2017年4月19日水曜日

フェスタサマーミューザ2017、プログラム詳細紹介

こんにちは。千葉です。
さて先日の記者会見レポートに続いて、プログラムすべてに言及した記事を書きましたよ!というご案内。

●フェスタサマーミューザ2017―――プログラムを読み解く

先日第一報として記者会見の模様をお伝えした「フェスタサマーミューザ2017」の、全公演を紹介しています。文章の長短は多少あっても全部です。いまはやりきった感があります。はい。

今年は首都圏10団体に加えてPMFオーケストラ、オーケストラ・アンサンブル金沢が参加※することになり、私が以前から熱望していたプロムスへの道をまた一歩進んだ感があります。
Kitaraで演奏してからミューザに来るPMFの皆さんは果たして親戚筋(おい)のホール、どのように感じられますでしょうか。そして腕利き揃いのOEK、ミューザでガチのプログラムをどう聴かせてくれますやら。そんな特別参加団体だけが目玉じゃないよ、というのが記事の主眼です。どれも見どころ聴きどころのあるコンサートが並んでいますので、ぜひこの夏はミューザ川崎シンフォニーホールで!という川崎市民からの熱いオススメです(笑)。

※新日本フィルハーモニー交響楽団は今回、ワールド・ドリーム・オーケストラ(WDO)としての特別参加

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約三週間の夏祭り、ホールに住んですべてのコンサートが聴けたらさぞや充実することでしょう(註・移動しなくてよかったら涼しいだろうなあ、という意味ですよ)。なお現在、チケットは友の会会員の皆様の先行受付中、一回券の一般発売は4/22からです。詳しくはリンク先にてご確認くださいませ。

ではまた、ごきげんよう。

9 件のコメント:

  1. 難しいかもしれませんが、もし可能であれば、お答え下さい。
    何故、新日本フィルは特別参加枠に入ったのでしょうか?
    しかも、例え久石 譲氏とのカップリングとはいえ、
    あのチケット金額の設定は、とても納得いくものではありません。
    こんな事はいけない事だとは思いますが、
    つい、そもそもフェスタサマーミューザへの参加に、
    何か遺恨があるのではないかと勘繰ってしまいます。

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    1. 「WDOが久石氏の日程に合わせてフェスタより先に決まっていたため、今回はこういう形での参加になった」と伺いました。むしろ場合によっては参加できない可能性もあったところをなんとか調整した、ということでしたので、特段の意図はないのではないかと。
      他の二つも含めて、特別参加団体は今回の、というか今年の事情あって、という面も考えられるかと思います。初の試みなのでいろいろとご意見などあると先方も喜ばれると思いますよ、機会がありましたら私の方からもホールの方にご意見は紹介しておきますね。

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  2. 回答ありがとうございます。
    返事が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。
    件の事情であれば、料金設定についても納得できます。
    むしろフェスタに参加して頂いた事に、感謝の念が湧いてきます。
    ただ他の二つの団体に関しては、過去のフェスタと関連があるので、
    いくら料金が高くても行ってみたいと思うのですが、
    新日フィルのプログラムに関しては、そこまでの興味が湧きません。

    井上道義氏は、2014年のフィナーレコンサートを闘病の為、降板され、
    翌2015年、新日フィルと共にフェスタに復帰されました。
    そんな井上氏が、真の手兵ともいえるOEKと共にフェスタに参加されるのです。

    また、その2015の8/5、サントリーホールでのチェスキーナ洋子氏追悼公演で、”悲愴”がゲルギエフ氏指揮の下、”東京交響楽団”にて演奏されたその裏、同日同時刻、フェスタでは大野和士氏指揮、東京都交響楽団にてショスタコーヴィッチ交響曲5番の壮絶な超名演が繰り広げられました。
    文字通り鳴り止む事のないブラボーの嵐で、最後はコンサートマスター:四方恭子氏がたじろいで3~4歩後ろに下がった所で、強引に場内の明かりが点き、終了になった次第です。どちらの演奏会に行くかは、ネット上でも議論になったはずです。

    以上の事実が私の記憶にあるので、OEK、PMF、どちらの団体も料金は制限なしで、是が非でも聞きたいと思うのですが、如何に久石氏の名前が出ているとはいえ、今回の新日フィルのプログラムには、食指が伸びません。
    充実した良いプログラムにはなると思うのですが…………

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  3. 続けて投稿させて下さい。
    私個人では、昨年のフェスタのアンケートで、下記の内容を書かせていただきました。その上で、上記のコメントを書かせて頂きました。

    1:2015も熱意の込められた素晴らしい演奏の数々が繰り広げられた事。
    2:もう”安さ”を第一に追及する事は、止めてほしい事。
    3:もちろん、いわゆる入門編的な、気軽に聴けるプログラムなら、
     安いにこした事はない。
    4:けれども、熱意の込められた、素晴らしい演奏が聴けるのであれば、
     通常の料金、あるいは場合によっては、より高い料金設定でも
     構わない、と個人的に考えている事。

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  4. ごめんなさい。もう一件。これで終わりにします。

    昨年、フェスタサマーミューザ2016での上岡&新日フィルの公演は
    本当に素晴らしいものでした。

    プレコンサートのモーツァルトのフルート四重奏は、大変美しかったです。

    当然ながら、上岡氏指揮の”スペイン”プログラムは、鮮烈な演奏で、
    聴いていて胸のすく思いがしました。
    特にラベル:スペイン狂詩曲の冒頭、極めて微細なpppは、驚かされました。私には完全に”人の囁き”に聴こえ、『あっ、聴衆の誰かが、おしゃべりを始めている』と完全に勘違いしてしまい、しばらく周囲をキョロキョロしていました。演奏は始まっている事に気が付くまでに、結構時間がかかりました。

    これだけの、豊かな経験をさせていただいた、昨年の演奏を聴きながら、
    『絶対2017年の新日フィルの演奏を聴くんだ』と、心の内で固く決意していたのですが、実際に蓋を開けてみると、おおいに迷っている次第です。

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    1. いろいろとお気持ちお察ししますし、私もほぼ同じ気持ちです。特に、上岡敏之と新日本フィルのあの音を、ミューザでまた聴けるかな、と期待していましたので…
      ですが、どのような方向にこのお祭りが育っていくのか、いち音楽ファンとして応援していきたいと思い、このようにご案内しております次第です。どのコンサートを選ばれるかはさておいて、ぜひ今年もフェスタを存分に楽しまれますように!

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  5. 悲しいかな、仕事のスケジュールが
    直前にならないと分からないので、
    早めにチケットを入手する事が難しいのです。

    ここ2~3年は、6~8枚はチケットを購入し、
    ミューザに日参するのですが、
    特に今年は素晴らしい演奏が期待できる
    プログラムが目白押しで、チケットの入手が
    難しくなる事が予想されます。
    どれだけ行けるか、心配しながら
    毎日を過ごしています。

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    1. せめて私の一押し、開幕公演だけでも聴き逃されませぬよう、重ねてお祈りします…

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  6. 個人的に、昨年4月の川崎定期演奏会 第55回(ブラームス:ドイツレクイエムをメインにしたプログラム)を聴いた時から、何時かはノット&東京響コンビで”浄夜”を聴きたい、と心に秘めて参りました。
    この開幕公演のプログラムは、私の夢が実現したもの、とも言えます。
    仕事の都合等、折り合いが付けば、ぜひ伺いたいと思います。

    と言いますか、昨年サントリーホールで演奏されたブルックナー:交響曲第8番、ショスタコーヴィッチ:交響曲第10番が続けてCDリリースされるのですから、今年の開幕公演もCDリリース、あるいはBlue-Rayでの映像リリースしてほしいです。

    昨年の開幕公演は、前半のヴィラ=ロボス&アイズスの組み合わせだけでも、充分交響曲1曲分の聴きごたえがあった上に、更に熱い熱い『田園』が演奏されました。個人的には、1982年 ベーム追悼公演でのカルロス・クライバー/バイエルン国立歌劇場管のベト7 超快速演奏を思い出した程、集中度の高いものでした。CD化するのに相応しい内容だったと思います。

    2009年ミューザにて録音のスダーン/東京交響楽団のブルックナー交響曲第7番のCDは、演奏・録音ともに良いものだと思います。
    先日放映された読響シンフォニックライブ、ミューザで収録された田中祐子/読響のペトリューシカ、録画したものを既に3回繰り返して観てますが、各管楽器のソロも綺麗に引き立った、良い録音だと思います。
    なので、久しぶりにミューザでの音源のCD化があっても良いんじゃないのか、と誠に勝手に個人的には願っております。

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