2019年7月31日水曜日

かってに予告篇 〜フェスタサマーミューザKAWASAKI2019 Day6

●洗足学園音楽大学

2019年8月1日(木) 18:30開演

指揮:秋山和慶(洗足学園音楽大学 芸術監督)
バレエ:牧阿佐美バレヱ団 谷桃子バレエ団 東京シティ・バレエ団 洗足学園音楽大学バレエコース学生
管弦楽:洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団

プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」 組曲から (牧阿佐美バレヱ団クラス+牧阿佐美バレヱ団)
プロコフィエフ:バレエ音楽「シンデレラ」組曲から (谷桃子バレエ団クラス+谷桃子バレエ団)
ハチャトゥリアン:「仮面舞踏会」組曲から (グローバルクラス+東京シティ・バレエ団)
ハチャトゥリアン:バレエ音楽「ガイーヌ」 組曲から (グローバルクラス+東京シティ・バレエ団)

川崎市には、毎年多くの才能を輩出する音楽大学が二つもある。ひとつが新百合ヶ丘(麻生区)にキャンパスを持つ昭和音楽大学、そしてもうひとつがこの日登場する、溝の口(高津区)にキャンパスを持つ洗足学園音楽大学である。フェスタサマーミューザKAWASAKIは川崎市の夏祭り、そしてこどもフェスタなどアウトリーチ企画も用意されたイヴェントなので、彼ら彼女らが登場するのは当然なのである。

洗足学園音楽大学の特徴は、その幅広いコースだろう。単に音楽家のみを養成するところではなく、「創造性と人間性豊かな人材を育成します。」と幅広い視点からの人材育成ができるところが強みなのだろう。舞台全般のコースがあることももちろんその幅広さを示すものだが、ただ「音楽」と言っても「声優アニメソング」コースまであるのだから、洗足学園音楽大学、ただものではない。

それはさておいて、サマーミューザの話だ。洗足学園音楽大学には舞台芸術のひとつとしてバレエコースがあり、その学生たちとオーケストラ、そしてプロとして活躍している”先輩”たちの共演は、今やフェスタサマーミューザの”定番”となっている。その舞台を毎年楽しみにしているファンも多く、今年もプロコフィエフとハチャトゥリアンの名作を披露してくれる。
…とはいえ、いつものミューザの明るい舞台がどのようにバレエのステージに変貌するものか、言葉だけではなんとも伝えにくい。だが幸いなことに、洗足学園音楽大学はYouTubeのチャンネルでその演奏活動を配信してくれており、その中には2017年にフェスタサマーミューザKAWASAKIに登場した際の「だったん人の踊り」もあった。ありがたいことである。
まずはこの、普段はミューザの明るいステージがバレエの神秘的な舞台に変貌した様をご覧いただいて、今からでも日程が合えばぜひ、会場で体験してみてほしい。



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せっかくなので、フェスタサマーミューザとは関係ありませんが洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団の演奏もお聴きいただきましょう。数年前のものではありますが、あまり演奏されないレイフ・ヴォーン・ウィリアムズのテューバ協奏曲を、次田心平のソロで。


この他にも高名な指揮者、独奏者など共演者にも恵まれた学生さんたちの演奏活動の数々は公式チャンネルで確認できます。

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