2017年4月28日金曜日

「N響午後のクラシック」 ミューザ川崎シンフォニーホールで4~6月開催

こんにちは。千葉です。

コンサートシリーズのご案内です。なにせ私、野良の宣伝ヒラですので、このホールで行われる特徴的なシリーズを見逃すことはできないのです。

●N響午後のクラシック(特別協賛の明電舎からのリリースにリンク)

以下に公演情報を整理します。もちろん管弦楽はNHK交響楽団、会場はミューザ川崎シンフォニーホールです。

●2017年4月27日(木) 15:00開演

指揮:広上淳一
ヴァイオリン:ダニエル・ホープ ※

ラーション:田園組曲 Op.19
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第一番 ト短調 Op.26 ※
ベートーヴェン:交響曲第七番 イ長調 Op.92



●2017年5月25日(木) 15:00開演

指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
ピアノ:ボリス・ペレゾフスキー ※

ショスタコーヴィチ:祝典序曲 Op.96
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第一番 変ロ短調 Op.23 ※
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 Op.34
チャイコフスキー:幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 Op.32



●2017年6月15日(木) 15:00開演

指揮:トン・コープマン
フルート:カール・ハインツ・シュッツ
ハープ:シャルロッテ・バルツェルライト

モーツァルト:
  歌劇「魔笛」序曲
  フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
  交響曲第四一番 ハ長調 K.511 「ジュピター」



チケットなど詳しくはNHK交響楽団のサイトでご確認くださいませ。

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定期的な公演をこれまでNHKホール、サントリーホール、そしてBunkamuraオーチャードホールで主に行ってきたN響が、ミューザに定期的に登場するのですから、これは注目したい。

個人的なポリシーというかなんというかですが、いわゆるマーケティング的視点から公演を見ることはしないようにしているのです。しかしそれでも、近年の「平日昼間のうちに開催するクラシックの公演」が増えていることは無視できない。先日ご紹介した東京フィルハーモニー交響楽団の「休日/平日午後のコンサート」のような成功例もございますし。しかもその会場に選ばれたのがミューザ川崎シンフォニーホールと来ては、注目せざるをえないのです。
東響のサウンドを洗練させ続けているこのホールで、N響はそんなに多くの演奏会をしていません。恒例のフェスタサマーミューザでも、その直後に行われる「N響ほっとコンサート」とほぼ同じ、エンタテインメントプログラムを披露してきましたから、本格的なシンフォニーオーケストラとしての実力を示す機会はあまりなかった、のです。そんなN響がついにこのシリーズによってミューザ川崎シンフォニーホールで、本気のプログラムを披露してくれることになるわけですから注目しないわけにはいかない。指揮が広上淳一、ウラディーミル・フェドセーエフ、そしてトン・コープマン(!!)とくればなおのこと。
前日にNHKホールで「水曜夜のクラシック」として披露したプログラムをミューザ川崎シンフォニーホールで披露してくれるのですから、演奏の仕上がりも万全のはず、全力のN響を期待できないはずもない。さて、どうなりますか。注目です。

ご案内はこのあたりでおしまい。ではまた、ごきげんよう。

※追記。本日、注目のシリーズ第一回を終えてこのようなリリースが出ました。
・N響公演のハイレゾ音源と映像をオンデマンドで配信―「N響 午後のクラシック」公演で
定期公演の代替公演でもありますので、何かの形で放送はされると思っていましたが(FM放送済み)、これは意外でしかもありがたい話です。

※さらに追記。なんとN響のサイトで公演の全プログラムが視聴できるようになりました。詳しくはリンク先にてご確認ください。また、ハイレゾ配信はこちら。時代、動いてる感じがします…

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