こんにちは。千葉です。
記事化が遅れてしまいましたが、この報せをアルベルト・ゼッダのそれと同じ日に聞かされたのは衝撃的でした。
●EINE STIMME WIE BALSAM
●A major operatic loss: Kurt Moll dies at 78
クルト・モル、1938年生まれのドイツのバス歌手が3月5日に亡くなられました。
私の世代だと、レコード、CDで音楽家の皆さんを覚えたものです。いや、地方に住んでいた私たちの場合、かな。オーケストラものを主に聞いていた私の場合、指揮者やオーケストラを覚えて、その後に声楽曲での共演者として歌手の皆さんを覚えていくような流れでした。そんな私がクルト・モルについて最初に知ったのは、きっといつか聴くのだろう(当時は買えなかったので…)、カルロス・クライバーの「トリスタンとイゾルデ」全曲だったように思います。究極の名盤とされていた録音に参加されている人、として。
2006年に引退されるまで、数多くの録音、録画によって楽しませていただきました。特にも「薔薇の騎士」のオックスとして、カルロス・クライバーの指揮による映像が遺されたことは幸いでした。多くの演奏に感謝し、合掌を。
以上短いですが私からはおしまいです。なお、上の記事の二つ目からはいくつかの映像も見られますので、彼の歌唱に触れたい方はそちらからもどうぞ。ではまた、ごきげんよう。
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