こんにちは。千葉です。
嵐のような忙しさ(なんて小さい嵐なのかと)もひと段落いたしましたが、それでも前説が思いつきません。っていうか、最近の世間話は書きにくいことばっかりで嫌になります。世知辛いのう…
でもせっかくだから一個だけ。
個人がおクスリに手を出していた残念な案件の裁判について、ワイドショーまるまる使って報じるのはどうかと思うよ。以上。
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さて、先日寄稿させていただきました、こちらの記事をご紹介。
●5/14開幕 ウィーン・フォルクスオーパー 最終舞台稽古レポート!
14日に開幕した、ウィーン・フォルクスオーパー来日公演2016の、開幕前日に行われたゲネプロのレポートです。記事については、たくさんある写真を見て楽しんでください!(自分の手柄ではまったくない)
…冗談はさておき(冗談になってなかったらごめんなさい)、オペレッタはですね、会場でライヴで全幕を見るのと、録画や録音で楽しむのでは別物でした。これでもか、というくらいにサーヴィスのいいエンタテインメントはライヴに、全幕に限りますよほんと。ニューイヤーコンサートで聴く断片的な音楽に食傷していたのか、どこかオペレッタ自体に近づいていなかった不明を大いに恥じております。
この件から千葉が得るべき教訓は、ひとえに「知らないままに遠ざけるな」ですね。他に偉そうに言えることがない。
なお、文中でもグランド・ホテル形式的云々とすれ違いや入れ替わりギミックについて触れていますが、この手の仕掛はとにかくライヴがわかりやすいなっていつも思います。たとえば「フィガロの結婚」、音声だけで聴いているとときどき「今誰がなんのためになにしてるんだっけ?」と、ゲシュタルト崩壊してしまうことが、なくはないです千葉の場合。これはきっと、この演目で良い舞台を経験していないというのが理由かなと思われます(入れ替わりが多くても、千葉のオペラ原体験である「ドン・ジョヴァンニ」で迷子になったことはないので)。
こう考えてくるとつい「修行ですね」とか〆たくなりますが、オペレッタはその逆を向いているんだな、というのが今回の感想なんですよね。クラシックの公演にはどこかある種の「果たし合い」の気配があるけれど、オペレッタはそうではない。楽しんでいってよ、と供される素敵な舞台を素直に楽しめばそれでいい。プリズムショーはみんなを笑顔にしてくれるんだ(おい)、ということで。
以上ご案内でした。ではまた、ごきげんよう。
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