2012年4月23日月曜日

せっかく、ですので。



こんにちは。千葉です。

昨日は、某番組があることさえ忘れてNHKスペシャルでスプライトの映像に見入っておりました。この後で一度、ネタ的に触れたあとは黙殺します、あの番組は。根本的な部分で問題のあるバラエティだ、と前回を視聴して認識したとおり変わっていない風なのはTwitterで見かけた反応から察しておりますが、それであればまた見る理由もないし再度言及するまでもないでしょうし。それとは別に、テレビメディアとクラシック音楽の相性の悪さはどうしたものか、ということは考えてみたくもありますが。

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さて、話変わって。なんでも今日はセルゲイ・プロコフィエフのお誕生日だとか。こっちのブログではほとんど触れてきていませんが。千葉は結構なプロコフィエフ好きでございまして。旧館のほうで全力で取り組みました記録はリンク先をご参照ください、交響曲をゲルギエフとロストロポーヴィチのものを軸に聴いていった日々の記録であり、いちおうは作品についての説明にもなっているかと思います。

ではあるけれど。今、以前の初学者的視線で書かれたものを見返すといささか物足りない、何より自分にとって!(笑)何より、ロジデーストヴェンスキィ(ロジェストヴェンスキー)の録音を入れずに書いたもので完結したことにする、とかやっぱりありえない!と強く思いますので、セリョージャのお誕生日に告知します。新版、前の学習記録的要素を抜いてロジデーストヴェンスキィの録音他幾つかの音盤を参照して再構成します。前は根性でスピード勝負した感がありますので、少しは落ち着いて書く予定です。と、書くことによって破綻するスケジュールが、いまこの刹那に見えましたが(笑)。

Gennady Rozhdestvensky/Prokofiev: Complete Symphonies, Complete Piano Concertos, etc / Sergei Prokofiev, Gennady Rozhdestvensky, Ussr Radio & Tv Large SO, David Oistrakh, Victoria Postnikova [CDVE44252]


大ざっぱな話をします。二枚組×3で六枚組のディスクに交響曲七つ(第四番は改訂版 Op.112のみ)、そしてヴィクトリア・ポストニコワをソリストに迎えたピアノ協奏曲全集、さらにオイストラフ独奏のヴァイオリン協奏曲第一番、バレエ音楽「ロメオとジュリエット」第二組曲が収録されています。最後の二つは、残念ながら時代を感じさせる録音なのだけれど、世界大戦前のものでは仕方ありますまい、資料的おまけと割り切るべき、でしょう。交響曲は1960年代ですからコンドラシンのショスタコーヴィチとほぼ同時期の録音、あの全集同様にクセはあっても音楽自体はちゃんと聴き取れるものかと。またピアノ協奏曲は1980年代の収録ですのでほぼ問題なし、です。このくらいの音で、ショスタコーヴィチが録れていればよかったのに…(デジタル最初期の録音故か、怖ろしいほどにきつい音がしますね、あれ)

非常に見通しよくプロコフィエフの交響曲を聴かせるこの全集、これを好機として聴きこんでみようと思います。マーラーとは両立しない、とソレルチンスキーは若きショスタコーヴィチに告げたとか聞きますが、千葉は聴くだけだから両方好きでも問題なし、ですよ!(笑)

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でもさ、ラザレフ&日本フィルの、世界に対して胸を張っていいだけの全集が完結したらまた最新化しないといけないんだけどね(笑)。もし買えたらキタエンコの全集も参照したいし…などなど、先のことを考えるときりがないけれど、ひとまずは予告ということで。ではまた。




ラザレフ&日本フィルの演奏、全集としてリリースしなかったらもはや文化的損失ですからね、エクストンさん?とプレッシャをかけ続けないと、第二~四番あたりが日の目を見ないような不安が…

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