2017年1月26日木曜日

菅野祐悟の交響曲第一番CD化

こんにちは。千葉です。

今日は新譜のご案内を。変わり種として扱われますか、それとも…という興味が私にもあります。

●菅野祐悟 交響曲第一番 ~The Border~

2016年4月29日に初演された菅野祐悟の交響曲第一番、初演のライヴがCDとしてリリースされます。演奏は作曲を勧めた藤岡幸夫の指揮、関西フィルハーモニー管弦楽団、2016年4月29日の初演を収録したものです。

数多くのドラマや映画、そしてアニメなどのサウンドトラックで活躍してきた菅野祐悟は、近年藤原功次郎(日本フィルハーモニー交響楽団 首席トロンボーン奏者)への作品提供なども行っており、クラシック音楽寄りの仕事も目立ってきたところでした。そこに登場したこの交響曲は、テレビ番組「エンター・ザ・ミュージック」で少し聴いた感じだと大河ドラマ「軍師官兵衛」で聴かれた作品が近いのかな、なんて思ったり。放送当時は「時代劇が制約になってるかな…」と思わなくもなかったけれど、その経験はこうして生きているのだと感じた次第。もちろん、作品の評価は全曲ちゃんと聴いてみないとできませんので、あくまで第一印象ということで。



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個人的には彼の名を認識したのはアニメですね(ドラマはあまり見ないから)。「鉄腕バーディー DECODE」(2008)のテーマがすっごく気に入ったんですよ、それで名前を確認した(余談ですが、「マン・オブ・スティール」にも影響を与えた「鉄腕バーディー DECODE」、まだまだ続けられると思うんですけど三期はまだですか?←おい)。

スタッフの名前を覚えてマニアっぽくなる必要は別にないと思いますが、こうして違った形で出会えたりするので楽しいものですよ>スタッフ確認。先日記者会見の模様をお伝えした「おんな城主 直虎」の菅野よう子はもしかすると「ラーゼフォン」のオープニング(2001)かな、それとも「カウボーイビバップ」(1998)かな…

昨年12月には「くるり」の岸田繁も交響曲第一番を発表し、それもCD化される(CINRA.NET)とのことですから、もしかすると「畑違いと思われてきた作曲家たちがクラシック作品(広義)を発表する」というのがひとつの流れになるのかもしれません。そうした流れに対して「クラシックとはー、本来ー、」とか頭ごなしに言ったりしませんので(笑)、多くの皆さまがオーケストラに興味を持たれるきっかけとなりましたら喜ばしく思いますですよ。ちなみに岸田繁のTwitterはリンク先で、委嘱・初演は京都市交響楽団、指揮は広上淳一でした。

以上新譜のお知らせでした。ではまた、ごきげんよう。


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