2012年10月28日日曜日

訃報の後で聴き始めるのは悪癖だ(猛省)

こんにちは。千葉です。

最近、Twitterを眺めていると楽しげな(またはあまりそうでもないような)コンサートの話だったり、何やら内ゲバの様相を呈しつつあるトリックスターの吊し上げがお盛んだったり、なんというか自分がぼんやりテレビやスポーツの感想を書いてるのが申し訳ないみたいです(笑)。益体もなくてすみません。

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昨日、このようなニュースが流れました。

◆ハンス・ウェルナー・ヘンツェ氏 死去(時事)

86歳での大往生とのこと、お疲れ様でした。と合掌するかと思った時に気がつく、彼の音楽がパッと出てこないじゃないか自分、と。まったく聴いたことがないわけじゃない、でも明確な像を結ぶまでには認識ができてない。個人的な体験も特段あるわけでもない、何をか言うべきか、いや黙るべきか。語り得ないものについては沈黙しなければならない、とかね、一瞬頭を過るのですよ。

でもブログで黙っていても仕方がないので(苦笑)、とりあえずこれから気をつけて彼の音楽を聴くことにします。このパターン、誰かの訃報のたびに繰り返してしまってもう反省するのもおこがましい感じ、はてさてどうしたものやら…

もの知らずは仕方がない、以後精進します。

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手元のディスクを探してみると、見つかるのはラトル関係のものが二つ、以上でした。なんというか、20世紀音楽についての認識はラトルがいなかったら大変なことになっていただろうな、と今さらながら自覚しております。ちなみに、いわゆるクラシックの中心的なレパートリーについてはバーンスタインがいなかったら大変なことに(笑)。この二人に教わったことが中心だからそれ以外のジャンルにはうまく手が広げられてないんだよ、というのは言い訳ですね、はい。

ラトル&CBSOによる交響曲第七番と舟歌を収めたディスク、いまはこういうまとめ方でお安くリリースされてます。二枚目のディスクはインゴ・メッツマッハー指揮ベルリン・フィルによる交響曲第九番と「オーデンの詩による三つの歌」ですか、千葉の手元の国内盤よりお得だなあ…

もう一つのDVDは以前NHKのBS2でも放送された20世紀音楽についてのドキュメンタリ・シリーズ「リーヴィング・ホーム」の最終巻。20世紀を俯瞰する10年がかりの「Towards the Millennium」なるコンサートシリーズに並行して作られたものですから、少なくない作品の演奏が映像として収められてます。部分なのがもったいないくらい。この最終巻ではヘンツェの交響曲第八番の一部が収められてます。あまり思い出せないのが口惜しいから(笑)あとで見直すことにしましょう…

なお、このシリーズの雰囲気は以下の動画でご覧いただけますね。なお、ひとつご注意を。いけませんよ、いろいろと検索しちゃ!すぐに以下自粛。



以上、訃報どうこう以上に今後のための覚書ですね、これは。もっと知るように努めるための足がかり、というか。ではまた、ごきげんよう。



きっとこれとか、勉強になるんだろうなと思うけれど、見る日が来るかどうか…

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