2017年5月7日日曜日

5/7「N響 第1856回 定期公演」放送

こんにちは。千葉です。
放送のご案内です、7日の21時からEテレでのクラシック音楽館です。

●<N響 第1856回 定期公演>

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
アコーディオン:クセニア・シドロヴァ
管弦楽:NHK交響楽団

アルヴォ・ペルト:シルエット -ギュスターヴ・エッフェルへのオマージュ
トゥール:アコーディオンと管弦楽のための「プロフェシー」
シベリウス:交響曲第二番 ニ長調 Op.43

2017年の2月といえば、NHK交響楽団が創立90年を記念した欧州ツアーを行った月です。最近朝日新聞でもその紹介が、東京交響楽団のそれと併せる形でされていましたし、なによりベルリンでの演奏会が既に放送されていますから、その充実はご存じの方も多いでしょう。そのツアーを前にしたパーヴォさんの定期がこの回から続きます(ツアー前のマーラーは特別演奏会枠だったので、ここでの放送はなし)。
この週はエストニア出身のパーヴォさんには特に身近な作曲家たちの作品を揃えたプログラムですね。SNSでの評判も非常に良かったと記憶していますので、楽しみな放送です。
演奏会は11日、NHKホールでのものです。


なお直近のパーヴォさんの仕事がこちら。「ドン・ジョヴァンニ」でオペラデビュー前に、ということでしょうかミラノ・スカラ座バレエに登場しています。

これが放送されたら黄金週間も終わりですね、とか特に感慨もなく言ってみました。ではまた、ごきげんよう。

※追記。録画したものを拝見して、しみじみと「パーヴォさんは造形が美しいなあ」と感じました。特にシベリウス、演奏前のトークでも語っていた旋律とシンコペーションの関係がこうきれいに聴こえてくれると実に気持ちがいい。シベリウスではシンコペーションの扱いがひとつの勘どころにもなりますので、これはなかなかいいなと感じた次第ですよ。あまり多くは演奏されない作品、たとえば三、四、六番あたりでいい演奏が期待できそうな気がします。あ、この演奏がどうこう、ということではないですよ(形のきれいな第二番、最近聴いたパーヴォ&N響では一番好きかもしれません、私。そして随所に見られる強い思い入れ(まさかのバーンスタイン風一本振りまで!)、名演ではないでしょうか)

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