こんにちは。千葉です。放送予定のご案内ですよ。
●<N響 第1850回 定期公演>
指揮:シャルル・デュトワ
管弦楽:NHK交響楽団
曲目:
プロコフィエフ:組曲「三つのオレンジへの恋」 Op.33bis
ラヴェル:バレエ音楽「マ・メール・ロワ」
ベートーヴェン:交響曲第五番 ハ短調 Op.67
(2016年11月30日 会場:サントリーホール 大ホール)
<1852回から>
オネゲル:交響曲第二番
(2016年12月16日 会場:サントリーホール 大ホール)
N響アワーです。オネゲルですよオネゲル!…すみません取り乱しました。
シャルル・デュトワ時代なくして現在のN響なし、と再評価が進むマエストロが登場した定期演奏会がこれから3回連続放送です。その初回は得意の20世紀音楽とベートーヴェンによるプログラム、プラス別公演でのオネゲルの交響曲です。
この変則的なスケジュールには理由があります。次回から二回に分けてコンサート形式の「カルメン」を放送するため、放送枠をやりくりしていらっしゃるんですね、めちゃめちゃ平たく言ってしまいますと(笑)。
その制約の中でもいろいろと考えてくれたのでしょう、「カルメン」にオネゲルではない、という判断が伺えます(オペラに組合せられるのは、「ピーター・グライムズ」の間奏曲、そしてワディム・レーピンを迎えたコンサートピースにラヴェル)。オネゲルの作風はドイツ的とも言われるしベートーヴェンになぞらえられることもある。うん、いい感じかもしれない!(この曲を知らない人置いてけぼり)
冷静になってもけっきょくオネゲルの話しかしていませんが、それだけ放送を楽しみにしているのだ、ということでご容赦ください。なんでこのコンサート行かなかったんだろう…(もちろんオネゲルの方←おいおいおい)
ちなみに、なんですが。昨年末に放送された方の「セイジ・オザワ 松本フェスティバル2016」のオーケストラ・コンサート、「オネゲルの第一楽章カットなんて!!!」と泣いていたのですが、昨年9月にNHK BSプレミアムで放送された方にはカット無しで収録されています。ちゃんと嵐のような第一楽章からオネゲルの交響曲第三番が楽しめますよ!という耳寄り情報でした(どこまでもオネゲル推し)。
ではまた、ごきげんよう。
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