2016年12月9日金曜日

書きました:歌唱,ドラマ,ダンス,映像・・・川端康成の小説を多面的に再構築———オペラ《眠れる美女》

こんにちは。千葉です。

この週末は先にご案内した「コジ・ファン・トゥッテ」の他にも、新国立劇場の「セビリアの理髪師」、NHK交響楽団の「カルメン」など多くの注目オペラ公演があります。それらに並んで上演されるこちらの舞台はひときわ新しく、独特な公演なのです。

●歌唱,ドラマ,ダンス,映像・・・川端康成の小説を多面的に再構築———オペラ《眠れる美女》

なにぶん、2009年の作品ですからね、こちらは。年代的に新しいのは当たり前としても、作品自体が「何をもってオペラとするのか」という問いをも内包した挑発的な作品ですから、もしかするとこれをオペラだと認識されない方も多いかもしれません。どういう演目であるかは記事中で紹介したので繰返しませんが(ぜひリンク先の記事でご覧ください)、川端の小説に拠りながらまったく違う感懐を抱かせる、刺激的な舞台となることは保証します。

もしかすると、「中劇場」くらいの会場でロングランができて、何回か違う部分に着目しながら楽しめればもっと…という演目かもしれないのですけれど、今回は大ホールで10日(土)、11日(日)の二公演のみです。こうした試みを含み持つ舞台がこれからも上演されますように。

公演について詳しくはこちらでどうぞ>オペラ「眠れる美女」特設サイト

以上簡単ですが紹介でした。ではまた。

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