2019年8月8日木曜日

かってに予告篇 〜フェスタサマーミューザKAWASAKI2019 Day12

●サマーナイト・ジャズ 大西順子トリオ

2019年8月8日(木) 19:00開演

ピアノ:大西順子
ベース:井上陽介
ドラムス:高橋信之介

ゲスト:広瀬未来(トランペット) 吉本章紘(テナーサックス・フルート) 片岡雄三(トロンボーン)

一日の休演を挟んで怒涛のクラシック公演の日々がここまで続いてまいりましたが、本日8日はジャズです。私が諸般の事情で聴けなかった昨年の開幕公演で伝説を作ったという大西順子トリオが、今回は単独での出演となります。

このホールの”純クラシックではない”路線を支えた佐山雅弘が昨年急逝し、今回は生前の彼からの推薦あっての出演とのこと。村上春樹が称賛し、小澤征爾がサイトウ・キネン・オーケストラに招き、ノット&東響と伝説を作り…とクラシック音楽ファンにも親しまれる大西の、本領はこちらだとしたたかに教えていただけることでしょう。
そして、この公演は9月から始まる「かわさきジャズ2019」へと続いていくものとなります。今のうちに「かわさきジャズ」をかってに始めちゃうのもアリかな、と。

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そしてこれは邪道かな、とも思うのですが。
オーディオ好きの皆さまには、ジャズを愛好される方も多いように認識しております。その息遣いや指板をこする音まで聞きとどけたい、そんな思いがあるのかなと愚考する、地元に「ベイシー」があった私は思うのです。で、そんな皆さまにも「ミューザで聴くジャズ」はオススメですよ。それこそ数多のクラシック公演でその音響の素晴らしさは知られるこのホールですが、ハイハットの音の残り方やベースのピチカート一つとってもその”リアリティ”は圧倒的です。ハイレゾでも最高のオーディオでも体験できないリアリティ、お聴きいただきたいなとこのホールのファンとして申し上げる次第。

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