2017年6月4日日曜日

6/4「N響 第1858回 定期公演」放送

こんにちは。千葉です。
6月最初の「クラシック音楽館」は4日の21時より、N響定期公演の放送です。

●N響 第1858回 定期公演

指揮:ファビオ・ルイージ
ヴァイオリン:ニコライ・ズナイダー
管弦楽:NHK交響楽団

アイネム:カプリッチョ Op.2
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
マーラー:交響曲第一番 ニ長調

2017年4月15日、NHKホールでの公演です。

まあ、私の場合はメインのマーラーにどうしても注目してしまうわけですが、今回の演奏会の場合は特にもマーラーに、それも第三楽章の冒頭に注目です。もっと正確に言うと、冒頭の三小節目のコントラバス!(細かすぎ)
ファビオ・ルイージは全集録音こそないものの、マーラーをよく取り上げる指揮者です。メガネの感じがちょっと似てるからでしょうか?という冗談はさておいて、ドレスデン・シュターツカペレとの来日公演で第二番を披露したこともありますから、彼のマーラーには馴染みのある方も多いことでしょう。

ちなみに、こちらは約10年前のドレスデンでの演奏。


今回のN響との公演は果たしてどうなりましたことか、楽しみにしています。

ではご案内はこれにて、ごきげんよう。

※追記。なお、今回ファビオ・ルイージはこの演奏会のための来日で多忙な日程の中、昭和音楽大学でオペラアリアのマスタークラスで若者たちを指導してくれています。その記事を書いていますので、よろしければそちらもぜひご覧くださいませ
※さらに追記。録画をようやく見ました。素晴らしいですね、マーラー。このドラマの示し方、さすがだとしか申しようがありません。近年サイトウ・キネン・オーケストラの常連になっている理由も理解できようという素晴らしい演奏に、俄然今年の第九番が聴きたくなってまいりました(先立つものがないけれど)。
また、ニコライ・ズナイダーのアプローチも実に妥当なもので、引き締まったいいメンデルスゾーンでした。一曲目については、もう少しシャープな造形を意識していたんじゃないかなあ、という感じが残りましたがこれはいい演奏会でした(もちろん、放送からの判断ですよ)、

この盤では「大地の歌」を担当していますね、ファビオ・ルイージ。

0 件のコメント:

コメントを投稿