2017年3月26日日曜日

「題名のない音楽会」司会の五嶋龍が卒業、新司会者は石丸幹二

こんにちは。千葉です。ニュースです。

●「題名のない音楽会」司会の五嶋龍が卒業、新司会者は石丸幹二(Webザ・テレビジョン)

昨日の番組公開収録から一斉にメディアでの報道が始まったこちらの司会者人事は、実はまだ番組の公式サイトには載っていませんし、Twitterでも告知をしていません。基本的に番組でのお知らせで対応する、ということなのでしょう。

現役バリバリのヴァイオリニストとしての活動と、毎週放送されるテレビ番組の司会を両立するのは大丈夫かな、という懸念は誰しもなくはなかったでしょう。彼の場合は日本を拠点としていないわけですから、アメリカとの往還にかかる時間がかかってしまうわけですから。
それでも見聞を広める機会としてこの司会をされていたのだろうと思いますし、演奏家同士のつっこんだお話には興味深いものも多かったように思います(トップレヴェルで活躍されている皆さまが、他の演奏家をよく聴いている事実だけでも、昔吹奏楽をしていた頃の”練習しない勢”に聞かせてやりたかった)。
前任者は吹奏楽出身で最近まで日本を拠点にしていたからできたこと、たとえば吹奏楽やゲーム音楽などの紹介については後退した面があったかも知れません。今回の人選はそのあたりを補うものとして考えられたのかな、と愚考します。クラシック音楽についての石丸幹二さんの素養のほどは存じ上げないのですが、自身楽器の演奏もされるミュージカル俳優というキャリアから考えれば五嶋龍さんとは違う方向でこの番組を作られることになるのでしょう。推測ばっかりですね、正式発表がないから当然ですけど(笑)。

個人的に派ですね、つい先日2500回記念シリーズの公開収録にお邪魔した(もちろん客として、ですよ)ばかりなのでちょっと驚かされるニュースでした。その番組の話はまた別途、ということで。

以上簡単なお知らせでした。ではまた、ごきげんよう。

※追記。3月26日地上波放送分が、五嶋龍司会による最終回です。この番組とは縁の深い東京交響楽団が最後の共演団体として登場します。
※もう一つ追記。4月2日地上波放送分が、石丸幹二司会による初回となります。共演は東京フィルハーモニー交響楽団です。音楽学の先生も出演されるようですから、石丸さんも知識を得る側として構成されるのでしょうか、まずは初回「劇場支配人の音楽会」を拝見するといたしましょう。

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