こんにちは。千葉です。
またしても訃報です。「世界の何処かで誰かは何時でも亡くなっているだろう」とかいう一般化もできなくはないのですが、大事な存在にそのような言い方ができるほど冷笑ごっこをやれるほど若くないんです、私。
●指揮者ルドルフ・ビーブル、87歳で死去(オーストリア放送協会)
最後の公演は今年の元旦、「こうもり」の指揮だったとのこと。合掌。
なお、この媒体をソース元として選んだのは昨年の来日公演で記者会見、公演の双方で存在感を示していたロベルト・マイヤー総裁からのコメントがあったからです。半世紀に渡って同じカンパニーで活躍を続けるということの重さ、私には想像すらできません。最後の最後の来日公演で、本公演ではないけれど聴くことができた「チャルダーシュの女王」の、楽しむことでくつろげる舞台公演という、予想もできなかったものが体験できたのはありがたいことでした。エンタテインメントとして洗練された「チャルダーシュの女王」が柔らかく耳に届いたあの日のことを思い出しつつ、いま一度合掌。
以上お知らせでした。ではまた、ごきげんよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿