またこんなに間が開いたよ!どうなってんだよ自分!
…すみません、最近イヤホンだとちょっと聴き疲れるようになってきてしまって、以前のやり方でガンガン聴いてガンガン書くのは正直なところ難しいのです。テレビ用にも使えるような、それほどのお値段じゃないヘッドホンでも買わないといけないな、と思ってはいるのですが、いかんせん先立つモノが…
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そんな状況でも日々は過ぎ、録画された番組や見た動画などは増える一方です。「クラシック倶楽部」なんかうっかり録画すると大変ですね、ちなみに明朝は庄司紗矢香ヴァイオリン・リサイタルですよ。「見たら消せばいいか~」とか思っていたはずなのに、見たら見たで「あれこれは資料的価値あるかな」「意外にいい演奏!完全版で見せやがれ」(無礼ですみません)とか思ってしまって。おかげさまで最近は週末のたびにダビングや見て消す番組の選択、些細な量にしかならないけどCMのカットなどにいそしむ羽目に陥っております。録画生活、怖い(笑)。
庄司紗矢香のベートーヴェンも完結間近なんですね、そういえば。日本人ヴァイオリニスト仲間の(緩いくくり、っていうかもっとちゃんとした協力関係にあるよね彼ら)樫本大進とほぼ同時期にソナタの全集ができあがるのかな、なかなか数奇なものです。
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さてさて先日ご紹介した5月末までのNHK BSプレミアムの看板番組(しつこい)にして千葉のHDDを圧迫する(笑)番組、プレミアムシアターの6月(正確には7月1日まで)の予定が出ていましたのでさくっとご紹介。
…と思ったんですけど、残念ながら千葉の嗜好に鑑みますとご紹介さし上げるのはこの期間、一回だけになってしまいます。クラシカル・クロスオーバーの良さがイマイチわからない(6/9深夜放送分)ので僭越すぎてご紹介する気にはなれない、バレエは好きだけどつっこんだ話はほぼできない(6/30深夜放送分、クラシック音楽に近いジャンルの舞台芸術として、少なくない傑作を共有するジャンルとして機会があれば見ては来ましたが、その程度でどうこういうのもはばかられる)。というわけで、こちらの公演だけ、さくっと。
●6月24日(月)【23日(日)深夜】午前0時~午前4時
・ベルリン・フィル ヨーロッパ・コンサート2013・イン・プラハ
・五嶋みどり&ズービン・メータ指揮 ミュンヘン・フィル演奏会
前半のラトル指揮ベルリン・フィルによる恒例ヨーロッパ・コンサート、今年はプラハ城での演奏会。奥方でいらっしゃるコジェナーとの共演、そして「今の」彼らのベートーヴェンはなかなか興味深いところです。そうか、ウィーンとの録音は21世紀最初の全集って言ってたんだから、もう新盤を出してもいいのかもなあ、集大成として。しみじみ。
後半のコンサートはあれですね、オケの公演なのになぜ「ソリスト&指揮者 オーケストラ」の順で書かれているんだろう、というのが最初に気になりますがツッコみませんよ(と書くことでツッコんでしまう、不思議!)。
たしかに。ブラームス、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はちょっと中プロにするには重すぎる、でもメインにするならリハとか主導権とか(笑)幾多の制約の中で失敗が許されない、困難な状況が現れちゃう。まあ、その困難をクリアできそうなソリスト&指揮者の交流、そしてオーケストラとの協調がこの演奏会ならありうる!と思ったのでしょう、きっと。五嶋みどり&ズービン・メータは録音も少なくない組合せだし、ブラームスを軸にしたコンサートでミュンヘン・フィルがいい仕事をしないわけがない。そう思いたいな(笑)。
なお。個人的にはまさにその中プロ、今年没後50年を迎えたパウル・ヒンデミットの交響曲「画家マチス」の演奏映像が一番の楽しみだったりします!オペラとしては、かなり地味めな政治劇なのでちょっとまだ掴めないでいる「画家マチス」だけれど、交響曲の方はもうけっこう長いつきあいなのでこの映像は喜ばしいかぎり。作曲家とミュンヘンのつながりはあまりないような気がしなくもありませんが、ここは虚心に好演を期待します。ってもう演奏は終わっているし、評判もその気さえあれば調べはつくのだけれど。
なお、今晩はカラヤンのドキュメンタリー&ビゼー「真珠採り」の二本立てですよ。ビゼーは合唱がアクサントゥスなんですね、よく見たら。これも期待しましょう…
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さて追加でもういっちょ。最近、向こうのブログでは「オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史」で何度か言及した、週日24:00から放送されているBS1の看板番組(しつこいなあもう)、「BS世界のドキュメンタリー」ですが、明日明後日とクラシック音楽のお題です。「ワーグナーとユダヤ人のわたし」というタイトルには、バーンスタインが制作したドキュメンタリーのことを思わせる部分もありますので、ちゃんと見る予定ですよ。
ということで公共放送文化部門の回し者のようなご案内はこれにて終了。ではまた、今度は近いうちに!(笑)
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