こんにちは。千葉です。
ライヴ配信のご案内をひとつ。
●バイエルン国立歌劇場「アンドレア・シェニエ」
配信日:3月19日(日)19:00~(公演日:3月18日)
演出:フィリップ・シュテルツェル(新演出)
指揮:オメール・メイア・ヴェルバー
合唱・管弦楽:バイエルン国立歌劇場
キャスト:
アンドレア・シェニエ:ヨナス・カウフマン
マッダレーナ:アニヤ・ハルテロス
カルロ・ジェラール:ルカ・サルシ
ベルシ:ジェイナイ・ブリッジズ
コワニー伯爵夫人:ドリス・ゾッフェル
マデロン:エレナ・ジーリョ
ルーシェ:アンドレア・ボルギーニ 他
3月12日にプレミエを迎えたばかりのプロダクションが公式に配信されます。某Tubeとか漁って見つけてしまうより、こういう配信のほうがありがたいですよね(割と切実)。ただし、オンデマンド配信ではなくライヴ配信、たとえで言うなら"YouTubeじゃなくてabemaTV"なので、3月19日の19時からこちらのサイトにアクセスする必要があります(それまではこのページは何も表示されません)。
※ウチだけかもしれないんですが、Google Chromeだと映像部分が表示されないので仕方なくMicrosoft Edgeを起動してなんとか見ました。Chromeユーザの皆さまはこの先もちょっと意識しておかれると、私のように冒頭数分欠けで見るなんて、悲しい目には逢わないで済むでしょう…
「アンドレア・シェニエ」は昨年4月に新国立劇場で上演されており、その舞台稽古を取材した際に書いた記事で作品の話をしていますので、興味のある方はそちらもご参照ください。この作品を上演する際に直面させられる「フランス革命をめぐる物語をどのように演出するか」という問いについては、こちらの動画で演出家が話をしています(英語字幕あり)。
何処かで見たようなジョーカーさんがいたりしますが、基本的にセットの分割で社会階層を示すタイプの舞台とお見受けしました。第一幕におけるそのまま上下関係を示す舞台はダイレクトにこの作品の本質を示すものではないかと愚考しますよ。
この秋の来日が予定されているバイエルン国立歌劇場の配信で、指揮が”彼”でないのは残念だけれど(正直)、カウフマンとハルテロスの現代の黄金コンビによる「アンドレア・シェニエ」、一見一聴の価値あると思います。如何でしょう、日曜夜のお楽しみに。
ということで配信のご案内でした。ではまた、ごきげんよう。
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