訃報が多い、と嘆くことに意味はないのですが、なんとも。
●Lutto nel mondo della lirica, è morto il maestro Alberto Zedda
ロッシーニ・ルネサンスの立役者としても知られる指揮者、音楽学者のアルベルト・ゼッダが3月6日に89歳で亡くなった、と翌7日に報じられました。日本への来演も多く、昨年は米寿記念とも言われたスペシャルコンサートに登場されたばかりでした。
藤原歌劇団で長年に渡り数多くの名演をされたマエストロ、アルベルト・ゼッダ氏が昨日6日ご逝去との報に際し、藤原歌劇団一同心よりご冥福をお祈り申し上げます。ゼッダ先生、これまで多くの教えをいただき、ありがとうございました。 pic.twitter.com/FvHSRnSjA2— 公益財団法人 日本オペラ振興会 (@JOF_opera) 2017年3月7日
私は残念ながら実演をお聴きする機会が持てませんでした。何年か前に放送されたドキュメンタリー「ペーザロの白鳥」で音楽学者としての顔を拝見して以来、いつか伺わなければと思っているうちの訃報でした。合掌。
20世紀はどんどんと遠くなってきています。それを忘却としないために、これからもほそぼそと書いていくことにしますね。ではまた、ごきげんよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿