2012年9月16日日曜日

ネルソンス&CBSOの戦争レクイエムですと!

こんにちは。千葉です。

昨日の東京交響楽団の演奏会の感想をツイッターで散見しているうち、どうしても聴きたい気持ちが抑えがたくなって来ました。東響は前にキタエンコとの第七番でも良いショスタコーヴィチを聴かせてくれましたし、あの新国立劇場「ムツェンスク郡のマクベス夫人」も彼らでしたよね。あれはいいものだった、のに収録とかディスクでリリースとかないんですよねえ、残念。

スダーン監督のもとアンサンブルの向上した彼らが、ロシアのマエストロを呼んでいいショスタコーヴィチを演奏するというのはなかなか素敵なことだと思うし、演奏される曲が交響曲第四番ではなおのこと。どうしよう、無理に無理を重ねるべきだろうか…

と、迷いに迷う昨日からの千葉であります。明日開催の、東京交響楽団川崎定期演奏会という名の横浜みなとみらいホールでの公演、興味ある方はリンク先で詳細をご覧くださいませ。ソリストのデジュ・ラーンキを招いてのモーツァルトも好評のようで、もうどうしたものかと(以下苦悩混じりの繰り言がエンドレス)

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えっと、その前に今晩、大いに気になる番組がありまして。ショスタコーヴィチが呼びましたかね、交流のあった作曲家ベンジャミン・ブリテンの生誕100年を前にこんな番組が放送されます。さっき知りました(遅い)。

◆NHKBS プレミアムシアター
◇初演50年 コヴェントリー大聖堂の「戦争レクイエム」【5.1chサラウンド】
◇生誕100年記念 ドキュメンタリー  ジョン・ケージ/音の旅 【5.1chサラウンド】
◇ザ・ジョン・ケージ

先日ですね、Amazonさんでお安く買えたんですよ、ブリテンの「戦争レクイエム」のスコア。中古ということだったのですが特に使い古し感もなく、それでなんとお値段は驚きの1,000円程度。いいお買い物したなあ…

それで気をよくして、というのは半分冗談ですけれど、以前からもっとわかりたいと思っていたこの曲を、久しぶりにスコアを眺めつつ聴いたりしていたところだったのです。
でそのタイミングで「初演50年」記念演奏会の映像が見られるとは何たる僥倖!とまでは叫びませんが、先日ラインスドルフの話でも書きました通りこの曲は映像で見たほうがわかりやすい、受け取りやすいところがあると思うので、今晩はちょっと無理をして見てみるとしましょうか…

なお、残念ながら千葉はジョン・ケージについては何も申し上げられませぬ。というのも、ピエール・ブーレーズの書籍からいわゆる現代音楽を知り学んだがゆえのバイアスが自分の中に根強くあったため、ケージを聴く機会を作れないでここまで来てしまった感が否めないから、なのです。こういう番組でその先入観を払拭するのがいいのですけれど、放送時間がねえ…


早く録画できる身分になろう、と思ったところでひとまずはおしまい。ではまた。





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