この前まで残暑気分だったような気がしていたのはきっと気のせいですね、疲れて部屋でぼんやりしてるとときどき足が冷えて風邪をひきそうになる季節になってます。恐るべし。
それはさておき、寄稿した記事の紹介です。いつも書かせていただいているところとは別に、公式のレポートです。
●ウィーン国立歌劇場2016年日本公演 記者会見レポート
10月24日に東京文化会館の大ホールで行われた会見のレポートです。記事にも書きましたが、今回は普通の会議室ではなく設営の終わった舞台上で会見が行われてなかなか不思議な気分でした。
出席した私たちが見上げる天井はこんな感じで。劇中効果的に使われるシャンデリアのセッティングについてもNBSさまのブログで紹介されていましたので、気になった方はぜひご覧ください。これぞ引越し公演、と感じさせる近年では珍しくなってしまったフルサイズのオペラハウス来日公演の醍醐味、ですし。
千葉もいちおう写真は撮影していますが、記事中の写真のほうがもっといいので(当然です)出演者についてはそちらをぜひご覧ください。ぜひ。
なお、「ナクソス島のアリアドネ」については本日の公演についてまた別途ご紹介すると思います。最高に美しいメタフィクションを満喫して参ります所存。です。
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それにしてもですね、アマチュアで演奏会していた頃から思っているのですが、開幕前の舞台ってどうしてこうも魅力的なんでしょう。
シュトラウスのあの音がこの編成から出てくるのか、とかこういう配置ですか編成独特だものなあ、なんてクラシックの人っぽい感想もあることはありますが、単純にワクワクするんですよねえ、この絵に。オケピットはリハ中の団員の皆さんがギュウギュウに入っている感じも捨てがたいのですが、無人の状態にはまた違う魅力を感じます。ということで撮った一枚。
…まあ、自分たちの演奏会はたいがい開演前とそう変わらない客席に向かって演奏することになってまあなんというかでしたけど。お、音響的には客入れ前のほうがいいんだからね!(切れるなよ自分)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団(という名のほぼウィーン・フィル)の音で聴くシュトラウス、もしかして実演だとはじめてかも…と今気がついて少し緊張してきましたが(ベルリンとかバイエルンとかバンベルクとかドレスデンとかドイツの団体では割と聴いていますし、この春にはノット&東響の演奏がありましたけどね)。メタ的な仕掛けのシュトラウス、ということではいろいろ考えていることもあるのでそれは公演を見たあとにでも。
ではひとまずご案内でした。「アリアドネ」、本日の公演は当日券が出るけれど最終日は少なめと聞き及んでおりますゆえ、興味のある方はぜひ万難を排して上野に駆けつけられよ。しからばごめん(文体が変)。
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