つの交響曲と素晴らしい来日公演の放送があったのだから、それをまとめてひと番組でもいいと言う意見は安易なのでしょうか…
編成、編集には価値判断が反映されているものと、こと報道にかぎらず見做しておりますので、ここ最近のクラシック枠のそれにはいささかの疑問を抱かずにはいられません。あの番組以降、ということになるのか、それとも現在の公共放送の経営方針なのか…
こういう物言いをして千葉がわがままなのだ、と見られるのはかまいません、どうせならここに記しておいて後で笑い話になってくれればいいなと考える次第であります。
けっきょく湿っぽくなりましたが、この先もいいものを視聴させていただけますよう、期待は捨てていませんので願わくは、とお祈りして本日はおしまい。では皆様、本年もよろしくお願いします(今ごろかよ!)。
0 件のコメント:
コメントを投稿