2012年9月30日日曜日

あらしのよるに(絵本やアニメではなく)

こんにちは。千葉です。

まさかというかなんというか、台風でテンションが上がる悪癖が歳をとっても治らないとは思ってもいませんでした、我ながら困った性分です。もちろん、深刻な被害にあったことがないからそんな気分でいられる、ということが分かる程度には分別もありますゆえ、ここをこんな天気の日に御覧の皆様にはくれぐれも外出等はお気を付けられますよう、と申し上げておきます。この台風がさらなる困難をもたらしませんように、悪しき何者かを連れ去ってくれますように。

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とか殊勝ぶってみても。聴きたくなる音楽がマーラーだったり(「こんな天気の日には」)ワーグナーだったり(さまよえるオランダ人、ヴァルキューレの第一幕)してしまう程度には不謹慎なのであります。そうそう、近く新国立劇場で上演されるブリテンの「ピーター・グライムズ」も「あらしのよるに」カテゴリに含まれるかな(そんな分類あるのか)。

でもねえ、この前どっかの来日公演情報を新聞の広告で見かけたから今はこれでしょう、動画をどうぞ。

と書いてから少し、著作権がうんぬんで気にならなくもない。どう見てもそもそもがTV放映のもの、それが何故か以前から流通していて(千葉はヴィデオテープで持ってる)、いま検索したらYouTubeには全部あるという…(笑)
まあ、迷ったけどさ、という言い訳はここまで。ご覧あれ、カルロスさん指揮ミラノの伝統あるオペラハウスによる、ヴェルディの歌劇「オテロ」全四幕ですわ!(ちょっとぼかしてみた)




この曲といえば、千葉はこれかアルトゥーロ・トスカニーニの盤しか聴かないですなあ…他の演奏も幾つか聴いてみて実演でも聴いて(ソフィア国立歌劇場と、スカラ座の来日公演を見た)、でもけっきょくコンディションがそんなに良くないものに戻っちゃうのはなんというか、少しばかり残念ではあるのだけれど。
(そういえばカルロスくんの若き日に同僚だったアルベルト・エレーデの盤は嫌いじゃなかった、ってあれも新しくはないですよねえ…)

冒頭の嵐のシーン、明日の朝とかに聴くとなかなか効果的ではないかしら(笑)。まあ、無事に台風一過したとして、このオペラはそこからドロドロのドラマが始まっちゃいますけど。

ヴェルディなら他にもそうですね、「リゴレット」の四重唱のところとか、本当に好きです。ヴェルディ生誕200年を迎える来年には、今までよりマシな評がなされますように、と思ってしまうヴワーグナーよりはヴェルディ派の千葉であります。さて140分か、いつ見ましょうかね…ではまた。




カルロスさんのまさにそのDVD、そして来日公演と同じプロダクションのDVD(NHKホールの奥の奥から見るものではなかった、音は意外に聴こえたけれど)、そしていわゆるトスカニーニ箱ですね。どれも手元にないなあ、あは、あははははは(泣)

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