2017年3月31日金曜日

フィルハーモニア管弦楽団の首席客演指揮者にフルシャ、ロウヴァリ

こんにちは。千葉です。
オーケストラの人事ニュースです。

●THE PHILHARMONIA ANNOUNCES TWO PRINCIPAL GUEST CONDUCTORS: JAKUB HRŮŠA AND SANTTU-MATIAS ROUVALI

5月に来日公演を行うフィルハーモニア管弦楽団の話ですし、就任が決まった指揮者ふたりと日本のオーケストラはご縁がありますから、ということでご紹介。2010年にサー・チャールズ・マッケラスが亡くなって以来空位となっていた首席客演指揮者ポストに、若い二人の指揮者を選びました、というニュースです。

一人はヤクブ・フルシャ、ええ、東京都交響楽団の首席客演指揮者を今シーズンまで務めるまさにその彼です。



そしてもうひとりはサントゥ・マティアス・ロウヴァリ、2014年に東京交響楽団に客演し、今年は5月にフィンランド・タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団を率いて来日します。2017-18シーズンからはイェーテボリ交響楽団の首席指揮者にもなる、という。



すでにインタヴューがある辺り、手回しの良さは流石だな、なんて本筋と関係ないことを少し考えてしまいます(笑)。さらに「これでサロネンは作曲ができると思っているのだろうなあ」なんて意地の悪いことを思わなくもないのですが(いい加減にしろ)、ニュートラルなオーケストラを、まだ30代のこの二人がどんな色に染めるのかは、なかなか興味深いところです。

でもその前にサロネンさん、お願いしますよ…



と、もうちょっとサロネンの活躍を期待したい気持ちのあるファン心理を率直に申し上げたところでこの記事はおしまい。

ではまた、ごきげんよう。

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