2012年4月4日水曜日

それはむしろ聴いてみたい…!

こんにちは。千葉です。

野球のシーズンも開幕して、今年は地上波U局の、ホームのチームに肩入れした中継を軸に試合を見ていこうと思います。不偏不党とか、ありえない建前に基づくキー局より、地元チームを応援していて、そのためにちゃんと勉強しているスタッフが中継してくれる放送のほうが楽しいですもの。本日もtvkとテレ玉で楽しませていただきました。ありがたやありがたや…

それはさておき、ニュース関係です。以下リンク先で詳細はご覧下さいね。


はい、この8月に例年通り松本を舞台に開催されるサイトウ・キネン・フェスティバル。この音楽祭そのものと言ってもいいだろう小澤征爾の休養で、今年のプログラムはどうなるのか、代役を果たす指揮者は誰なのかと気にしていた方も少なくないのでは。千葉はまあ、行ける可能性が低いのであまり注目してなかったんですけど(笑)。

でも、ですよ。昨今指揮台に登場するたびに好評ばかりを聞く若きマエストロ、山田和樹がオネゲルのオラトリオ「火刑台上のジャンヌ・ダルク」を指揮する、と言われたら注目しない訳にはいかないですよ!オネゲル好きを自認しているくせにほとんど実演には行けていない千葉に、降って湧いたような好機到来、でしょうか?(どうだろう)

若干33才にして都内のほとんどのオーケストラに客演で招かれ、スイス・ロマンド管弦楽団と日本フィルハーモニー交響楽団にポストを得て、ますますの活躍が期待される山田和樹を聴くのは、千葉の今年の目標の一つでもあるんですよねえ…(もう一人、ピエタリ・インキネンも聴かなければと思ってます)
それがオネゲルの大作で叶うとなればそれはまさに望外の好機、普通に考えれば逃す手はないのだけれど…

まあ、手は考えてみましょう。おそらくは苦境に立たされた感があっただろうフェスティヴァルに、このニュースはなかなかの朗報ではないかと愚考しております。願わくは、オーケストラは往年の某放送局オーケストラみたいな狭量なやりかたで彼を迎えてめんどくさいことにならないでくださいね、昔の小澤征爾が経験させられたみたいのは、ね(笑)。では今日はこれにて。



自ら組織したアンサンブルで録音まである。やだなあ、後生畏るべし、ですねえ…


なお、本日は大好きなマエストロ、ピエール・モントゥーのお誕生日だとか。皆さま、お手元の好きな盤を聴いて祝ってあげてくださいね!ストラヴィンスキーの「Greeting Prelude」なら誰の演奏でもOKです(笑)。ではまた。



ちなみに千葉はこれを久しぶりに聴いて、大いに圧倒されました。「白鳥の湖」の見事なハイライト盤であり、品のある美しいチャイコフスキーが楽しめます。新品は入手困難みたいですから、お安い中古盤で如何でしょうか(笑)。モントゥーの話は別途書きます。

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