2017年3月26日日曜日

3/26(27)「N響 in ベルリン/NHK交響楽団 創立90周年記念特別演奏会『一千人の交響曲』」放送

こんにちは。千葉です。放送予定のご案内ですよ。

●N響 in ベルリン/NHK交響楽団 創立90周年記念特別演奏会『一千人の交響曲』

以前紹介したNHK交響楽団の演奏会を、欧州ツアーの最初の公演、そして記念演奏会と続けて放送、です。両方曲目がマーラー、である以上見ないわけがないのです。いや毎回録画して視聴しておりますけれど。放送は26日 24:30~(27日 0:30~)、局はもちろんBSプレミアムです。

まず前半は「N響 in ベルリン」。2月28日から3月8日まで行われた欧州ツアーの初日、ベルリンのフィルハーモニーで行われた演奏会です(…どうせならケルンの最終公演か新しいホールのパリか、ツアーの調子も十分につかめただろうロンドンで収録しようよ、とは申しますまい)。
ジャニーヌ・ヤンセンを迎えたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第三番、そしてマーラーの交響曲第六番 イ短調、いわゆる「悲劇的」です。


こちらはツアー中に行われたパーヴォさんのインタヴュー。

そして後半はNHK交響楽団の創立90周年記念特別演奏会「一千人の交響曲」として、2016年9月8日にNHKホールで開催されたコンサート(これは公演タイトルなので削りません←なんの注釈なのか)。
マーラーの交響曲第八番 変ホ長調は、第一部が賛美歌「来たれ、創造主なる精霊よ」による音響の大伽藍、そして第二部をゲーテ畢生の大作「ファウスト」第二部の終結部の音楽化と、編成のみならず構想も巨大なマーラーの代表作(なんですよ!!!)。


2013年のhr交響楽団の演奏は配信されてます。マーラー大好きパーヴォさんでありますなあ(笑)。

ご存じの方はご存知のとおり、バンダの金管に大小オルガン、ピアノに大人数の打楽器が活躍するこの作品は本当に演奏に際しては大人数の参加が求められます(それ故に、初演の際の興行主が「いける!」と思ってつけたキャッチコピーが「千人」、です。副題ではありませんのでご注意ください←マーラー火盗改メの下っ端の見解)。

ではメンバー紹介行ってみよう!(おい)ソプラノ、エリン・ウォール、アンジェラ・ミード、クラウディア・ボイル!アルト、カタリーナ・ダライマン、アンネリー・ペーボ!テノール、ミヒャエル・シャーデ!バリトン、今度は「ドン・ジョヴァンニ」だよミヒャエル・ナジ!バスはアイン・アンガー!(パチパチパチ)。そして合唱は新国立劇場合唱団、栗友会合唱団NHK東京児童合唱団。もちろん管弦楽はNHK交響楽団、そして指揮パーヴォ・ヤルヴィだ!いえい!(いい加減にしろ)

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CDがリリースされた状態での欧州ツアーは、厳しい評もありながら基本的に好評裏に終了したように見受けられます。パーヴォさんを迎えたことの意味はこれだけでもあったように思えますが(大げさではなく)、2021年までの長い契約の中でこの日視聴できる演奏以上の成果も挙げられていくことでしょう。まずは現時点での最良の仕事として、この日の放送は要チェックであります。

ということでご案内はここまで。ではまた、ごきげんよう。


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