2016年1月29日金曜日

書きました:鈴木優人&佐藤俊介が魅せる、新しいコンサートの「かたち」

こんにちは。千葉です。

公演直前の紹介なのでこれも前振りなし。

●鈴木優人&佐藤俊介が魅せる、新しいコンサートの「かたち」

明日明後日の公演ですので急ぎ紹介を。
と言っても記事と同じことを書いても仕方ない、とも思うのでいくつかの動画で今回のメンバー紹介をしましょそうしましょ。なお敬称略につきましてはご容赦のほど。

まずは佐藤俊介、ヴァイオリン。



AAM、いわゆるエンシェント室内管にソリストとしてデビューした際の紹介動画ですね。もっと聴きたい!という方には、オランダバッハ協会の「All of Bach」でヴァイオリン協奏曲 BWV.1042も視聴できますよ。ぜひ。

続いて鈴木優人、各種鍵盤奏者。ひとつ騙されたと思って聴いてみてくださいな。



マイクロトーナルナニソレオイシイノ?と思って気軽に聴き始めて吃驚した千葉の気持ちを共有いただけましたでしょうか(笑)。四分音、六分音くらいなら存じておりましたが31平均律なんてこの動画で初めて知りましたし聴きましたわ。
いわゆる現代音楽の本を読めば必ずと言っていいほど「微分音は調律が転調が、だから歌や管弦に向かなくて」などの言及があるわけですが、演奏家が音を作る必要がないオルガンならその問題はそもそも存在しない。だからこそこういう音楽も演奏できるわけですね。

オルガン音楽というとついバッハあたりのバロック音楽を想起しがちですけれど、考えてみればメシアンだってオルガニストですからね。それに即興をよくすることがあるせいか、現代のオルガニストの皆さんは作曲もされているケースが多いように思われます。鈴木優人もまた作曲もする音楽家であることは、千葉はバッハ・コレギウム・ジャパンの演奏会のアンコールで知りました。もっともあれは編曲でしたけど(これだけで察しの良い方は「あああれか」と思われることでしょう)。

さて続いてはチェロの懸田貴嗣。いわゆる古楽(「同時代アプローチ」という単語を流行らせたいがそのすべがない)における通奏低音の役割は大きいですからね、そこで長く活躍されているのは伊達ではないのです。だからそういう演奏を紹介、とも思ったけれど、探してみればラ・ヴェネクシアーナの演奏フルサイズとか、YouTubeにはゴロゴロ転がってはいるけれど、さすがにブログに貼る気にはならず(貼ったも同然の発言)。代わりにこういうのは如何でしょう。



バロックチェロとか演奏してみたいです私も。と言いつつ、どうせピリオド楽器をやるならホルンがいいな、バッハもハイドンも演奏できるし、なにより管楽器経験が活きるし(おーい)。

では演奏家最後はクラリネット、吉田誠。昨年12月のコンサートを前に「クラシック・ニュース」様がインタビューした動画をどうぞ。


千葉がグダグダ書くよりよっぽど簡潔に、彼自身のこれまでとこれからを語ってくれております。

あとの出演はダンサーの加賀谷香ですが、YouTubeで紹介に向く動画が見つけられずこまったな、と思いきや公式サイトで彼女自身のプロジェクト「Kagaya Kaori Dance-SHAN」のダイジェストがございました。そんなわけで公式サイトでご覧ください

さて公演は明日明後日、どんな体験ができますか。期待して明日の公演に伺ってきます。ではまた、おそらくコンサートの感想で。

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